


anonimous
#三浦綾子 著
やっと、下巻半ばまで進みました📚️
明智光秀さんが本能寺の変で
織田信長を討つところが
前々から気になってましたけど、
「そんな感じだったのかなあ…」
と思いつつ、
#SHOGUN (将軍)ドラマを思い出しつつ、
キリシタンとか読みふけっています📘
細川ガラシャ夫人も大変ですけど
三浦綾子さん、凄いなあと、
御存命中に北海道旅行中に
訪ねた(お会いは出来ませんでした)
こととか思い出していました。
続き、ハラハラしながら
読み進みます~
#ビブリオマニア


鎌倉殿の13人 メインテーマ

ユウ
【この惑星で楽しみたいこと】
本について語り合いたい
【最近のマイブーム】
川上未映子、平野啓一郎、夏目漱石など

ハル
時代を遡ってキムジヨンの母の世代や、そして自分、など、女性の立場を描写するスタイル。夫や、母の夫、の言葉の冷たさ、というか、女性への偏見を含んだ発言のリアリティーはあった。リアリティーというか、それがスタンダードだったんだろう、という感じか。
内省の追求とか、そういうのはなく、男、女、として社会の中に置いて、その境遇の不遇さや、違和感をしっかりと指摘するような文章だった。
わかりやすい。感動というのではなく、事実として受け止めるべきであると感じた。韓国だけの問題としてではなく、生活の問題として、捉えていきたい。制度もそうだし、ジェンダーバランスの偏りは特に家庭内の、伝統とかとも結びついていると思う。そういう伝統に対して盲目的に美徳とするのではなく、批判的な眼差しを向けていきたい。
女性が頑張ってしまう、そうすると、後輩に女性として頑張らなければならない、とプレッシャーがかかる、とかも印象的だった。
時代とともに、男性に都合の良いように存在を無視されてきた女性から、不当に恵まれている女性、と女性を取り巻く言説の変化の指摘も、勉強になった。解説にあった徴兵制度がミソジニーの考えに、結びついているのは、納得がいく分析だった。同じアジア圏として日本にもかなりの部分が当てはまっていると思う。
この本を読んで日本の弱者男性問題に意見を言いたくなった。“弱者”に“男性”という言葉を付けることで、「女性と違って~」という意味が含まれている気がしてならない。自分で弱者男性と自称する場合、どの立場からものを言っているのか、考えるべきだと思う。自分で男性性を引き受けての発言か、それとも客観的に、なんとなく漠然とそう思っただけなのか。曖昧なところだと思うが。その言葉の裏には「女性は社会でうまく生きられてる、そんな女性と比べて男性は~」なのか、ちゃんと考えて言葉を使うべきだと思う。
小説としての面白さとか、追求は、別になかった気もするが、大切なことであった。最後のオチの部分の文章を見て、毒、がわからない人に、小説をお薦めしたい。自分も気をつけていきたい。


さかな

にゃめ
樹々の緑が綺麗に煌めいてます🍀💫
読書が趣味なのですが📚
村上春樹さんが好きです🙂🌈
ちょっと不思議な優しい世界に惹かれます。
「ノルウェイの森」や「1Q84」も
好きなのですけど🙄📚個人的には
「国境の南、太陽の西」が大好きです❤️
もう何十回も再読してる作品ですが📖
その度に感動と発見が有ります😊
多分、僕の生涯の1冊だと思います🍀💫
誰にでもきっとそういう本との
出逢いがありますよね☺️📖
それは幸福なこと🌸
これからも大事に読んでゆきます😊🌈
今日も1日良い日でありますように🌸🌈
#おはようございます
#読書



manacuba
『いつかの田舎道で見た憧憬としての女子学生』
田舎道に佇む制服を着た清楚な女子学生は現代では幻想である。ああいう女子高生、制服が似合う黒髪ロングで、ピュアな感性を持った少女、それはあなたが遠く離れた田舎のバス停留所に辿り着いても存在しない。田舎のバス停留所も現代では幻想によってもたらされた観念なのだから。過去は美しい。過去は永遠の幻想であり、すべての憧憬の源泉であるからだ。そして過去においても、学生服、それを身に纏った少女、田舎道とバス停留所も幻想でしかなかった。古ぼけたカラー写真をネットで閲覧し、美しい過去は、いつの時代も、過去進行形であっても、その時代を生きる人々の甘い感情によってもたらされる、未来への諦観でしかない。私たちが憧憬を手に入れようとするならば、思い出に浸るのではなく、自律的に美しい未来を志向するのだ。その時、未来は過去との約束を果たし、少女の純粋さは、他でもないあなたの中にあるだろう。

