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僕は、うつ病からの生還者です。 病気を克服した時に学んだことや、日常の出来事を投稿しています。 よろしくお願いします。
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怒りは、真っ赤に焼けた石です
握っているだけで、手が焼けただれます

だから、本当は
すぐに手放した方がいい

わかっているのに
手放せないのが人間です

悲しいけれど
それでもやっぱり、手放した方がいいのです
その手が、何も掴めなくなる前に

ようやく手放した僕の手は
それでも、傷だらけです

それでいい
その傷ごと、生きていけばいい

僕はそう、思います


#希望
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プライドについて書きます
あくまで僕の考えです

ジャイアンと出木杉くんが、学校のテストで勝負をしたとします

出木杉くんは90点
ジャイアンは猛勉強して95点を取った

もし出木杉くんのプライドが「学力」に一点固定されていたら、この時点で灰になります
サラサラと崩れていく

でも、出木杉くんがジャイアンを見て「すごいじゃないか」と素直に褒めたとしたらどうでしょう

頑張ったジャイアンはもちろん、褒めた出木杉くん自身のプライドも、むしろ担保される

逆に、腕相撲で勝負したとします

誰もがジャイアンの圧勝と思っていたのに、出木杉くんが細マッチョで、たまたまジャイアンをねじ伏せた

ガキ大将の面目は丸つぶれ……のはずです
でもジャイアンが「出木杉、やるなぁ」と背中を叩いたら、ここでもジャイアンのプライドは担保される

さて、プライドとは何か

僕はこう思います
プライドは、本人が「何を大事にしているか」という主観で決まる

出木杉くんは勉強の大変さを知っている
ジャイアンは身体を鍛える辛さを知っている
だから「我がどうこう」より先に、共感が発動して感動できる

そして共感できた瞬間、勝ち負けとは別の場所で、プライドは守られる


#希望
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卒業前にみんなで飲みに行こうと誘われたのですが、行ってもひとりで孤立してしまうのがわかっているから断ったのですが、家族や友人に自分本位だノリが悪いと言われてしまいました。私って空気読めないやつですか?卒業前にみんなで飲みに行こうと誘われたのですが、行ってもひとりで孤立してしまうのがわかっているから断ったのですが、家族や友人に自分本位だノリが悪いと言われてしまいました。私って空気読めないやつですか?
あなたがそう決めて断ったのなら
それでいいと僕は思います

行きたくないのに
「批判されたから行く」を選ぶと
嫌な思いをした時に
自分の心がさらに傷つきます

「空気読めない」と言われたのは
あなたが悪いというより
相手が「同調してほしい空気」を
押しつけただけかもしれません

断るのは失礼ではありません
自分の心を守るのは
わがままではないのです

相談とは
相手の選択肢を増やすことです
代わりに決めることではありません

選択肢を見た上で
決めるのは自分自身

もし迷うなら
「今回は行かないけど
別の日に少人数なら会いたい」
こういう第三の案もあります

あなたの人生は
あなたが選んでいい

僕はそう思います
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本当の理解とは

子供にもわかる言葉で
説明できることだと思います

難しい言葉で
難しい話をするのは簡単です

本当に理解している人は
どの角度から質問されても
答えられます

子供に説明できない
質問に答えられない
それは、まだ学びが足りていない
ということです

だから僕は
難しい本だけでなく、子供向けの本も読みます

子供向けの本は
ごまかしが効かない

本質を理解していないと
書けないからです

簡単な言葉で短く書く
これは難しい

もし難しい本が理解できないなら
子供向けの本を読む

そういう方法も
ありますよ


#希望
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ブロックした事ありますか?ブロックした事ありますか?

回答数 906>>

日常です
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100の仕事をしたとして
99は正しくできた
でも最後の1を間違えた

ひとは、その1を笑い
悪い評価をします

社会とは
そういうふうに出来ています

でも
間違いは誰にでもある
間違えない人間はいません

間違いを笑う人も
同じように間違える

大切なのは
反省して
改善して
次に同じ間違いをしない工夫をすること

それができたなら
胸を張っていい
引きずる必要はありません

間違えない人間とは
何もしない人間です

そういう人に
なってはいけない

僕はそう思います


#希望
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人類の最大の敵は
「めんどくさい」だと思います

脳は考える臓器なのに
考えるのを嫌います

考えるには
エネルギーが要るからです

生き物はみんな、飢えと戦ってきました
人間も例外ではありません

だから脳は、省エネを選ぶ
めんどくさいを選ぶ

では
めんどくさいにどう向き合うか

三日坊主で終わる人は
目標が遠すぎます

目標は
近くに置く

毎日30分やる、そう決めたなら

今日は靴を履くだけ
明日は玄関を出るだけ

靴を履いた、玄関を出たなら
少し歩くか、となります

逆に
やめたい時は負荷を増やす

タバコはあの棚
ライターはこの引き出し

めんどくさいを増やせば
やめられる確率は上がります

僕は、めんどくさいに
こうやって対応しています

完璧じゃなくていい
少しずつでいい

参考になれば幸いです


#希望
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助かりたい楽になりたい、そう思うのになかなか良い習慣が身につかない。深呼吸ですら何故か不安で出来ないこともあります。そんな私でも取り掛かれそうなことってありますか?朝は早く起きれて安定が多いです。助かりたい楽になりたい、そう思うのになかなか良い習慣が身につかない。深呼吸ですら何故か不安で出来ないこともあります。そんな私でも取り掛かれそうなことってありますか?朝は早く起きれて安定が多いです。
うつ病の初期の段階ならば、身体は動かないことがありますね

無理に動くと、それもまた負担やストレスになるかもしれませんので、ご無理なさらず

朝早くに起きられるなら、朝日を浴びてのウォーキングやお散歩をおすすめします

毎日繰り返せば、気分は上がるかもしれません

「めんどくさい」への対処方法は、また投稿に書きますね

どうか、お大事になさってください [照れる]
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うつ病を克服したと言うと
必ず同じ質問が来ます

どうやって治しましたか

これを聞いてくるのは
医療関係者ではなく
同じ病気で苦しむ患者さんです

結論から言うと
これをやれば治る
そんな魔法はありません

僕が助かったのは
合わせ技です

過去と向き合い
自分を知り
歪みを直した

自己肯定感を上げた
自律神経を整えた
脳のクセを知った

人間を知った
幸せとは何かを考えた
死生観も学んだ

本を読み
実践し
失敗して
またやり直した

そうやって
うつ病とパニック障害
希死念慮を
消し去りました

原因も症状も人それぞれ
だから
合う組み合わせも人それぞれです

でも僕も最初は
医療の知識なんて
ほとんどありませんでした

ここまで来て
一番大切だと思うことを書きます

諦めないこと

もうダメだ
そう思った夜は
何度もありました

それでも諦めなかった
だから今があります

僕の投稿は
その方法論の切れ端です

どうか助かってください
自分の人生を
生きてほしい

僕はそう願います


#希望
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ハーロックさんは、どうしてそんなに優しいのですか?ハーロックさんは、どうしてそんなに優しいのですか?
普通です [穏やか]
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全ては比較論です

金がある、ない
見た目がいい、そうでもない
学歴が高い、低い

他人と比べてどうか
これが比較論です

比較で生きると
心はずっと落ち着きません

上には上がいる
今日は勝っても
いずれ負ける
勝ち続けるは、ありません

だから、自分軸です

自己肯定感を上げて
自分に自信が持てると
比較は薄れます

他人がどう、ではなく
自分がどうしたか

自分は自分で
しっかりできている
そう思えないなら
自分で整えるしかない

納得できない自分のままでは
満足は来ません

大切なのは
あの人ではなく
自分です

心穏やかに生きるコツだと
僕はそう思います


#希望
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価値観を押しつけられると、人は壊れます

価値観は
正しいか間違いかではなく
その人が何に価値を置くか、という話です

だから
価値観は一人ひとり違います
絶対的な価値観など、僕は無いと思います

ただ
「価値観は自由だから何をしてもいい」
それは違います

人と人が折り合いをつけて生きるために
道徳やマナーという規範は必要です

でも
価値観の押しつけは別です

これを正しいと思え
これを喜べ
これを美味しいと思え
それ以外は認めない

僕はそういう家庭で育ちました
性格は歪みました
自分が望んだものとは、あまりに違ったからです

やがて大人になり
世間とのズレで摩擦が起こり
僕はうつ病になりました

もちろん原因は一つではありません
でも治療の中で
「価値観の押しつけ」が大きな柱だったのは確かです

気づくまで
僕は遠回りをしました

だから伝えたい

うつ病の原因の一つとして
価値観の歪みが関わっている人もいるかもしれません

治療のヒントになれば幸いです


#希望
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人間の証明のテーマ

EXILE ATSUSHI & Char

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どんな声で話すんだろうって、たまに想像します。どんな声で話すんだろうって、たまに想像します。
普通です [泣き笑い]
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日本では
感情を隠すのが美徳とされることがあります

