熊野
んー。
音楽
映画
カラオケ
読書
歌うこと
ゲーム
アニメ
マンガ
犬
熊野

熊野
熊野
熊野
熊野
掌で転がされる時代も遠くない
熊野
熊野
素つかってないぜ
ちなみに味は風邪の時でも食えるくらいあっさりしてた

熊野
熊野
熊野
熊野
熊野
熊野
熊野

熊野
熊野
俺すげーやつと友達だったみたい。
熊野
楽しみですね
熊野
めちゃくちゃ苦しいけど、めちゃくちゃ楽しい。
成長中です

熊野
熊野

熊野
熊野
熊野
短編の予定だけど完結は7年後とかになるかもしれん。
熊野
熊野
季節は夏に差しかかり長かった袖も短く、滴る汗も多くなってきた。今日は朝から雨が降っており下校の時間になってもその勢いは今朝と同じような状態だった。
二つ横に並んだ傘が校舎から出てくる。片方の黄色の傘は意味もなく上下に揺れており足取りも軽い。度々右回りに後ろを見ては「早く早く!」ともうひとつの黒色の傘を急かしている。「待ってくださいよ!」と置いてかれないように早歩きだ。
雨足が強くなっていく。しばらく進むと公園の前で後を追っていた傘が止まる。それに引っかかる様に黄色の傘も止まった。
「なになに?どうしたの!早く行こうよ!」と首を傾げながら後ろの後輩に声かける。
後ろの後輩の男子は深呼吸して、真っ直ぐと先輩を見つめる。グッと拳を握り「先輩!変なお願いをします!」と普段なら出さない大きな声でハッキリと先輩に問いかける。
「僕と!今!踊ってくれませんか!」
先輩と呼ばれた長い黒髪の女の子はキョトンとただ後輩を見て言われた言葉を脳で処理していた。一方の後輩もただ固く閉じた拳がわなわなと震えだし顔も真っ赤になっている。
暫くの沈黙の後、あはは!と女の子は笑い出す。今度は逆にキョトンと後輩が見る、「……でお返事は……?」とようやく出た言葉はとてもか細く雨で掻き消えそうな程である。
「いいわよ!でも、そこまで言うならエスコートしてくれるんでしょ?」と傘を畳み白い手を差し出す。髪がしっとりと水分を含み頬に滴る。それを聞き何故か泣きそうになってしまう。それでも堪える。目を閉じ目の前の女性にしっかりと目を合わせる。二人が見つめ合う。
その手をしっかりと取った。まるで大切なものを受け取るように、引き、導くように。片方は腰に手を添え片方は肩に手を乗せ。それぞれの手をしっかりと握る。動き出し、思うように回る、今回が初めての舞踏とは思えぬほど二人の歩調、ターン、息遣いがピッタリと噛み合っていく。まるでピアノが聞こえてきそうな、まるでシャンデリアで輝いた空間のような、雨でさえも彼らを演出するように。二人は言わずとも笑顔になっていく。
僅かな時間の舞踏ではあったが二人の動きが静かに止まった。
「…ふふふ、あはは!楽しかった!いつの間に練習したの?ビックリしちゃったよ!」
「…実はこっそり練習してたんです。見よう見まねで鏡見ながら。」頬をかきながら先程まで見れていた顔も見れずそう言う。
「久しぶりに踊ったな…。でも雨の中だったけど。」
「それは…すみません。でも…。」
「いいの!」と割り込む。後輩はようやく先輩の顔を見る。その様子は怒ってはいなかった。寧ろココ最近で一番の笑顔であった。
「また踊ろ!出来れば雨の日に!」その笑顔を見て言葉を聞いた時、後輩の頬に少し多く雨が滴る。同じく一番の笑顔で「はい、今度もまた踊りましょう。」
お互いに何か温かい何かが宿る。この気持ちにはきっと名前が無い。これからつくものなのだと思う。
「よし!このまま走っていこ!」と既に走り出した。
「えっ!ちょっと先輩待ってくださいよ!」とそれをすぐに追いかける。
卒業はもう間近だ。
熊野
熊野
文章をダイエットさせてきます
熊野
熊野
ありがとうございます。
熊野
