共感で繋がるSNS
わかば

わかば

愛のある無礼者 27歳
わかば

わかば

可能ならAmazonプライムにてルカ・グァダニーノ新作をぜひ購入して観て下さいませ。
GRAVITY
GRAVITY57
わかば

わかば

宇野維正がいつも通り過ぎて安心😀
GRAVITY
GRAVITY36
わかば

わかば

1. THIS IS A LOW
2. POPSCENE
3. BEETLEBUM
4. NO DISTANCE LEFT TO RUN
5. END OF A CENTURY
6. SONG 2
7. FOR TOMORROW
8. COFFEE & TV
9. MR. ROBINSON'S QUANGO
10. GIRLS AND BOYS
GRAVITY
GRAVITY133
わかば

わかば

GRAVITY

Others

Eyeless In Gaza

GRAVITY
GRAVITY138
わかば

わかば

GRAVITY

BirdFlu

M.I.A.

GRAVITY4
GRAVITY74
わかば

わかば

GRAVITY

Little One

エリオット・スミス

GRAVITY
GRAVITY45
わかば

わかば

GRAVITY

The Killing Moon

エコー&ザ・バニーメン

GRAVITY
GRAVITY24
わかば

わかば

GRAVITY

A Forest

ザ・キュアー

GRAVITY
GRAVITY12
わかば

わかば

GRAVITY

toxic till the end

ROSÉ

GRAVITY
GRAVITY12
わかば

わかば

J・ガイルズ・バンドの後に改めてJBを聴くと、やっぱ本家は凄い!という気分になってしまいます。
演奏上手いし、洗練されてるし、クール。
因みに当時の日本でのJ・ガイルズ・バンドの枕詞は「アメリカのストーンズ」という少々失礼なものだったそうですが、まあ実際当たっているところもあり。
J・ガイルズ・バンドの70年代半ばのレコードは、主にイーグルスの仕事で知られてるビル・シムジクが録っているんですが、ドラムの録り方とかがかなり謎な上に、演奏下手なんですよね。
ただ、間違いなくあの演奏が大好きでした。
GRAVITY

Stagger Lee

James Brown & The Famous Flames

GRAVITY
GRAVITY12
わかば

わかば

60年代半ば、ここ日本だとウォーカー・ブラザーズはビートルズよりも人気があったそうなので、バート・バカラックとハル・デイヴィッドという最強の布陣で作られた、この1965年の大ヒット曲は、おそらくFMラジオから流れてきていて記憶の片隅にはいたっぽいんですが、ジュリアン・コープ経由でスコット・ウォーカーのソロ作を探っていった後にようやくウォーカー・ブラザーズに辿り着き「あ、この曲は聴いたことがある!」となった具合。
いま聴いても「素晴らしい」の一言。
GRAVITY

涙でさようなら

ウォーカー・ブラザーズ

GRAVITY
GRAVITY14
わかば

わかば

何度聴いても血が騒ぎだすなあ。
このレコードはBloodshotの次の、1974年の作品なんですが、あまりのジャケットのアートワークのわけわからなさに手が出ず、J・ガイルズ・バンドに夢中になってからも随分先になって、ストリーミングが日本にローンチされてからようやく聴いたレコードでした。
でも、このオープナーが好きすぎてこればっか聴いてた気がします。
GRAVITY

Detroit Breakdown

J.ガイルズ・バンド

GRAVITY
GRAVITY13
わかば

わかば

この曲の4拍裏から入るフィルのクールさといったら。
永遠のフェイバリットドラマー、トッパー。
GRAVITY

Lost in the Supermarket (Remastered)

ザ・クラッシュ

GRAVITY
GRAVITY14
わかば

わかば

BLACKPINKの新曲「Jump」最高すぎる。
L.A. Styleの「James Brown is dead」がメガヒットした90年代初頭を思わせるピュアテクノ。
bpm145とか最高。
しかも前半のトゥワンギーなギターといい口笛といい、意図的なエンニオ・モリコーネ感とハードコアの出会い。
中盤のドラムブレイクで一瞬だけジャージークラブ的なキックになったり、最後の最後でテクノ的なごついキックになったりとかなり緻密に作られています。
Geniusのプロデューサー表記にはディプロとあるんですが、だとしたらまたディプロが新たな時代を切り拓いたのかも。
GRAVITY