でも
感情まで我慢する必要はないと僕は思います

外で人前で感情をあらわにする必要はありません
けれど部屋でひとりになったなら

感情のおもむくままに
泣いてもいい
怒ってもいい
悲しんでもいいのです

思いっきり泣いたり怒ったり悲しんだりするから
あとに残さず
涙を拭いて立ち上がれる

溜め込んで病気になるのは必然です
こらえる必要などない

僕は今は自由に幸せに暮らしていますが
それでも
辛かった日々を思い出すことはあります

夜、眠れなくなって月を見上げたこと
孤独で淋しくて部屋のすみで泣いたこと
不安に襲われてガタガタ震えたこと

今でこそ
好きな車に乗って
休みにふらりと旅に出て
毎週映画を観て
美味しいものを笑顔で食べていますが

そうなるまでは
大変だったのです
だから、簡単には割り切れません

人間はみんな
心の中に激しさを抱えています
それを外に出すから
平静でいられるのですね

そう考えれば
感情をあらわにすることは極普通です
なんらためらう必要などありません

人生とは
泣いて
怒って
笑うこと

僕はそう思います


#希望
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僕がなぜ、親と兄と距離を置いたのかについて書きます
これは復讐の話ではありません
生き残るための判断の話です

理由は単純です
今もなお、攻撃が止まないからです
けれど、それだけが理由ではありません

人間は、意識しているかどうかに関わらず
常に周囲から影響を受けて生きています

それが好意であっても
嫌悪や侮蔑であっても
関われば必ず、何かが自分の中に入ってきます

有益な言葉や視点を与えてくれる人と関われば
人は自然と前に進めます
一方で、有害な言葉や価値観を浴び続ければ
望まなくても、人は少しずつ削られていきます

それは、命がけで掴み直した
今の自分の固定観念が
再び歪んだ方向へ引き戻される、ということです

付き合う相手は、選ばなければならない
僕はそう思っています

自分より賢い人を選べ、という意味ではありません
少なくとも、自分に害を与える人間からは
距離を取った方がいい、ということです

学校や会社のような小さなコミュニティでは
人を選べない場面もあります
その中で悩み続けるのは、不毛です

でも、プライベートで関わる人間は選べます
わざわざ、人生を削られる場所に
自分から戻る必要はありません

冷たく聞こえるかもしれません
けれど、これが現実であり
僕が出した答えです

更生施設に入った人が
「昔の仲間とは縁を切れ」と言われるのは
道徳の話ではなく、環境の話なのだと思います

自分は大丈夫だと思っていても
影響を完全に遮断することはできません

幸福感とは
温かい人たちに囲まれて感じるものだそうです

誰かを見下し、誰かを傷つけて
本当の幸福感は得られません

だからこそ
憎み、憎まれる世界からは
自分の意思で抜け出す必要がある

つまらない人間に
自分の大切な人生を
これ以上、翻弄されたいですか

僕は、もうそれを選びませんでした


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毒親を許すか、許さないかについて書きます
あくまで、僕の考えです

許しても、許さなくても、どちらでもいい
ただ一つ大切なのは、親に対する怒りに支配されないことだと思います

もし今も、継続して攻撃を受けているなら
まずやるべきは「対処」と「距離」です
精神論の前に、身の安全が最優先です

親がすでに亡くなっている場合
問題は親そのものではなく
親によって作られた自分の固定観念や認知の歪みにあります

この歪みを修正しない限り
形を変えて同じ苦しみを繰り返す
僕はそう結論づけました

だから僕は、親や兄から距離を取り
もう干渉されない状況を作りました

そのうえで、自分の固定観念の修正に取り組みました

「許す・許さない」で悩み続けるのは
まだ親との心理的な結びつきが残っている状態だと思います

最初に必要なのは、感情の整理ではなく
支配から断ち切ることです
物理的にも、精神的にも

安全を確保した上で
歪んだ認知を修正し
自分がなりたい自分を再構築する

僕にできたのだから、理論上は誰にでもできます
ただし――簡単ではありません

このまま生きていきたい人は、無理をしなくていい
なぜなら、年齢を重ねるほど
固定観念の修正は本当に過酷になるからです

文字通り、血の涙を流す覚悟が要ります
途中で心身が壊れる可能性すらあります

それでも

僕は、このまま生きるのが嫌でした
どうしても、嫌でした

優しい人間になりたい
誰かの役に立ちたい
真っ当な人間として生きたい

そう願って
死に物狂いでやりました

これは、正直に言って危険なプロセスです
できるなら、信頼できるカウンセラーの助けを借りてください

ただ、もし乗り越えられたなら――
そのとき
「親を許すか許さないか」は
本当にどうでもよくなります

うつ病になる心配は、ほぼ消えます
人生の景色が、はっきり変わります

どうせ最後は、みんな骨になる
それなら僕は、抗う道を選びます

足がすくんでも
ガタガタ震えても
僕は戦うほうを選びました

後悔はありません


#希望

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ケンカをするから
仲直りができるのです

おそらく、その絆の方が
強くなる


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日々の小さなストレスを、甘く見ないことです

ストレスは、少しずつ蓄積します
そして限界点を超えたとき、調子を崩して病気になります

だからこそ、小さなストレスも、その日のうちにケアできたらいいですね

学校の勉強も、会社の仕事も、人間関係も
全部まとめて言えば「刺激」です

人は刺激に反応します
その反応が自分にとってしんどい形になったとき、ダメージになります

なので、刺激に対して“反応しすぎない”工夫ができると、受けるストレスは減ります
ただ、これは慣れが必要です

お正月に書いた、アドラー心理学の「課題の分離」も、その方法の一つです

自分の課題以外は背負わない、と割り切れれば
受ける刺激はぐっと減ります

そして忘れてはいけないのは、僕たちもまた、誰かに刺激を与えているということです

ドアを強く閉める
聞こえよがしにため息をつく
誰かに見せるために不機嫌になる

こういうものは、相手にとっては地味に効きます
心理学では「受動的攻撃」と呼ばれることもありますね

要するに、自分がされて嫌なことは、他人にもしない
それだけでも、空気は変わります

心地よい環境を作るのは他人だけではなく、自分もその一人
そう思えたら、自然と優しくなれるのかなと、僕は思います

毎日を、穏やかに生きられたらいいですね


#希望
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希死念慮についての回答、ありがとうございました。コレクトしている方がいると言う事は、同じように苦しんでいる方がいらっしゃると言う事なのでしょうか。今日は決めすに生きたいと思います。ありがとう。希死念慮についての回答、ありがとうございました。コレクトしている方がいると言う事は、同じように苦しんでいる方がいらっしゃると言う事なのでしょうか。今日は決めすに生きたいと思います。ありがとう。
ありがとうございます

「今日は決めずに生きる」を選べたの、すごく強いです

“コレクト(=同じように)”という言葉の通りで、同じ痛みを抱えながらも、今日を越えている人は確かにいます
あなたもその側にいます

今夜は、結論じゃなくて“回復”を優先してください
温かい飲み物でも、布団でも、深呼吸でもいい

また苦しくなったら、ここに来てくださいね
今夜はそれで十分です

おやすみなさい
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希死念慮、消したいです。毎日つらい。希死念慮、消したいです。毎日つらい。
希死念慮があるとき、あなたの心は「死にたい」と言っているようで、実は「この苦しさを終わらせたい」と叫んでいます