眠れない夜のお供にどうぞ。
夢の中にでてきた。
少しの街灯で照らされた夜道から換気扇とゴミ箱とが雑多に入り交じる路地裏に入った。辺りは蝉の鳴き声が少しだけ聞こえている。路地裏とはいえこちらも明かりが灯っており歩くのには充分だった。少し歩いて私はある店に入った。消えかかったネオン看板が掛かった古臭い店でもう何十年もここに建っていたことが見てわかった、中は狭いコンビニのような内装だった。色んなものがジャングルのように陳列され手書きのポップと色落ちしたポスターが貼られていた、まるで遺跡だ。私はアイスケースに辿り着いた。私は一つチョコのアイスを取り出した。木の棒に刺さった箱状のアイスだ、さっさと買って店の前で食べてしまいたい。そう思いそのアイスを持ってレジに向かおうとしたその時、あの子が目の前にいた。ラフな格好をしていた、ねずみ色の短パンと明るい色のシャツを着ていたと思う。あの時と同じの髪の長さ、顔、姿だった。二度と会えないと思っていた。二度とお話出来ないと思っていた。アイスケースを挟むように私は思わず声をかけた、
「久しぶり。」私は少し掠れた声でそう言う。様子を伺うと
「うん、久しぶり。」
彼女はこちらに見向きもせずそう言い放った。その声は少し機械的で受けた言葉に自動で返すようなそんな感じだった。彼女もアイスを選んでいたようだ。こちらに一瞥もくれずアイスを選んでいて悲しみがこみ上げてきた。彼女にとっては会いたくもない人にあったのだからそりゃそうだなと思いつつ、また声をかけようとした。その時、彼女はアイスも選ばずに足早に出口に向かった。私は追いかけて思わず手を握ってしまった。
「待って。」さっきよりもハッキリと伝える。
彼女はこちらを見て目を丸くしていた。その顔を見たら、色々なことを思い出してしまった。私は思わず手を離した。
「別れよっか。」「…うん。」
「ねえ、なんで私なの?」
あの芝生の公園がフラッシュバックする。
彼女は何も言わず振り返って店から出ていった。カランとドアベルが鳴る。私はすぐに追いかけて店の扉を突き飛ばすように開けて出るとすぐに追いかけたはずなのに何故か彼女は遠くにいた。私は俯いて何も言えなかった。何を伝えたらいいのか。色々な事が思いついていたが、全て口から出る前に胸から溶けて出ていった。
私がもう一度彼女を見たら、彼女は一緒に居た時みたいに、ゆっくりこちらに振り返って優しく微笑んだ。何か言っていた気がした。口が動いていた気がした。私の願いなのかもしれない。夢だからって。けど確かにしばらくの間、見たくても見れなかった過去のあの子に会って、彼女の笑顔を見た。あの芝生の公園、一緒に散っていた桜を見ていたね。
彼女は遠く遠く離れていった。あの時みたいに。私は繰り返す様に見送った。
後ろ姿が見えなくなってから私は店に戻った。店員に謝罪をしてアイスをレジに通し、忘れていた暑さを思い出した。吹き出ていた汗を拭った。
アイスはドロドロに溶けていた。私の心も。
ふと思った。
彼女は何のアイスを選ぼうとしてたんだろう。
熊野
太鼓の音。人が歩く音。出店の店員の声。私は誘われるように神社の前へと歩いていた。鳥居には提灯が吊るされていて、とても多い人で賑わっていた。時刻は夕方で空がオレンジの絵の具を垂らしたようなグラデーションになっていて私はいつものリュックを背負って普段よりも華やかで煌びやかな鳥居の中へと進んだ。
少し進んだ出店の一つで私はキンキンに冷えたラムネを買った、店員さんにお金を払って受け取ったがこの人混みでどうやって開けようか難儀しながら進んでいくと、人が少ない広場のような場所があることに気づいた。そこでラムネを開けて飲もうと思いそちらに逸れた。そこは木に囲まれていてベンチが一つ置いてあった。周りに人がちらほらいたがベンチには誰も座っていない。私は少し急ぐようにベンチに向かった。
