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熊野
「なんだろう、これ?」
私は小首を傾げながら見つめる。普段の帰り道、部活動で賑わう学校から出て、主婦や家族連れがどこかへ出かける駅へと向かい、駅から家まで向かう途中の公園に赤色で塗装され丸いドアノブがついた真新しい木の扉があった。今朝にはあったのか電車に遅れそうだった私は気づきもしなかったが、少なくとも周りの人は気にしていないようだった。周りの塗装が剥げサビが目立つジャングルジムだとか、キィキィなるシーソーには似つかわしくない…、いやそもそも公園のど真ん中にドアとは。誰かのアート作品か?周りでカメラなんかを回して通行人はどんな反応をするのかとか悪趣味な事をしてるんじゃないだろうな?という憶測が頭を過ぎるが…。好奇心が抑えられず裏面も見てみる。裏面も変わらず情熱的な赤が広がり丸いドアノブか情熱にアクセントとして存在を主張している。また周りを見渡す…、カメラを持った悪趣味な大人だとか変人で話が通じなそうなアーティストなんかはいない。私は見つけた側に戻りドアノブに手をかけた。
思いっきりドアノブを回し手前に引いた。
私は潮の香りを感じ、好奇心と恐怖心を心に同棲させた。
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