これは心理的視野狭窄といって、追い詰められた脳が“出口”を一つに絞ってしまう状態です

世界が急に細くなって、他の選択肢が見えなくなる。あなたが弱いからじゃない
脳が必死に耐えた結果です

だから、いま結論を出さなくていい
今日は「決めない」を選んでください
今夜だけ、保留でいい

少し休めたら、視野はほんの少し戻ります
戻ったとき、あなたはまた別の道を選べます

あなたが望んでいるのは、終わりじゃなくて、楽になること
その願いは、ちゃんと生きる側にあります

今夜は冷えますね
よかったら温かいココアでも飲んで
身体を先に守りませんか
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毒親に育てられたからといって
親を恨み続ける必要はないと僕は思います

そっと離れて、自分は自分の人生を生きればいい

復讐は考えないこと
怨みは怨みを呼び、連鎖します
結局、みんな不幸になるだけです

忘れなさい、とは言いません
ただ、人生の時間は有限です
奪われた時間を、これ以上差し出したくない
僕はそう考えています

せっかく生まれてきたのだから
この世を去るその日までは、少しでも楽しく生きたい
そう思うのです

負の感情は、僕をうつ病にしました
でも今は、少しずつ笑える時間が増えました
そうなるように、自分で自分を持っていったからです

辛いこと、苦しいこと、悲しいこと
生きていれば沢山あります

けれど最近は、いったんこう捉えるようにしています
「これは何を教えてくれているんだろう」
「この先、どう変わっていくんだろう」

負荷がひとを育てる
ピンチは“成長のチャンス”
僕はそういう意味で、そう受け取っています

心を広く持つこと
優しくあろうとすること
そして、人はいずれ死ぬのだと知ること

損した得したと言ったところで
あの世には何ひとつ持ってはいけません

心地よく生きようとする人は、心地よく生きられる
負の感情が心の中で渦巻いていたら、心は休まらないからです

僕はそう考えるに至りました
明日を生きるヒントになれば、嬉しく思います


#希望
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あー この旅は 気楽な帰り道
のたれ死んだ所で 本当のふるさと
あー そうなのか そういう事なのか


ザ・ブルーハーツの「ナビゲーター」という歌の歌詞です

この歌を最初に聴いた時、涙が出ました
なんと優しい歌なのか

みなさんに聞きたい
この歌詞、意味はどう捉えますか?

僕の答えは帰りにコメント欄に書きますね


#希望
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ストレスとは、つまるところ「緊張」だと僕は思います

怖かった
腹が立った
悲しかった
悔しかった

だから、心が緊張した
ずっと緊張し続ければ、しんどくなって当たり前です

では、どうしたらいいのか
僕は「緊張を解くこと」だと思います

一息つく
安心する
笑う
温かい気持ちになる
しっかり眠る

端的に言えば、緊張と緩和のバランスですね

長年仕事をしてきた経験から言うと、仕事の内容がそこまで大したものでなくても、人間関係が崩れた職場にいるだけで消耗します

逆に、多少忙しくても、チームワークが良い職場なら踏ん張れることもあります

会社で疲れるかどうかは、仕事の量だけではなく、空気や関係性に左右される
僕はそう感じています

ストレスを軽くする手段として、自律神経を整えるのも一つです

たとえば、
・夜、ゆっくりお風呂に浸かる
・寝る1時間前はスマホを見ない
・マインドフルネス瞑想をする

探せば方法はいくらでも出てきます
きっと、自分に合うやり方があるはずです

「何かできることはあるかもしれない」
そう思えた時点で、もう一歩目です

何もしなければ、何も変わりません
小さくてもいい。自分のために一つできたなら、それは回復の始まりです

僕はそう、思うのです


#希望
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負のスパイラルについて書きます

世の中は悪い人ばかり
毎日がつまらない

そう思って生きているとしたら、それはとても辛いし、苦しいし、悲しいと思います

では、なぜそう見えるのか
あくまで僕の考えですが、主観が「負」に傾いている時、人は“悪いもの”を探すのが上手くなります

人間には良い面も悪い面もあります
良い面だけの人、悪い面だけの人はいません

だから、誰を見ても、探せば悪い面は見つけられます
悪い面ばかり見て非難していれば、相手のことはどんどん嫌いになります

そして、自分が嫌う相手に、自分が好かれる道理はありません
ここで、関係も気分もさらに悪くなっていきます

これが、負のスパイラルだと思います

世の中の暗い面ばかり見ても同じです
わざわざ自分から、人間関係を悪化させたり、人生をつまらなくする必要はないのですよ

自分の嫌いなあの人にも、家族や恋人がいるかもしれません
その人のことを大切に思っている人が、どこかにいるかもしれません

休日に少し視線を変えるだけでも、世界は違って見えます

近所に美味しいお店があるかもしれない
綺麗な景色が見られる場所があるかもしれない
小さな花が咲いているのに、今まで気づかなかっただけかもしれない

歪んだ価値観を持つと、世界は歪んで見えます
負の感情は加速して、気づけば落ちていきます

僕はうつ病を克服していく中で、それを痛いほど学びました
だから、試してみたのです

自分に辛く当たる人に、こちらから丁寧に接してみる
話しかけにくいオーラを出す人に、あえて笑顔で声をかけてみる
会社で困っている人がいたら助ける
どうすればみんなが少しでも楽に働けるかを考える

半年、1年と続けていくうちに、気づけば僕の周りに笑顔が増えていました
ウソみたいですが、本当の話です

ひとの良い面を見つける
休みの日は、少し出かけてみる

できる範囲でいいのです
無理をする必要はありません
でも、続ければ世界は変わります

僕はそう思うのです

まずは、やってみる
大丈夫、副作用などありませんよ


#希望

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うつ病を克服したあと、僕は「誰かの役に立ちたい」と思いました

だから骨髄バンクに登録しようとしたのですが、年齢制限でできませんでした
“役に立てない”ショックと、“そんな歳になった”ショック、ダブルでした

昔、友達だった人が言いました
「若い頃は悪いことばかりしてたけど、骨髄ドナーになって幼い男の子を一人救ったから、チャラだよね」って

そりゃチャラだ、よくやった、凄い
僕は本気でそう思って、そう言いました

で、気になって「どんな悪さをしてたの?」って聞いたら
内容はたいしたことじゃなかった
若い頃にたくさん遊んでた、くらいでした

じゃあ僕は、どうやって人の役に立てるんだろう
そう考えて、約5年くらいGravityの投稿を続けました

救えた人数なんて、もちろん確かめようがありません
でも、あの頃の僕みたいに、どこにも出口が見えない誰かの「今日」を、ほんの少しでも軽くできたなら——それで充分だと思っています

だから、僕もチャラでいいですか?

……って、そもそもチャラにしてもらうほどの悪さはしてないはずなんですけどね💧


#希望
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ハーロック

嫌なこと、辛いこと、悲しいことがあった時

それをストレートに受け取ると、嫌な気分だけが残ります。自分が苦しくなるだけです

そういう時、僕は「捉え方」を変えるようにしています

なるほど、そうか
この先どう展開するのだろう
どういう仕組みで、僕は嫌な気分になっているのだろう

そう考えて、観察します
じっくり見て、解析する
すると、事態の全体像が見えてきます

感情に流されてカッとなった瞬間、奪われるのは思考能力です
思考能力が薄まると、判断を誤ります

間違いを減らすには、考える力を失ってはいけない
泣きたいなら、叫びたいなら、あとでやればいい

その場その時は、いったん感情と距離を取る

窮地に陥れば陥るほど、僕はなるべく冷静に、口角を少し上げて“平気そうな顔”を作ります
これは自分を守るための手段です

誰もが引っかかるワナを回避できるとしたら、そこに辿り着けるのは「思考を失わなかった人」だけなのかもしれません

これは訓練すれば、できるようになります
ストレスを一旦逃がして、ピンチを抜ける方法です
パニックに陥って自分がコントロール不能になったら終わりです。だから、終わらせないための技術です