にゃめ
村上春樹さんが好きだったので📖
少し影響を受けているかなぁと思います。
「お鍋屋さん」という原稿用紙で20枚くらいの
短編小説をこの前、書きました🙂💫
お互いに深く関われない都会の若い男女の
物語です。
ちょっと抜粋してみます📖
📝「僕は雪音さんの事を何も知らなかった。
彼女が何を好み、嫌い、大事にしている
のか。僕はまるで知らなかった。ただ軀
の温もりしか僕にとっての雪音さんは、
存在して居なかった。多分、この街では
お互いを深く理解して愛し合うより、刹那
に温もりを求める方が簡単なのだろう。」
小説を書く事は魂のノンフィクションだと
ある作家さんが言っていました📝💫
物語を一編描くと、いつも自分なりの理解や
発見が有りますね☺️🍀
これからも時折書き続けて行きたいなと
想っています😊🌈
最後に「お鍋屋さん」のラストシーンを
抜粋して終わりにします📖🌃
📝「覚えているだろうと思った。僕がこの街
で暮らしてゆく日々に雪音さんの想い出は
きっと暖かさを与えてくれるだろう。
まだこの街の何処かで暮らしているだろう
雪音さんが、幸せである事を降る雪に
願っていた。風が吹いて建て付けの悪い
窓枠が音を立てて揺れていた。」📖💫
#ひとりごとのようなもの
#ファインダー越しの私の世界



にゃめ
「今日1番のプレゼント」🎁✨
冬の夜が静かに暮れてゆく。
僕は食卓で煙草を燻らしていた。
彼女が朝から親友と出かけて、久しぶりに
独りを満喫していた🌃
用意してくれた食事を済ませて、普段は換気扇の前で吸えとうるさい煙草も、ゆっくり吸える。
正直、久しぶりの独りは嬉しかった🍀
朝からだらしない格好でダラダラとゲーム三昧🕹
観たい映画を観て、疲れたら眠る。
誰にも何も言われない。最高だ🌸
夕食を食べながら独り分の食事だけだと
食卓が広いなとふっと思う。
ゲームも飽きた。映画も飽きた。
ごろりと横になる。誰にも何も言われない。
煙草も自由に吸えるんだけど…。🚬
さっきから時計ばかり見ている。
壊れてるんじゃないかと思うくらい、時間が
経たない。
起き上がり学生時代やった卓球の素振りの
フォームを繰り返す🏓
僕は選手で彼女はマネージャーだった。
青春の煌めいた日々のなか、少しずつ仲良く
なった。初めてのデートは緊張したなあ。
一緒に行った美術館。モネの絵は綺麗だった。
またごろりと横になる。
静かに夜が暮れてゆく。目を閉じて昨日の
事を思い出す。彼女が親友の事を楽しそうに
話していた。もっときちんと聴いてあげれば
良かったな🌌
ドアの開く音がした。
「ただいまー」
聴きなれた彼女の声。
「おかえり」
苦笑する。自分の声の何とはしゃいでいる事。
ゲームより映画より今が今日1番ワクワクしてる。
僕は起き上がると玄関先まで、弾んだ足取りで
彼女を迎えに行った。🌸
#おはようございます
#ファインダー越しの私の世界



にゃめ
「冬暖かは冬の季語」☃️🌸
冬とは思えない暖かで穏やかな陽射しが
降り注いでいた。
僕は馴染みの公園でゆっくり背筋を伸ばす。
黒猫のジジ。有名なアニメのキャラクターの名前を付けた、この公園の野良猫。
今日は居ないのかな。数人の小学生達が遊んでいる。元気な笑い声が響く。
ふっと自分の子供の頃を思い出す。
近所の草はらでの草野球。
夕暮れが街を包むまで遊んでいた。
あの頃の友達は元気だろうか。
みんなきっと日々の暮らしを懸命に頑張っているだろう。
野良猫の平均寿命は約5年。飼ってあげる余裕は無い。ポケットのチュールを触る。
居ないのかな。もしかしてもう亡くなったのだろうか。明日を夢見るのが難しい時代。人も猫も大変だ。
「ニャア」
脚元で声がした。ジジが小さな軀で擦り寄っていた。手を伸ばすと戯れてくれた。
抱えて声をかける。
「お互い大変だけど何とかやって行こうよ」
ポケットからチュールを取り出してジジに与えた。美味しそうに食べている。
ジジの背を撫でながら空を仰いだ。
穏やかな陽射しが降り注ぐ。雲が煌めいていた。
生きているんだな。今この時を。僕もジジも。
ふいに温かな感情が込み上げて来た。
大丈夫。きっと大丈夫。
子供達の笑い声が響煌めく渡っていた🍀
#ファインダー越しの私の世界
#音楽をソッと置いておく人



真斗(ぱめら)


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