今では見なくなったビーダマを押し込んで開けるタイプのものだ。ラベルをとって一時的に地面にラムネを置き手の平で押し込んだ、炭酸がいい音で鳴って、私は遅れていた夏を取り戻した感じがする。
ラムネを飲んでいると、人が一人近づいてきた。そちらを見ると澄んだ水色に鮮やかな花弁の柄が入った浴衣を着ている人が立っていた、紅色の巾着を手に持っている。顔を見ようとした時思わずギョッとする。その人の顔が輪郭が分からないほどモヤがかかったようになっていて見えない。まるで水で滲ませたようだ。
「すみません。変なこと聞くんですけど…。」
彼女?は澄んだ通る声で話しかける。
「あなたの顔が変なモヤがかかってて…。」
私はさらに驚く。この人も私の顔が見えていないようだった。
「私もあなたの顔にモヤがかかっていてあなたがどんな顔で驚いているか見れません。」
少し冗談めいてそう遮るように伝える。
私はラムネを少し飲んで「不思議なもんですね」と続けた。我ながら楽観的である。
「私たちだけお互いの顔が分からないのですかね。あの、隣いいですか?」
彼女も楽観的に続ける。私はリュックを足の上に置き、隣へ促した。女性は隣に腰かけ
「なんで私たちだけ見えないんでしょうね。」
彼女も鮮やかな巾着の中身を確認しながらそう言う。
「さあ?生きてれば不思議な事がありますから。」カランと手に持ったラムネのビーダマが鳴る。
「私、今日友達と来るはずだったんです。でもドタキャンされちゃって。でも1人でも楽しんでやろうって思って!」
彼女は少し張り切った口調で言う。
「そりゃいいじゃないですか。なかなか不思議な体験が出来たことですし。」
「確かに。」と彼女は少し笑った私も釣られて笑ってしまう。
少しの静寂の後。
「それじゃ私はそろそろ帰ります。」彼女は立ち上がりこちらに体を向けた。それじゃまたどこかで。そう答えようとした時大きな花火が大きな音ともに鮮やかなグラデーションに浮かんだ、まるで一枚の絵画のように。二人ともそちらを見た。「またどこかで。」そう聞こえた様な気がした。
気がつくと辺りには人が消えていた。祭囃子も輝きも無かった。残っていたのは飲みかけのラムネだけ。カランとまた音が鳴った。
熊野
熊野
熊野
短編になりますので眠れない方ちょっと見てってください。
「なんだろう、これ?」
私は小首を傾げながら見つめる。普段の帰り道、部活動で賑わう学校から出て、主婦や家族連れがどこかへ出かける駅へと向かい、駅から家まで向かう途中の公園に赤色で塗装され丸いドアノブがついた真新しい木の扉があった。今朝にはあったのか電車に遅れそうだった私は気づきもしなかったが、少なくとも周りの人は気にしていないようだった。周りの塗装が剥げサビが目立つジャングルジムだとか、キィキィなるシーソーには似つかわしくない…、いやそもそも公園のど真ん中にドアとは。誰かのアート作品か?周りでカメラなんかを回して通行人はどんな反応をするのかとか悪趣味な事をしてるんじゃないだろうな?という憶測が頭を過ぎるが…。好奇心が抑えられず裏面も見てみる。裏面も変わらず情熱的な赤が広がり丸いドアノブか情熱にアクセントとして存在を主張している。また周りを見渡す…、カメラを持った悪趣味な大人だとか変人で話が通じなそうなアーティストなんかはいない。私は見つけた側に戻りドアノブに手をかけた。
思いっきりドアノブを回し手前に引いた。
私は潮の香りを感じ、好奇心と恐怖心を心に同棲させた。
ドアの向こうにはオレンジ色の光が煌々と輝いているのが分かるがそれ以外分からない。
その時…!
扉の方へ引っ張られるように身体が吸い込まれていく!