ただし、逃がした感情は、あとで倍になって返ってきます
事態が収まったら、必ず回収してあげてください

よくやった。頑張った
ちゃんと自分を労わること

僕はこの方法で、経験値を最大限に活かせるようになりました
ただ嫌なことを経験した、で終わらせない
不本意でも、嫌なことは成長のチャンスになり得るのです

意識して向き合えば、人はどんどんパワーアップできます

次に同じことが起こった時
誰かが同じ窮地に陥った時
救える確率が上がります

人間は、その気になればどんなことからも学べる
僕はそう思います

真の凄さとは、リカバリーする力です


#希望
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GRAVITY165
ハーロック

ハーロック

たまたまだけど知人は5年前と今は変わってる(人生的に)
私の悩みは5年前も一緒変わってない
自分悲しく無いですか?たまたまだけど知人は5年前と今は変わってる(人生的に) 私の悩みは5年前も一緒変わってない 自分悲しく無いですか?
悩みが変わらないのは、あなたがダメだからじゃないです

悩みは「無くす」より「扱い方を変える」ことで、人生が動くことがあります

比べる相手は他人じゃなく、昨日の自分でいい

あなたはちゃんと悩んで、ちゃんと生きてます
それだけで十分価値がある

僕はそう思います
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ピグマリオン効果について書きます
あくまで僕の考えです

ピグマリオン効果とは、他者からの期待を受けることで、その期待に沿った成果を出しやすくなる心理現象です

子どもや部下など、自分が大切にしたい人を伸ばすために使える考え方ですね

「君ならできる」
そう言われて頑張った人は、本当にできる確率が上がる
僕はそう思います

もし失敗したとしても
「惜しかったなぁ、いい線まで行った、次は大丈夫だ」
そう言って励ましてもらえたなら
次に挑戦する力が残ります

結果として、成功する確率もまた上がる

なぜ僕がこの話をするのかというと、僕はその真逆の育てられ方をしたからです

おまえはバカだ
おまえは恥ずかしい

僕は母親と兄に、そう言われて育ちました

ピグマリオン効果は、逆にも働きます

自分をバカだと思った子どもは、成功しにくい
失敗したときに「僕はバカだから」と言い訳する癖がつく
僕はそれを体感で知っています

うつ病の原因を追求していく中で、ピグマリオン効果という言葉に辿り着きました

会社にも、罵ることで人を動かそうとする人間がいます
効果があるかどうかは、みなさんも想像がつくと思います

根性根性ド根性の、知識のない時代は終わりました

大切な人を大切に育てるにはどうしたらいいのか

僕は「伸ばす方」を選びたい
気持ちよく生きられる方を選びたい

そう思うのです


#希望

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GRAVITY134
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最終的に頼りになるのは、自分です

ただし「誰にも頼るな」という意味ではありません
頼れる人がいても、最後に判断して歩くのは、自分だということです

世の中には、人の数だけ価値観があります
学校の勉強にせよ、会社での仕事にせよ、先生や上司の“正解”は一人ずつ違います

だから、同じことを教わっても、評価する人が変われば通じなくなることがある
Aさんのやり方がBさんには刺さらない、ということが普通に起こります

もちろん、教えてもらったことを否定しろと言いたいわけではありません
大切なのは、教わった手順を丸暗記することではなく、その裏にある仕組みを理解することだと僕は思います

仕組みが分かれば、状況が変わっても基準を大きく外しにくいからです

もし失敗したとき、教えてくれた人の説明が不十分だった、という場合もあります

ただ、社会に出ると、そこで止まってくれない場面がある
「自分で考えなかったのか」と言われることがあるからです

不条理かもしれません
でも、仕事をしていると、そういうことの連続だったりします

そして、柔軟に切り替えられないと、いちばん削られるのは自分のメンタルです

何事も、仕組みを知ること
自分の価値観を磨くこと
その積み重ねが、自分を守る力になると僕は思います

世間にもまれながら頑張る人を
僕は応援しています


#希望

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人間には「三大欲求」があります
食欲、睡眠欲、性欲ですね

食欲と睡眠欲は、ある程度満たさなければ生命に関わります
一方で性欲は、満たせないからといって直接死ぬわけではない
だからこそ扱いが難しい、と僕は思います

「必要ないんだから抑えろ」と言っても、欲求そのものは消えません
宗教や規則で禁じても、ゼロにはならない

結果として、“我慢だけ”で乗り切ろうとすると
どこかで反動が出やすくなる
何事もそうですが、我慢には限界があります

誤解しないでほしいのは、欲求を好き放題に解放しろ、という話ではありません

僕が言いたいのは逆で、我慢を美徳として積み上げるより、コントロールの技術を持った方が現実的 だということです

欲求を「悪」として扱い、理解せずに蓋をする
すると、歪んだ形で噴き出すことがあります

実際、立場や権威を持つ人ほど、抑圧と反動でバランスを崩す例もある
もちろん全員がそうだと言うつもりはありませんが、構造として起こり得る話です

大切なのは、知識です
自分の欲求がどう立ち上がって、どう強まって、どう引いていくのか

その仕組みを知っていれば、欲求に“踊らされる側”から、“扱う側”に回れます

清廉潔白だけで生きるのは、多くの人にとって現実的ではありません
だからこそ、完璧を目指すより、正気を保つ工夫を持つ

欲求を否定せず、責任を放棄せず、現実的に整えていく

僕はその方が、健全だと思います


#希望
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第二話 (全二話)


翌週、男は施設の前に立っていた。
門の向こうから、子どもたちの声が聞こえる。
胸が妙に苦しくなる。
怖い。帰りたい。

でも、ドアは開いた。
職員が会釈して、男に言った。

「来てくださってありがとうございます。
今日は絵本の読み聞かせと、宿題の見守りをお願いできますか」

男は喉が乾いたまま頷いた。

絵本を手に取ると、ページが思ったより軽い。
声を出すと、思ったより震えた。

最初は子どもたちも警戒していた。
でも、一人の小さな男の子が、男の指先を見て言った。

「おじさん、手、きれいだね」

男は驚いた。
褒められた記憶が、いつの間にか遠い。

「そうか。……ありがとう」

すると別の子が言う。

「その本、もう一回読んで」
「次、こっち!」
「ねえ、おじさん、名前なに?」
「明日も来る?」

“明日も来る?”
その一言が、男の胸の奥に刺さった。

帰宅して相場を見るのとは違う。
資産が増えるのとは違う。
でも、何かが増えている。

男は、翌日も行った。
翌週も行った。
名前を覚えられ、あだ名がつき、
「おじさんじゃないよ、〇〇さんだよ」と呼ばれるようになった。

ある日、宿題を嫌がる女の子がいて、男は黙って隣に座った。
説教もしない。励ましもしない。
ただ、鉛筆を削って渡した。

女の子はぼそっと言った。

「……ありがとう」

その瞬間、男の目から涙が落ちた。
ぽろっと。勝手に。
自分でも驚くくらい、あっさりと。

子どもたちは「え、泣いてる?」と笑った。
笑いは悪意じゃない。素直な驚きだ。
男は慌てて拭こうとして、拭けなかった。

なぜ泣いているのか、意味が分からない。
悲しくはない。
むしろ、温かい。

その時、廊下の奥に黒い服の男が立っているのが見えた。
いつもの黒。いつもの手袋。
でも今日は、少しだけ楽しそうに見えた。

男が目で「なんだこれは」と問いかけると、
黒い服の男は関西弁で、口の形だけで言った。

――やっと、増えたな。

男はさらに涙が出た。
資産が増えた時には、一滴も出なかった涙が、
今は止まらない。

泣きながら、男は初めて気づく。

自分はずっと、
“減らさないため”に生きてきた。

でも今は、
“誰かの一日を少しだけ明るくするため”に動いている。

その動きが、結果的に、
自分の心を一番明るくしてしまう。

意味はまだ分からない。
でも、手触りは分かる。
自分の席が、ここにできている。

男は涙を拭き、子どもたちに笑った。

「……もう一回読むか。今度は、もっと上手に読む」

子どもたちが、わっと集まる。
小さな手が、男の袖を引く。
その軽さが、人生の重さを少しだけほどいていった。


#希望 #自作小説 #黒い服の男
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第一話(全二話)

男は、朝が嫌いになっていた。

会社にいた頃の朝は、敵だった。眠い、だるい、行きたくない。
辞めた今の朝は、もっと厄介だ。何も持ってこない。

カーテンの隙間から光が差す。
それでも起きる理由がない。予定がない。通知も鳴らない。

冷蔵庫を開け、卵を落として、味の薄い朝を流し込む。
テレビは勝手に喋る。ニュースはいつも「どこかの誰か」の話だ。
男は口座残高と相場を確認する。数字が増えている。減っていない。