JUMP

BLACKPINK

GRAVITY
GRAVITY11
わかば

わかば

Beck全ディスコグラフィの中でもやっぱりこの曲はトップ3に入ります。
バンドもこの時が一番好きかも。
ドラマーは今オアシスのツアーで叩いているジョーイ・ワロンカー。(ワーナー・ブラザーズ全盛期の社長だったレニー・ワロンカーの息子)
ベーシストは、ここ数年、プロデューサーとしてパラモアやウルフ・アリスのレコードを作ったジャスティン・メルダス-ジョンソン。
GRAVITY

Where It's At

ベック

GRAVITY
GRAVITY13
わかば

わかば

すっかり入れ替わりがなく、いまだ2023年と2024年の曲の亡霊が占めているUSビルボードチャートの傾向は北米だけではなくグローバル全体のトレンドだという記事。
全米ビルボードホット100のトップはずっと何週もK-ドット★SZAの「ルーサー」が居座っていたわけですが、 今度はずっと全英チャートを独占。
しばらくはUKでも、そもそもTik TokとInstagram リールで名を馳せていたアレックス・ウォーレンの「オーディナリー」がチャートの1位に何週も居座ることになりそうです。
GRAVITY
GRAVITY61
わかば

わかば

我らがThe Bearの主役カーミーを演じたジェレミー・ホワイト・アレンが、82年の重要作「ネブラスカ」を作っている時のブルース・スプリングスティーンを演じる「孤独のハイウェイ」がここ日本でも11月に公開が決まったわけですが、スプリングスティーンへの最適な入り口は、21世紀になってから発見された、彼が初めてUKの地を踏み締めた際のこの1975年のライブ盤。
この曲はゲイリーUSボンドのカバーですが困ったことに、この時の彼らの演奏は彼自身のヒーローであるUSボンドのオリジナルを超えてしまっています。
この、ロックンロールの理想とも言える最高の演奏。
この1975年において彼こそがロックンロールの未来だったのだと思います。
GRAVITY

Quarter to Three (Live at the Hammersmith Odeon, London, UK - November 1975)

ブルース・スプリングスティーン

GRAVITY
GRAVITY11
わかば

わかば

ぜったい観たい
GRAVITY
GRAVITY11
わかば

わかば

ヘイリー・スタインフェルドはごく普通に白人的なルックではありますが、実は彼女のお爺さんはフィリピン人とアフロアメリカンのダブル。
つまり、彼女は8分の1はアフロアメリカン。

1930年代のアメリカ南部を舞台にした「異人たち/Sinners」にはサミーという名前のブルーズを歌う少年が出てくるんですが、それから50年以上経ったポストクレジットシーンにはその少年が成長し、老人になって登場します。
その1990年代初頭の老いたブルーズマンを演じているのが、この曲を歌っているバディ・ガイです。
彼はシカゴブルーズを代表する不世出のギタリスト/シンガーなんですが、ごく一般的にシカゴ・ブルーズの象徴的存在として語られる B・B・キングとかよりも遥かに生々しいブルーズを聴かせてくれる存在。
これについても知っておくと、より楽しめることと思います。
GRAVITY

Travelin'

BUDDY GUY

GRAVITY
GRAVITY29
わかば

わかば

イランではなくイスラエル支持でG7一致ですか。
GRAVITY

シティ・オブ・ブラインディング・ライツ

U2

GRAVITY
GRAVITY33
わかば

わかば

甘いメロディもドリーミーなアレンジも自己批判的なリリックもマイルスのトランペットソロもすべてが大好き。
GRAVITY

Oh Patti (Don't Feel Sorry For Loverboy)

スクリッティ・ポリッティ

GRAVITY
GRAVITY16
わかば

わかば

谷川俊太郎訳の「ピーナッツ」でアメリカの学校は学年が終わると夏休みになることを知って、この「SCHOOL IS OUT!」という感覚が羨ましいと思いつつ、サマーキャンプの存在がどうにもよくわからず、ただ、それが多くのナード系の子供にとっては地獄だということも「ピーナッツ」を通して知りました。
ブルース・スプリングスティーンのヒーローのひとりで永遠の大名曲「Quarter to Three」を生み出したゲイリー・U.S.ボンドにも「School Is Out」という曲があります。

でも、学期が終わると夏休みというのは羨ましい。
日本みたいに学期が終わると春休みじゃリチャード・リンクレーターの「DAZED AND CONFUSED」や「Everybody Wants Some!」みたいな青春ものの傑作は生まれなかったわけなので。
GRAVITY

School Is Out

Gary U.S. Bonds

GRAVITY
GRAVITY52
わかば

わかば

「ドゥルッティ・コラムのヴィニ・ライリーこそ世界一のギタリスト」と言ったジョン・フルシアンテに同意。
アルバムを聴いても、どう弾いてるのかさっぱりわからなかったので、80年代半ばの彼らのライブ映像でのヴィニの右手と左手をガン見して「右手の親指はずっとE弦を叩いてベース音を出してたのか!」と大興奮。