「えっ!なに!?」と発する頃には既に扉の向こうへ転がり込むように入ってしまった。
バタン!と扉が閉まる音がする。パッと扉の方へ目をやると既に扉は閉まりきっている。私は急いで立ち上がりドアノブをひねり開けようとするが開かない。さっきはすんなり開いたのに今は固く平静を保っている。
恐怖が身体を侵食している中で後ろを振り返ると、少し恐怖を和らげるような絶景が広がっていた。そこは海だった。いや海が見える公園だった。2人がけの木製のベンチが置いてあり浜辺へと降りられる石造りの階段が傍にあった。木製のベンチは古びているが汚い訳ではなくむしろ手入れがされた長年ここを見守っていたということが見受けられる。
「なんなの…?ここ…。」
正直訳が分からない。扉はもう一度開くのか、ここはどこなのか。謎が深まるばかりだ。
「どうしましたか。そこの方」
1人の声が聞こえた。私がそちらを振り返ると、前髪が眉毛のところでパッツンと整えられた肩ほどの艶やかな黒髪、赤の花が書かれた浴衣を着た男?が立っていた。私よりも少し大きい身長にすらっとした真っ白な腕が、この人の不思議さを際立たせる。
「えっ…あの…。そこの扉を開けたら気づいたらここに吸い込まれて…。」
私は何を言ってるのか伝わんないだろうなと思いつつ後ろの沈黙を保つ真っ赤な扉を指さす。
「ふむ。迷い人ですな。たまにいらっしゃるのですよ。」
その人は事も無げにあっさりと言う、迷い人?迷子なんかで済ませていいことなのか?たまにいるって?私は困惑しながらも
「あの、早く帰りたいんですけどそこの扉を開ける方法知ってたりしませんか?」
「知っておりますし、帰す方法も知っております。時間が経てば開きますよ。」
時間が経てば…?曖昧な答えに心配になるが、この人の事を信用していいのか?そもそも時間ってどのくらいかかるんだ?疑問が疑問を呼び心配恐怖がまた侵食していく。涙が浮かびそうなその時。
パンッ…!
男の人が手を1度叩いた。その美しさも感じるその所作、音に気持ちの濁流が止まる。
「落ち着きなされ、あなたの疑問、心配、恐怖全て把握しております。ご安心なされほんの少しだけお待ちいただければ良い、それまで良ければ私とお話でもしましょう。」
その人はベンチへと促す。
私は少し落ち着きを取り戻しベンチへとかける。その隣にその人が座った。フワッと金木犀のいい香りが香る。
「さて、疑問がいくつもあるでしょう。聞きたいことがあれば聞きなされ。私に答えられるものならば答えよう。」
その人は微笑みかけながらそう言ってくれた。そのどこか安心してしまうような、温もりを持った微笑みに私の恐怖は宥められていく。
「あの…、ここはどこなんですか?」そもそもの疑問、私は今どこにいるのか。日本のどこなのか…?
「ふむ、いきなり難しい質問ですな。ここは…。」
彼が目を細め顎に手を当てる。言い方を悩んでいるのか本当に答えにくいのか分からないが、悪意がないことは何故かわかる…。
「現世と常世の間…。ですかな。」
えっ…?と声を発する前にその人が続ける。
「分かりやすく言うとここは貴方のいた場所とは違う。ですが日本には関係のある場所ですな。貴方は今神隠しにあった状態のようなものです。」
……?思考が追いつかないというか、突飛な表現に思考が止まってしまう。現世?常世?なにそれ?神隠しにあってるの私?どういうことなの?その混乱を見てその人は続ける。
「貴方の開けたあの扉」と扉の方へと目をやる
「あれは言わば異世界への扉、何らかの拍子に見えてしまう人がいるのです。興味本位で開けられるとこのように迷い込んでしまうのです。あの扉は私のこの世界へと繋がっていたという訳です。」
またこの人は嘘偽りなしという喋り表情で私に語りかける。何故かこれは本当だということは理解出来る。なぜ理解しているかは私にも分からない。あまりにも突飛な出来事に限界を迎えているのかもしれないが、なにか吹っ切れたのか興味すら湧いてきた。私は続けて、
「てことは、貴方は神様なんですか?」
その人に聞く、その質問に対してふふっと少し笑ってくれた。
「神様とは恐れ多いですな。ですが間違いという訳でもございません。私はその神様に命じられこの空間の手入れをしているのです。」
少し嬉しそうにその人は言う。神様が主なのだろうか?この人?の疑問が増えてきたその時…。
ガチャリ…。
沈黙が破られ扉の方から音がした。海の心地よいさざ波、潮の香り、その人は口を開く。