――生涯、お金には困らない。

それを確信した瞬間、早期退職に応募した。
独身を貫いたのも、余計な出費を抑えるためだった。誰かと暮らせば金が減る。子どもがいれば金が減る。交際も趣味も、コスパが悪い。
そう割り切ってきた。

それで、勝ったはずだった。

最初の半年は勝利だった。平日に散歩できる。昼から風呂に入れる。誰にも頭を下げなくていい。
だが二年目のある日、ふと気づく。

自由って、こんなに長いのか。
時間って、こんなに重いのか。

男は夕方、近所の喫茶店に通うようになった。
「常連」になれば、何かが変わるかもしれないと思った。

けれど店員の挨拶は丁寧でも、そこから先はない。
隣の席の会話は楽しそうなのに、自分の席は透明な壁で囲われている。
カップの中身だけが減っていく。

ある夕暮れ、男はため息をついた。

「……金はある。時間もある。
でも、誰もいない」

そのとき、向かいの席に黒い服の男が座った。
黒いコート。黒い手袋。
いつ来たのか分からないのに、最初からそこにいたみたいな顔をしている。

関西弁で言った。

「自分、ええ顔しとるな。“勝った顔”や。
でもいま、“勝ったのに空っぽ”って顔でもある」

男は眉をひそめる。

「なんだ、あんたは」

「ただの通りすがりや。ほな聞くで。自分、何に勝ったんや」

男は鼻で笑った。

「老後だよ。金。リスク。
全部避けた。だから勝った」

黒い服の男は、頷いてやる。

「せやな。避ける勝ちはした。
ほな次や。避けた先に、何が残った?」

男は言葉に詰まった。
残ったのは静けさだ。静けさが、増えすぎた。

黒い服の男は机を指で軽く叩いた。

「金が増えるのは分かる。時間が減るのも分かる。
でもな、“自分の存在が増える瞬間”は、どこで生まれると思っとる?」

男は不機嫌そうに吐き捨てる。

「存在価値? そんなもん幻想だろ」

黒い服の男は笑わない。

「ほな、なんで自分はいま淋しいんや」

その一言が、喉に刺さった。
淋しさは理屈を超えて本物だった。

男は目を逸らす。

「……話し相手がいないだけだ」

「ええやん。ほな本題や。
話し相手ってな、“金”で買う方法もある。けど自分が欲しいの、たぶんそれちゃう」

男の眉間が寄る。

「じゃあ何だっていう」

黒い服の男は、言葉を置くみたいに言った。

「“自分がここにおってええ”って感覚や。
誰かの世界の中に、自分の席があるって感覚」

男は黙った。
それは確かに金で買えない。

黒い服の男は続ける。

「会社におった時は、その席があった。
役職とか評価とか関係ない。“ここにおる理由”が毎日配達されとった」

「辞めて、理由の配達が止まった。
自分はいま、理由のない自由の中で溺れとる」

男の胸が、情けなさで熱くなる。
自由は夢だったのに、現実の自由は重い。

黒い服の男が言う。

「自分が今からやることは難しくない。
金を増やすのをやめろとは言わん。
ただ、増やすものを一個足す」

男は警戒する。

「宗教は断るぞ」

「ワシも嫌いや」

黒い服の男は即答した。

「増やすのはな、
“ありがとう”や」

男は眉をひそめた。

「くだらん」

黒い服の男の声が少しだけ強くなる。

「くだらん言うな。
自分がいま欲しがってるの、それやのに」

男は反論できなかった。
淋しさの正体は、誰かに必要とされたい欲求だ。
それを認めるのが怖かっただけだ。

黒い服の男は、息を吐く。

「金は壁になる。壁は大事や。
せやけど壁だけ立派で、家の中が空っぽやったら寒いやろ」

男はカップを見つめた。
コーヒーが冷めていく。

「人ってな、誰かに名前を呼ばれた瞬間に、心臓が動く。
それを“面倒”で切り捨ててきたんやろ」

男は、ゆっくり頷いた。

「……面倒だった。損だと思ってた」

「せや。でも自分、いま分かった。
損やない。“生きる手触り”や」

黒い服の男は立ち上がった。

「ほな宿題。来週、説明会に申し込め。
児童養護施設のボランティアのやつや。ちゃんと手続き踏め。身分証も要る」

男は目を見開く。

「……なんでそんなところに」

「自分、金も時間もある。
でも今必要なんは、金でも時間でもない。
“誰かの一日”に混ざることや」

男は反射で言った。

「俺なんかが行っても邪魔だろ。子どもと話せる自信もない」

黒い服の男は淡々と言う。

「自信いらん。上手にやろうとすんな。
“そこにおる”だけでええ日がある」

「子どもってな、上手い大人より、逃げへん大人が好きや」

男は黙った。
拒絶されるのが怖い。役に立たなかったら、空っぽが増えるのが怖い。
黒い服の男は、その怖さを見抜いて言った。

「損得で生きてきたんや。
ほな今度は、損得で測れんもんに手ぇ伸ばせ」

男は小さく笑った。

「随分、勝手に言うな」

「勝手に言うのがワシの仕事や」

黒い服の男は、それだけ言って消えた。


#希望 #自作小説 #黒い服の男
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準決勝で負けた人が、三位決定戦で勝ったら嬉しい
でも決勝で負けた人は、二位でも悔しい

これ、性格の問題じゃなくて、人間の脳の仕様だと思います

準決勝で負けた瞬間の基準は「メダル取れるかどうか」になります
だから三決で勝つと

「落ちるかもしれなかったのに、取れた」
となって嬉しい

一方、決勝まで行った瞬間の基準は「優勝」です
だから二位は

「取れた」じゃなく「逃した」
に変わって、悔しい

同じ結果でも
“下を見てるか” “上を見てるか”で、感情が真逆になる

つまり、結果で気持ちが決まるんじゃない
「どこを基準に置いたか」で気持ちが決まる

……で、ここまで語っておいて何ですが

僕はこれを毎朝やってます

家を出た瞬間は「遅刻しなければ勝ち」なのに
駅で電車を一本逃した瞬間、基準が「予定通りに着く」に変わって
その時点で“負けた気分”になる

目的地には間に合う
なのに、心だけが先に敗北してる

人間、だいたいそんなもんです


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僕はうつ病の頃、正直ポンコツでした

この話をすると、聞いた人はみんな「信じられない」と言います
今の僕しか知らない人ほど、「そんなポンコツなあなたは想像できない」らしい

どれくらいポンコツだったか
ONE PIECEで例えるなら、アルビダの雑用をしていた頃のコビーくらい
(今はギャラクシーインパクトが打てます
……ウソです)

じゃあ、なぜ当時の僕はそこまで崩れていたのか
理由のひとつは、薬の副作用でした

誤解しないでほしいのは、これは薬の断罪ではありません
僕は薬に助けられた時期もあります

ただ、僕にとっては「副作用で自我と尊厳が削れていく」感覚が耐え難かった

追い込まれた僕は、死ぬのをやめる代わりに、薬を捨てました
そうしないと自分を保てなかったからです

もうバカにされるのは嫌だった
あの頃の僕には、尊厳すら残っていなかった

※ここは大事なので書きます
薬の中断や減薬は本来、必ず医師と相談して進めるべきです
僕のやり方をおすすめするつもりはありません
これはあくまで「僕の経験」です

離脱症状に苦しんだあと、少しずつ思考が戻ってきました
思考が戻った瞬間、僕は貪るように本を読み始めました
今度は「意味が理解できる」ようになったからです

心理学、哲学、自己啓発、脳科学、仏教、行動経済学、統計学、進化論……
ありとあらゆる知識を吸収して、必要だと認めたものを実践しました

結果として、うつ病とパニック障害は消失しました

このやり方が正しいとは言いません
でも結果は残しました
誰に何を言われても、僕は自分で自分を救った

そして痛感したのは、情報と知識は武器になるということです

現代は、情報の大切さを僕が語るまでもなく、みなさん気づいていると思います

どうすれば助かるか
どうすれば抜け出せるか
その「地図」を集めることから、道が開ける

求めよ、さらば助からん
僕は、そう考えています


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自律神経を整えることの大切さについて、僕なりに書いてみます