この曲を聴いて、ギターを2本重ねてるんだと思っていたのに、ライブでは彼一人でこの音をすべて鳴らしていて驚嘆。
GRAVITY

Jacqueline

ドゥルッティ・コラム

GRAVITY
GRAVITY17
わかば

わかば

ザ・クラッシュの「ロンドン・コーリング」、全曲通してトッパー・ヒードンのドラムが神業すぎ。
この「Rudie Can't Fail」のヴァース頭に入るフィルインとかずっとスネアのリムでリズム取ってて、そこに裏で入るスネアとかとにかく凄すぎ。
この曲の基本的なリズムってニューオリンズR&Bだったりボ・ディドリーなんですが、よく似たビートを持った曲の中でもこの曲のドラムが世界一。
結局、「ロンドン・コーリング」の良さってトッパー・ヒードンあってのものだった。
GRAVITY

Rudie Can't Fail (Remastered)

ザ・クラッシュ

GRAVITY2
GRAVITY13
わかば

わかば

右後ろで歌っているのはJ.ガイルズ・バンドのボーカリスト、ピーター・ウルフ、79歳。
歌っているのは84年の1stソロアルバム「ライツ・アウト」のタイトルトラック。
70年代から活動している作家というのは、80年代になってすべてがデジタルサウンドになることで時代への適応に四苦八苦することになるのですが、これは見事にそれを乗り越えた大名曲。
ただ、ストリーミングにはアップされていません。
80年代初頭の音は誰もがとりあえずリンドラムやイミュレータープロフェット、もしくはその簡易版のヤマハのDX-7を鳴らさないと、という強迫観念にさらされた時代なので、今聴くとどれも野暮ったく聞こえます。
ここ最近のアニメでもいろんな都合でCGI使ってたりするとしらけるように、新しい技術に振り回されるという意味ではよく似ています。
例えば、スプリングスティーン84年のアルバム 「ボーン・イン・ザ・USA」のデジタルサウンドは超絶ダサいんですがこの曲は大好き。
間奏のパーカッションなんて、当時ラップと並ぶ流行のサウンドだったワシントン・ゴーゴーのビート。

とにかくピーター・ウルフは最高のボーカリスト。
GRAVITY
GRAVITY20
わかば

わかば

こちらはディランの代表曲のひとつ「Don't Think Twice, It's All Right」のアレンジの1つですが、この曲やディランの大半の曲のように、AABA形式のAパートの最後に、パンチラインでもあるタイトルが配置されていると、どんなに極端なアレンジがされていてもその曲だと判別出来る利点。
GRAVITY

Don't Think Twice, It's All Right (Live at Nippon Budokan Hall, Tokyo, Japan - February/March 1978)

ボブ・ディラン

GRAVITY
GRAVITY14
わかば

わかば

シーズン2も佳境
GRAVITY
GRAVITY30
わかば

わかば

J・ガイルズ・バンドの1972年にリリースしたライブ盤、どの曲の演奏もとにかく最高なんだけどアルバム最後のボビー・ウーマックが在籍していたザ・ヴァレンティノス1962年のヒット「Locking for a Love」を二倍速でアレンジしたこの演奏にすっかりやられました。
GRAVITY

Looking for a Love (Live)

J.ガイルズ・バンド

GRAVITY
GRAVITY13
わかば

わかば

(⁠☆⁠▽⁠☆⁠)
GRAVITY
GRAVITY38
わかば

わかば

PinkPantheressの2ndミックステープの冒頭曲、彼女がTik Tokに投稿した時からあれ、これ何だっけ?とずっと思い出せずにいたんですが、アンダーワールドの「Dark & Long」の大ネタ使いでした。
この二曲目の「Let it all go」というコーラスも、この開き気味のハットの感じも、これなんだっけ…と思ってたらベースメント・ジャックスの「ロメオ」というこれまた大ネタでした。
GRAVITY

Girl Like Me

PinkPantheress

GRAVITY
GRAVITY15
わかば

わかば

この春のUKからのニューリリースの中では取り敢えずこの曲をベストトラック認定。
ウィンドミル周りのサウスロンドンのバンドシーンに注目が当たるようになってから、もはや10年も経ってしまいました。
これからのUKからは、この連中のようなよりストレートなサウンドを持ったバンドが山ほど出てくるような気がします。
オアシス再結成とか一番どうでもいいのでこの辺りの動きを楽しみにしてます。
GRAVITY