「時間が来ましたな。では、準備致しましょう。」ゆっくりとその人は立ち上がった。
「えっ…もう?」と私も慌てて立ち上がる。
「ええ、もうですとも。こういった交流の時間は時間の流れが分からなくなりますな?」
といままでとは違うニヤリとした顔で同意を求めてくれた。
「はい、とっても不安でしたけど楽しかったです。」
私は本心を伝える、この人がいなければどれだけの恐怖と心配に覆われ押しつぶされたことか。想像したくもない。
「それは大変嬉しゅうございます。では…。」
もう一度彼が手を叩く。その所作は先程と寸分違わぬ美しい拍手。そうすると扉がゆっくりと開く…。
「お別れですな。今度は迷いませんようにご注意を。」
この人は後ろに手を組み、私に告げる。寂しさとか嫌味とかそんなものを微塵も感じさせない純粋な親切。私も返さないと。自分の言葉で。
「ありがとうございました。本当に…。」
「ええ。」この人はただ頷いてくれた。その刹那、また扉に吸い込まれるように身体が持って行かれた!転がり込むように扉を通ると…。
元の公園へと戻っていた。後ろを振り返るとあの情熱の赤はどこにもない。公園の砂を払い、立ち上がる。何だったんだろうあそこは。あの人は。答えは出ないけれど、とても不思議でとても温かかった。
ふとポケットに違和感を覚えた、ポケットに手を入れ中のものを取り出すと1枚の栞が入っていた、本なんて普段読まないのになんでだ…?いつ入れたっけ。そんなことを考えていたら答えをこの栞が教えてくれた。
ふわっと香る金木犀。この不思議な体験をいつまでも覚えていよう。意味は無いかもしれないけど幸せだったから。どこか暖かかったから。
熊野
ペラペラと図書館から借りてきたSF小説のページをめくる。巡る度に埃っぽい匂いと紙を捲る音が静かな部屋の中に静かに鳴る。
「ん?」私の手はあるページで止まる。
白い紙の上の活字の羅列に侵入者がいる。いや元々いた番人か?真っ黒いカードが挟まっていたのだ。比較的新しく見える。私が見えている面には何も書いていない。
手に取ってみると、厚紙のようで触り心地が書籍のそれとは違った。
裏面を見ると金色で文字が書いてある。どうやら市販のペンのようなもので書いてあるようだ。内容は、綺麗な字で
「今に満足してる?満足しているなら、手を1回満足していないなら手を2回叩いてね。」
「は?」
なんだそれは昔流行ったチェーンメールとかでももっとマシな文章を書くだろう。なんだって図書館の本、しかもSF小説にこんなカードを入れたんだ。せめて哲学書だとか自己啓発本だとかに入れるべきだろう。
さしずめ小学生や中学生のいたずら…。
私はふざけたカードを机の上に置きSF小説の続きを楽しむことにした、このカードからあんなことになるとは知らず…。
熊野
「なんだろう、これ?」
私は小首を傾げながら見つめる。普段の帰り道、部活動で賑わう学校から出て、主婦や家族連れがどこかへ出かける駅へと向かい、駅から家まで向かう途中の公園に赤色で塗装され丸いドアノブがついた真新しい木の扉があった。今朝にはあったのか電車に遅れそうだった私は気づきもしなかったが、少なくとも周りの人は気にしていないようだった。周りの塗装が剥げサビが目立つジャングルジムだとか、キィキィなるシーソーには似つかわしくない…、いやそもそも公園のど真ん中にドアとは。誰かのアート作品か?周りでカメラなんかを回して通行人はどんな反応をするのかとか悪趣味な事をしてるんじゃないだろうな?という憶測が頭を過ぎるが…。好奇心が抑えられず裏面も見てみる。裏面も変わらず情熱的な赤が広がり丸いドアノブか情熱にアクセントとして存在を主張している。また周りを見渡す…、カメラを持った悪趣味な大人だとか変人で話が通じなそうなアーティストなんかはいない。私は見つけた側に戻りドアノブに手をかけた。
思いっきりドアノブを回し手前に引いた。
私は潮の香りを感じ、好奇心と恐怖心を心に同棲させた。
熊野
熊野
熊野
よふかしのうた
熊野
恋人いる人どうやって出会ったか教えて。
恋人いない人は好きな食べ物教えて。
熊野
熊野
今まで大袈裟だなあ笑と笑っていた皆様大変申し訳ありません。
花粉を排出するものを全て焼き払います。
熊野
熊野
前厄なんですけど明らかに運が悪すぎます。
熊野
熊野
大人になりました。23歳。
熊野
熊野

熊野
分からんことが山ほどあるわ。
熊野