人間は、長い時間をかけて「地球のリズム」に合わせて生きてきました

日が沈めば暗くなり、暗くなれば休む
日が昇れば明るくなり、明るくなれば動く

この繰り返しの中で、体内時計や自律神経の仕組みが育ってきたのだと思います

一方で現代は、夜でも明るい世界になりました
電灯が普及したからです

日本では、1882年に銀座で街灯(アーク灯)が灯った、という話が残っています

そこから考えると、「夜の明るさが当たり前」になった歴史は、人類の長い時間に比べればごく最近の出来事です

もちろん個人差はあって、「夜型の傾向」を持つ人もいます

ただ、人工の光は体内リズムに影響しやすく、夜の強い光が睡眠のスイッチを遅らせてしまうこともあるようです。

だからこそ、心身が弱っているときほど「光」「睡眠」「生活のリズム」を整えることが、想像以上に効いてくるのだと思います

僕自身、うつ病で眠れなくなったとき、最初は薬にも頼りました

けれど、薬だけでは生活のリズムが戻りきらず、眠れない日があったり、日中に強烈な眠気が来たりして、なかなか安定しませんでした

そこで、自律神経を整える方法を探して、できるものから試していきました

すると、少しずつ夜に眠れる日が増え、眠れるようになるほど体調が持ち直していったのです

「睡眠って、ここまで大事なんだ」と、身をもって感じました

整え方は、探せば本やネットにたくさんあります

大切なのは、どれが正解かではなく、「自分に合うやり方」を見つけて続けることだと思います

人間もまた、地球の生き物です
無理のないリズムに戻していくことが、回復の土台になる——僕はそう考えています


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人の価値は

「得たもの」ではなく、
「与えたもの」で測られる

損得だけで生きようとすると
心はいつまでも満たされません

自分の価値は、他人が決めるものではない

最後は、自分が自分をどう思えるか
その感覚が、人生の手触りを決めるのだと思います

気持ちよく生きて
どうか、楽しい人生を


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会社に、威張る上司はいますか

社長になった、部長になった、課長になった
だから威張るのだ、という人がいます

けれど僕は、役職で威張れると思っている時点で、その人は“人を動かすやり方”を取り違えているのではないかと思います

威厳や器は、声を大きくしたり、上から押さえつけたりするほど、むしろ小さく見えてしまうものです

僕は、うつ病になる前まで役職者でした
部下に指示を出すときは、まず自分でやってみせる
「こうやるのだよ」と言葉だけで押し切るのではなく、手順も、意図も、現物も見せる
それが一番早いし、一番誠実だと思っていました

以前、広島県の呉を旅したときのことです
大和ミュージアムで、山本五十六の言葉が掲げられていました

やってみせ、
言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ

おこがましいですが、「同じように考える人がいるのだな」と思って、少し嬉しくなりました

僕は、指示を出すなら前に立つタイプでした
背中を見せる
責任を引き受ける
そうして初めて、人は安心して動ける
僕はそう考えていました

うつ病になって降格したことは事実です
でも、“人を動かす基本”は間違っていなかったと今でも思っています

会社とは、ひとつのチームです
チームには、得意な人もいれば不得意な人もいる
速い人、丁寧な人、気づける人、支えられる人
それぞれの違いがあるから、成立します

「自分がこれだけやったのだから、お前も同じだけやれ」
この考え方は、特に仕事が複雑になるほど成り立ちません

野球は全員ポジションが違います
守備も打撃も役割が違う
ひとりエースがいても、チームワークが崩れれば勝てません

大切なのは、「和」だと思います
怒る前提、いがみ合う前提では、何も前に進まない

目的は、チームの勝利です
個人の勝利ではありません

役職者は、役職者の仕事をすればいい
社長は社長の仕事を
部長は部長の仕事を
課長は課長の仕事を
それだけで、威張る必要などありません

僕は会社や仕事を、そういうふうに考えています


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第二話(全二話)


『① “素敵”を三つに分ける。言葉ちゃう、行動で書くんや。
「優しい」やなくて「失敗しても責めずに次の案を一緒に考える」とか。
「大事にする」やなくて「不機嫌を放置せず、当日か翌日までに言葉で解く」とか』

彼女はスマホのメモを開いた。

「……行動で、書く」

『② 今の生活で、新しく男と会う数を数える。月に何人や。
0なら、それは運やない。ただの“出会いゼロ”や』

「……刺さる」

『③ 増やす道を三つ書く。友達の友達、趣味の集まり、バイト、アプリ、イベント。
どれでもええ。続けられるやつを自分で選ぶ』

「続けられるやつ……」

『④ 会った時は“よく見せる”やなくて“安心させる”。
挨拶、相づち、相手の話を一回受ける。それだけでだいぶ変わる』

彼女はメモを見つめたまま、息を吐いた。

「……これなら、できるかも」

『できるかも、でええ。やるかどうかは自分が決め』

彼女は十円玉を見た。賽銭箱に入れようとして、また地蔵の前に戻した。

「これは……今日の“やる”の印。直置きで」

『直置きに意味つけるな。石の前が重たくなる』

「石は重いでしょ」

『せやから増やすな言うてんねん』

彼女は、ふっと笑った。
さっきまでの焦りとは違う種類の軽さだった。

「……ありがとう、ツッコミ地蔵」

『礼はええ。まず“素敵三つ”や。帰ったらやり』

「命令してるじゃん」

『命令ちゃう。“選択肢”や。やる、やらん、自分で選べ』

彼女はメモを握りしめて、地蔵堂を背に歩き出した。商店街の明かりの方へ。

——そのとき。
ちょうど箒を持った近所のおばちゃんが通りかかり、地蔵の前の十円玉を見つけた。

「あらまあ、またここに置いて……」

おばちゃんは何も気にせず十円玉をつまみ、賽銭箱にポトンと入れた。

彼女が振り返って叫ぶ。

「ちょ、私の誓約!!」

頭の中に、あの関西弁が即ツッコむ。

『自分、誓約を“床”に置くな! ほら回収されたやないか!』

「だって! 賽銭箱に入れると生々しいって!」

『生々しい願いは、生々しい行動でしか叶わん。誓約はメモに残っとる。十円はもうええ!』

彼女は一瞬ぽかんとして、次の瞬間、声を上げて笑った。

「……はいはい、分かった! 帰ったらやる!」

地蔵は最初からそこにいて、最後まで動かない。
動かないまま、念だけが落ちる。

『ほな自分、“素敵三つ”な。——まず一個目から書け』


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第一話(全二話)