More More More

The Molotovs

GRAVITY
GRAVITY55
わかば

わかば

市井の人々の、長年の対立軸の代表的なひとつにトキシックな、イリーガルな過失、罪を犯した第三者に対して「許す・許さない」という態度の違いがあります。
「絶対に許さない!」という言葉や感情が込み上げることはどんな方にも暮らしのなかで何度もありますよね。
偉大なる漫画家、吉田秋生の代表作「BANANA FISH」のアニメ(MAPPA制作)を観ていて、その中で我らが主人公アッシュも何度もこの言葉を口にしていました。
ただ、その感情の発露がその後、彼に何を及ぼしたか。
MCU「DAREDEVIL: BORN AGAIN」シーズン1において主人公マット・マードックがその感情の発露によって、その後、どれだけ苦しむことになったのか。
(坂口尚の漫画「石の花」もそう)
で、許す・許さないという二つの感情のなかで揺れ動く物語を紡いでいる漫画というと、おそらく自分が今もっとも面白いと思っているこの作品。
モンゴル帝国がさまざまな国家・民族を征服していった13世紀に、奴隷になったペルシアの女性の物語。
我々人類の歴史においてある国家・民族が他の国家・民族を征服し、その過程で、市民の命や尊厳を蹂躙するという行為は今も続いています。
この行為は許す・許さない以前に止めなければ、阻止しなければならない。
ただ実際のところ、歴史上の人類はそれにほぼ成功したことがない。
戦争や侵略はなくならない。
では、戦争や侵略によって不可避に引き起こされた「許さない」という感情はどこへ行くのか?
この作品はそれが主題だといえます。
まだ連載中なのでずっとわくわくしながら読んでます。
GRAVITY
GRAVITY35
わかば

わかば

焦っても仕方ないのでCoachellaのストリーミングを観るなど。
チャーリーXCX、最高でした。映像とゲストにのみ特化したとても経済効率の高い演出が、むしろサウンドとパフォーマンスを際立てておりました。
レディ・ガガ、とにかく壮大で豪華な演出、緻密な美術とスタイリング/衣装。新作「メイヘム」の中にこれまでのベスト・ヒットを的確に挟み込んだ選曲、4つのチャプターに分かれた緻密に構成されたストーリーテリングと主題、とまあ、見事ではあるんですが、お腹いっぱい。
グリーン・デイもやはりいい意味で経済効率の高いシンプルな演出。クイーン、ラモーンズ、ブラック・サバスといったポップの歴史の力を借りながら、1曲ごとに観客とのコール&レスポンスを的確に配置するところに、明確な意志を感じます。
この後、トラヴィス・スコットを観る予定ですが今のところ、なるほど、時代は大きく変わったなあという感想。
GRAVITY

Apple

チャーリーxcx

GRAVITY
GRAVITY36
わかば

わかば

今日も今日とて、記号ではなく、記号のイメージのみが流通してますね。
GRAVITY
GRAVITY26
わかば

わかば

リリースが予告されているPP2枚目のミックステープ「Fancy That*」からの1stカットはbmp140のリニアビート!
彼女の1stアルバムはアンダーグラウンドの実験的なプロデューサーとメインストリームのポップスターという、二つのアイデンティティのバランスを少しばかり気にしすぎていたきらいがあるので、ミックステープ扱いの次作はとても楽しみなのです。
GRAVITY

Tonight

PinkPantheress

GRAVITY
GRAVITY23
わかば

わかば

アメリカで関税法が成立したのが世界大恐慌直後の1930年のことなので、きのう5時のトランプ政権の相互関税に関する発表は、約100年ぶりの歴史の大きな転換点になるやも、ですね。
GRAVITY

ブライター・レイター

ニック・ドレイク

GRAVITY1
GRAVITY34
わかば

わかば

冷戦時代ならアメリカ/民主主義陣営とソ連/共産主義陣営、その後のグローバリゼーションの時代なら、アメリカと中国という2つの対立によってよくも悪くも均衡が保たれていた社会は、2020年代に入ってからの多極化する情勢のなかで、第二次トランプ政権になってからの変化を見るにつけ、どんなにリスクを犯してでもひたすら肥大化しようとする中国/ロシアと、経済的効率を重視することで自らの経済圏をブロック化しようとするアメリカという三者による、不安定な均衡に左右されることになるんだなーとわかっちゃいたけど、やはり滅入らされる昨今、完全にHBO「サクセッション」の嘘みたいな展開が現実になったんだと感じます。
GRAVITY
GRAVITY79
わかば