夕方、商店街の裏手。

コインパーキングと自販機の間に、ぽつんと小さな地蔵堂がある。
派手さはないのに、なぜか花だけは欠かされていない。

そこへ若い女の子がやって来た。
髪は巻いてあるのに、目の奥がちょっとだけ乾いている。スマホを握ったまま息を吐く。

「……はぁ」

彼女は財布から十円玉を一枚つまみ、賽銭箱じゃなく——
地蔵堂の前に座る石のお地蔵さんの前へ、そっと置いた。

「素敵な彼氏をください」

言い終えた瞬間、頭の中に関西弁がズドンと落ちた。

『自分、10円でえげつない頼みするなぁ』

「えっ……今の、誰……?」

『ほなあれか。自分、友達に“誰か紹介して”って10円で頼むんやな?』

「いや、そんな友達いないし……ていうか何それ!?」

周りを見回す。通行人はいるのに、誰もこっちを見ていない。
石のお地蔵さんは最初からそこにいて、もちろん動かない。

『ワシや、ワシ。ツッコミ地蔵や。口動いてへんやろ?
念や。脳内に直で来るタイプのツッコミや』

「念って……」

『それより自分、その10円、直置きて。まあええけどな。
ワシ金もろても使えへんねん。なんちゅうてもワシ石やからな。動けん』

「動けないのに、口だけ悪いの最悪だよ」

『最悪言うな。石やぞ』

彼女は頬を膨らませた。

「じゃあ、お願い叶えてよ。素敵な彼氏が欲しいの」

『叶える装置ちゃう。紹介もせえへん。連絡先もない。指もない』

「じゃあ何ができるの!」

『ツッコミと、手順の提示や。命令はせん。選ぶのは自分や』

「……手順?」

地蔵の念が、いきなり刺しに来る。

『自分、“彼氏ができる”んは絶世の美女か、アイドル並みだけやと思てへんか?』

「……はぁ?」

『ちゃうで。世の中、絶世の美女とアイドルだけで回ってへん』

「それ、私が可愛くないって言ってる?」

『自分にもまだチャンスはある、いうことや』

「“まだ”って何!? ムカつくんだけど!」

『ええ感じに燃えとるな。ほなツッコミ三段いくで』

「いかないで!」

『一段。自分、願いが雑や』

「雑じゃない!」

『二段。10円で人生の配達頼むな』

「頼んでない! お願いしただけ!」

『三段。“素敵な彼氏”って、雲や。雲に恋人入ってへん』

「……うるさい! でも……どうすればいいの」

声が少しだけ小さくなった。
負けたくないのに、止まりたい気持ちが勝った声だ。

『ほな、説教ちゃう。“手順”だけや』

「……うん」


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金を持つ者が戦争を決め
持たない者が前線で死ぬ

この構図は、昔から形を変えながら続いてきました

戦争だけの話ではありません
会社でも、家庭でも、学校でも、立場の弱い人間が「調整役」になり、最後にしわ寄せを受ける

力がある側は、決める
ない側は、従う
従わせる側は「仕方ない」と言い
従う側は「我慢」を覚えさせられる

いまはインターネットがあり、情報は手に入ります
だからこそ、僕は思います
人間の武器は銃ではなく、頭脳だと
知って、考えて、選び直す力です

「金持ち」「貧乏人」という言葉は乱暴かもしれない
でも、言い換えても本質は同じです
一部の権力が、多数の生活や命の“配分”を握っている
資本主義でも共産主義でも、結局は運用する人間次第で、同じ歪みが生まれる

そしてこの話は、国家間だけでは終わりません
個人の暮らしにも、そのまま落ちてきます

他人を踏んで得た利益は、いつか別の形で自分に返ってくる
誰かを蹴落として手に入れた「自分だけの幸せ」は、土台が脆い

社会は、どこまでいっても共同作業だからです
一人で完結している人生なんて、実際にはほとんどない

だからこそ、僕は「潔癖な正しさ」を望みません
誰も傷つかない世界、なんて夢物語でしょう

けれど、せめて——
傷つけることを“当然”にしない
傷つけられる側が黙ることで秩序が保たれる、という設計を放置しない
その方向へ少しでも舵を切りたい

正直に言います
僕の中にも怒りは残っています
自力でうつ病を克服した今でも、消えていない

でも僕は、その怒りを誰かを殴るための道具にしたくない
怒りは、目を覚ますために使いたい

「おかしい」と感じた感覚を麻痺させないために

おかしいことが、おかしいと言える世の中を
それが誰かの首を絞める言葉ではなく、誰かを守る言葉として届くように

僕は、そう願っています


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ハーロック

失敗してはいけない、と思うほど
足がすくんで動けなくなります

だからといって、失敗しないように最初から答えを教え、成功だけを用意してしまうと、ひとは育ちにくい
僕はそう思います

ひとは失敗から学びます
負荷がかかるからこそ、工夫が生まれ、強さが育つのだと思うのです

勝つ体験だけで育つと、いざ負けたときに折れやすくなることがあります

負けた経験が少ないから、立て直し方を知らないのですね

人間は学習して成長する生き物です
だから、失敗はしてもいい
むしろ、して当然です

失敗して、悔しい思いをして、涙が出て、恥ずかしくなって
「もうこんな思いはしたくない」と思ったとき、逃げずに向き合ったひとが強くなります
たくましくなるのです

少し変な言い方かもしれませんが
転び方を知っているひとは、大怪我をしない転び方も覚えます

もちろん、時と場合によります
熊と戦って一撃で負けたら、次はありません

でも、受験に落ちた
告白して振られた
優勝を逃した
料理がうまくいかなかった
文章が思うように書けなかった
気持ちが伝わらなかった

そういう出来事で、人生が終わるわけではありません

大切なことを書きます

人間の強さとは、失敗しないことではない
いかに立て直せるか

こちらのほうが、何倍も大切だと僕は思います

失敗しないで成長した人間は、世の中に一人もいません

大声で怒鳴り、罵り、根性論を振りかざす人もいます
僕には、少し悲しく見えます

勇気が必要なときはあります
けれど、猪突猛進が正解とは限りません

人間の武器は、脳です
どうすれば失敗を減らせるかを考え、必要ならやり方を変えて、また挑戦する

目の前のことだけではなく、少し視点を引いて全体を見ると、うまくいくこともあります

型に縛られすぎなくて大丈夫です
未来は、あなたたちが創っていくのです

僕はそう、思います


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幸せとは、稼いだ金額で決まると思いますか

お金はいくらあったら満足しますか
1億? 10億? 100億?

お金で幸せを測ろうとすると、たぶん終わりがありません

1億ある人は10億を見て落ち込み、10億ある人は100億を見て落ち込む
上には上がいるからです

もちろん、食べるに困るほどお金がないのは不幸です
けれど、暮らしていけるだけの収入があるなら
そこから先は「考え方」の比重が一気に増える
と僕は思います

今あるお金で十分だと思えるか
まだ足りないと焦り続けるか
同じ現実でも、幸福感は分岐します

稼ぐのが悪い、という話ではありません
稼ぐために、毎日が不幸になっているなら――それは本末転倒だ、というだけです

人生は、いくら持っているかより
どれだけ笑顔でいられるか
どれだけ「楽しい」と感じられるか
僕はこっちのほうが大切だと思います

通帳の数字より、思い出の数のほうが、僕は心に残ります


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自分のことは好きですか

結局、人生の多くはここに集約される気がします

自分を嫌いなままだと、誰かの好意が入ってきても、受け取れない

「そんなはずない」「どうせ嘘だ」「いつか離れる」――そうやって弾いてしまう

だから僕は、他人に好かれる以前に、まず自分との関係を整える必要があると思います

自分を好きになれないとしたら、たいていは「理想」と「現実」の距離が広すぎる

それは努力不足というより、目標の置き方が過酷すぎる場合が多い

自分を動かせるのは自分だけです
他人は背中を押せても、足そのものにはなれない

じゃあどうするか

意志力は“根性”じゃなく、技術です
鍛えるというより、使える形にしていくものです

そのために必要なのは、大成功じゃない
小さな成功体験を繰り返すこと です

・毎日5分だけ本を読む
・机の上を一カ所だけ片づける
・寝る前にコップ一杯の水を飲む

くだらないくらい小さいことでいい
でも「自分との約束を守れた」という回数は、自己肯定感の材料になります

やるじゃないか、自分
そう思える回数が増えると、自分を好きになる入口ができます

自己肯定感が上がると、世界の見え方も変わります
他人の欠点ばかり追わなくなる
良いところが先に目に入るようになる

嫌いは言葉にしなくても伝わります
同じように、好きも伝わる

そして僕は、誰かを好きになるとき、たぶん「その人の良い面」を見ているんだと思う

人は誰でも、ひとつやふたつ、ちゃんと良いところがあります
そこに焦点を合わせられたら、嫌いな人は今より減るはずです

論理と経験から、僕はそう考えます

自分を嫌う癖は、たいてい環境が作りました
だから、直すのも環境と手順でいいと考えます

自分を少し好きになって、他人も少し好きになって
どうか、楽しい人生を

僕はそう、願うのです

今日のあなたが、一歩でも楽になりますように……


#希望
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第二話 (全三話)


少年は睨んだ。

「戻ったら、俺は一人だ。
一人で生きろって言うのかよ」

黒い服の男は、少しだけ声を落とした。

「美談にせえへん。ワシも嫌いや。
せやけど、今あの人ら、来るな言うとる」

家族のほうへ顎をしゃくる。

「見てみ。止め方が“別れ”や」

少年は家族を見た。
母は泣いていないのに泣いているみたいに笑っている。
父は怖い顔をしていないのに必死で止めている。
兄はふざけた顔で隠し、姉は笑顔を崩さない。
祖父母は穏やかに、でも固く、首を振っている。