わかば

人というのは本当にいろんなことをすっかり忘れてしまうのだ、ということ、そして、ある時期に夢中になったたった一曲のポップソングを聴くことがきっかけですっかり忘れていたことを鮮明に思い出すものなのだ、ということ。
自分がボブ・ディランにすっかり夢中になるのは、91年にリリースされたCD3枚組「The Bootleg Series Volume 1~3」に収録されていたこの「Mama, You Been On My Mind」という曲にすっかり取り憑かれてしまったから、だったのでした。
おそらく今、皆さんが聴いてもらったとしてもえ?この曲そんな魅力ある?という感じかもしれません。
ただ、とにかくこの曲のクリシェを使ったコード進行と、おそらくまだ固まっていなかったせいで、4の拍に時折3や2が混在する実に適当なトニックの動きと、どうにも所在なげな歌、そして、去っていった女性のことをまだ思い続けているということだけを歌い続けるリリックーーそのすべてに取り憑かれ、50数曲収録された3枚組CDからたった一曲、このヨレヨレのデモだけを聴き続けたのでした。
ディラン自身はこの曲のスタジオ録音を残しておらずデモが2つあるだけ。
あとは曲を書いた直後、1964年にジョーン・バエズとデュエットで歌ったライブテイクがひとつ、ローリング・サンダー・レビュー期にやはりジョーン・バエズとのデュエットをもうひとつのライブテイクとして残しているだけです。
64年のライブテイクは最高です。まだ小節数、拍の数も曖昧な状態なのに、その適当なディランに無理やり着いていきながらむしろ彼の歌を圧倒するジョーン・バエズ、すごい。
カバーもどれも個性的です。ジェフ・バックリーとジョージ・ハリスン、それとリンダ・ロンシュタットがお気に入りです。
面白いのは、どの作家も全員がディランのデモとはコード進行や拍の数を変えて演奏していること。わかる、整理したくなる気持ちは。でも、へろへろでよれよれのディランのデモが一番のお気に入りなのです。
GRAVITY

Mama, You Been on My Mind (Studio Outtake, 1964)

ボブ・ディラン

GRAVITY
GRAVITY61
わかば

わかば

「ピーナッツ」1969年12月のストリップ。
せっかくパーティに参加したというのに、誰も言葉を交わさない奇妙な集まりにげんなりするスヌーピー、でも、それは子供たちが作った雪だるまにすぎなかった、というお話。
佐野元春を引用するなら「奇妙なフェスタに招待されてる孤独なペリカン」ということになります。
特定のコミュニティにおける疎外感、あるいは言葉の通じなさ、という誰もが経験したことのある奇妙な感覚を、シュルツはこんな風に描きます。
GRAVITY1
GRAVITY151
わかば

わかば

数日前、XのトレンドにキッドAだのレディオヘッドだのが入ってて、やめときゃいいのにちらっと覗いてみたら、その大半が時代に取り残された、アホな言説ばかり。
今、20年以上も前のKID Aについて語るなら、最適な比較対象として、The Smile今年2枚目のアルバム「CUTOUTS」があるのに。
トム・ヨークの動向に関心がある方にとっては、彼が関わったすべての作品の中で、今、この「CUTOUTS」がもっともしっくり来る作品だといえます。
SNS開くとまじDon't get me startedな気分。
こうしたうんざりした気分を表現するには、この曲みたいに複雑なリズム・アンサンブルを持っていたり、和声的にも曖昧だったり、ネガとポジを行き来したりしないと最悪なものになってしまうと思うんですが、そういう意味からすると、この曲は本当に見事。

And your force means nothing
GRAVITY

Don't Get Me Started

The Smile

GRAVITY
GRAVITY56
わかば

わかば

世間の多くの人々が第三者の政治的なスタンスをして正しい/間違っているとごく気軽にジャッジする時代になって久しいですが、第三者の政治的なスタンスもまた、彼ら自身の宗教観と同じく、誰かがジャッジすべきものではない。
人には政治的なスタンスや社会的な属性以外にも、それぞれを定義/規定している要素がいくつも存在し、私たちはその、要約することの出来ない、複雑さをそのまま受け取り、その捉えどころのなさに向き合うべきだと考えます。
だからこそ、この政治の時代にロバート・スミスのような人が存在してくれて、本当に良かった。
この40年間、彼はすべての政治性の外側に立脚してきた存在。
社会はそうした存在もまた、必要としていると感じます。
てか、ポップ音楽史において、誰も書けなかった素晴らしいラブソングをいくつも残してきた作家こそザ・キュアーなんです。
GRAVITY

Why Can't I Be You?

The Cure

GRAVITY
GRAVITY79