胸が崩れた。声が震えた。

「でも……もう無理だ……」

男は“無理”を否定しなかった。
代わりに、短く言った。

「無理や。今はな。
せやから、今決めることを減らす」

「……どうやって」

男は指を一本立てた。

「意味を探すな。今は溺れる。
理由を一個だけ持て」

少年は顔を上げた。

「理由……?」

「自分の理由や。
誰かのためやない」

男は息を置き、刺す。

「捨てるな。自分を」

少年は首を振る。

「そんなの……俺にあるかわからない」

黒い服の男は、少しだけ笑った。軽いのに、重い笑い。

「ある。
今、自分、怒っとるやろ。悔しがっとるやろ。
それ、生きる側の反応や」

「違う……ただ、悔しいだけだ……!」

「悔しいでええ。
悔しいってのは、終わってへん証拠や」

男が言った。

「聞こえるか。向こうの音」

少年は耳を澄ませた。
白い靄の向こう――現実の縁から、濁った音が滲む。

遠い無線。短い叫び。
泥水を踏む足音。掘り起こす“ザッ、ザッ”。
ピッ、ピッ、ピッ――機械の刻む音。

現実が、靄の外で動いていた。


#希望 #自作小説
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第一話 (全三話)


暗い。
暗いのに、寒くない。痛くもない。
音も、匂いも、遠い。

――遠いはずの匂いが、ふいに混ざる。
濡れた土。砕けた木材。コンクリートの粉。
鼻の奥に残る金属っぽい匂いは、どこかで折れた鉄の匂いだ。
静けさの底に、低いうなりみたいな音がある。地面がまだ、完全には落ち着いていない。

少年は、白い靄(もや)の中を歩いていた。足音がしないのに、進んでいる感覚だけがある。
ふと前を見ると、家族がいた。

父。母。兄。姉。祖父。祖母。
みんな、いつもの顔をしている。
なのに、ここでは誰も言葉を出していない。

少年の胸が、ぐしゃっと潰れた。

「お父さん!お母さん!」

叫んだのに、声が出ない。
それでも、喉の奥だけが熱くなる。涙が出るはずなのに、涙がない。

家族は笑っていた。
そして、笑ったまま――振り返って、手を振った。

違う。
「おいで」じゃない。
「来るな」だ。

父が、手のひらをこちらに向けて止める仕草をする。
母が、口元に指を当てて首を振る。
兄が、いつものふざけた顔のまま、でも目だけ真剣で、ぐっと親指を下に向ける。
姉は泣きそうに笑って、胸の前で手をぎゅっと握りしめている。
祖父と祖母は、ゆっくり、ゆっくりと頷いて、そして――同じ仕草で首を振った。

少年は走り出した。
走っても走っても距離が縮まらない。足だけが空回りする。

「一緒に行く!置いていかないで!お願いだよ!」

今度は声が出た。
叫びが靄を震わせた。
震えたのに、世界は少しも動かない。

家族は、少し後ろへ下がった。
その動きが、少年の胸を裂いた。

「なんでだよ!なんで……!」

少年は膝をついた。
靄の地面に手をついても、冷たくない。
痛くない。
でも、痛くないことが一番怖かった。
痛みがない世界は、もう戻れない場所の匂いがする。

その時、靄の横から、黒い服の男が現れた。
黒いコート、黒い手袋。
この白い世界で、その黒さだけがやけに現実的だった。

男は、少年の隣にしゃがみ込んで、家族の方を見た。
そして、少年にだけ聞こえる声で、言葉を落とした。

「自分、そっちは行ったらあかん言われとるな」

少年は振り向き、怒鳴った。

「うるさい!放っといて!俺は――!」

黒い服の男は、怒らない。
でも引かない。目が、逃げ道を塞ぐ。

「ほな聞く。自分、今のこの気持ち、ちゃんとわかっとるか」

「わかるわけないだろ!家族が……家族が……!」

少年は言葉を失って、拳を握りしめた。
握りしめても、何も掴めない。
この世界は、掴めないものばかりだ。

黒い服の男は言った。

「わからんでええ。
わからんままでも、生きる方へ戻れる」


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仕事はつまらないもの

給料をもらうために仕方なくやるもの
以前の僕は、そう考えていました

上司は配分を考えてくれない
部下は思うように動かない
給料は安い
しんどい
辞めたい
不満と文句を、ずっと抱えていた気がします

うつ病になってから、治し方を探すために本を読みました
読むうちに、いろいろな問いが立ち上がってきました

世界はどうやって回っているのか
自分が平和に暮らせているのはなぜか
他人が思い通りに動かないのはなぜか
自分の価値観(バイアス)とは何か
幸福感は、どこから生まれるのか

情報を入れすぎて、頭がおかしくなるかと思うくらい悩みました
でも、悩み抜くと少しずつ答えが見えてきたのです

人は一人では生きられない
世界は誰かの仕事で成り立っている
人はそれぞれ別の価値観を持ち、自分の正義は他人の悪にもなりうる
だから争いが起きる
だから平和が尊い

そして幸福感は、損得を握りしめるほど遠ざかり、手放したときに戻ってくる
他人に貢献する、という形で

この答えを“知る”だけでは足りませんでした
受け入れるには時間がかかった
今までの歪んだ価値観を書き換えなければならなかったからです

一つずつ試しました
すぐ効くものもあれば、効くまでに一年かかるものもありました
でも、確かに世界の見え方が変わっていきました

仕事も同じでした
「奪われるもの」だと思っていたのが
「支え合いの中で、自分も支える側に立つ行為」だと分かってきた

そうして見えた世界は、思っていたよりずっと美しかった

Gravityの短い投稿で全部は語れませんが
少しずつ書いていこうと思います

自己満足かもしれない
でも、誰かの生きるヒントになるなら、それで十分です

だから僕は、うわべだけの優しい言葉は使いません
現実に効く言葉を、丁寧に書きたい

どうか、よろしくお願いします


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自分を幸せにするのは、自分です

そこを他人に預けてしまうと、人生は一気に不安定になります

もちろん、ひとを好きになってはいけない、という話ではありません
「自分の幸せ」を他人への依存にしてはいけない、ということです

この本質を理解できると
自分を守ることも、他人を大切にすることも、同時にできるようになります

恋人や親、子ども、友達、上司や部下、同僚に
「幸せにしてもらう」前提で関係を組むと、期待が外れた瞬間に
「おまえのせいだ」になりやすい

自分の人生は自分のものです
期待するのは構わない
でも、期待が外れたときに相手を責めるのは、みっともない
僕はそう考えます

他人の人生に踏み込みすぎない
自分の人生に踏み込ませすぎない
主導権は、常に自分の手元に置いておく

自分を大切にできる人は、他人も大切にできます

誤解されがちなのは
「自分を大切にする=身勝手に振る舞う」だと思い込むことです

他人を思いやらず、言いたいことを言い、やりたいことをやる
それで幸せになれるほど、人生は甘くない

だから大事なのは、学ぶこと
本を読み、得た知識を吟味して、自分の頭で考えることです

僕から、みなさんへのプレゼントとして——
「やる力」「やらない力」「望む力」
この三つを、いま一度考えてみてほしい

指をさして方向を示すことはできます
でも、踏み出すのは、それぞれの足です
歩くのは、自分しかいない

どうか、幸せな人生を


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強さとは、恐れを知らないことではない

恐れを知ってなお、前に出ること
悲しみを知ってなお、立ち上がること

僕はそう、思うのです


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失敗は、頑張った証です

例えばの話ですが、10回に1回失敗するとします
10回間違えたのは、100回やった証です
5回しか間違えていない人は、50回しか挑戦していないのかもしれない

失敗しないコツは、何もしないことです
何もしなければ、失敗する確率そのものが発生しません

ただ、何もしない人間に成長はありません
同じ場所に留まるか、気づけば後退するだけです

人生はトライ&エラーの連続です
失敗の数だけ、ひとは磨きがかかる

いいですか

失敗を恐れないこと
失敗を引きずらないこと
毎回、反省して改善すること
何もしない卑怯者にならないこと
失敗は成功の糧だと知ること

失敗をしない人間は、ひとりもいません
他人のミスを笑ったところで、自分もまたミスをする、必ずする

失敗を繰り返して成長した人間は
10回に1回の失敗を、100回に1回に変えていける

落ち込んでるヒマなどありません
失敗しても挑戦をやめない人が、信頼を得るのだと僕は思います

今日も、よく踏ん張っていますね
その苦労は、尊いです


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