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glutamine

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「奴隷はおとなしいように見えるが、善良さを代表しているわけではない。奴隷根性が極めて重い人間は、同類に対して極めて凶暴である。彼らが奴隷の所有者から失った自尊心は、同類から補償される必要があるからである」-魯迅『灯下漫筆』
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伊藤拓真

伊藤拓真

紹興を見に行きました。魯迅の故里を感じ取った。おいしい臭豆腐を食べました。
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あ

国語の教材で1番好きなものはなんですか
私は魯迅の故郷
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ほだけ

ほだけ

あなたが抱く哲学・思想・信仰はどのような結果としてあなたに有用と思わせますかあなたが抱く哲学・思想・信仰はどのような結果としてあなたに有用と思わせますか

回答数 22>>

私は、ある種の偶像崇拝が有用性を持たないとは考えていない。むしろ偶像崇拝とは、それが確かであるか不確かであるか、感触のあるものか感触のないものか、ただその点によって左右される主観的な有用性なのだと思う。

偶像崇拝が描かれる魯迅の短編『故郷』そこにはルントという人物が登場する。ルントはいわゆる貧農であり、重い税を課され、生活費にも事欠くほどに困窮していた。彼の手は赤切れを起こし、荒んだ生活を強いられていたが、それでも先祖を祀るための香炉と燭台を大切に持ち続けていた。その姿は、まさに中国近代社会の封建制度に深く染められた人間として描かれている。

語り手は、ルントのあり方を一種の偶像崇拝として見ている。しかし、物語の終盤において、彼は自らの中にもまた偶像崇拝があることに気づく。それは、将来ルントや自分のように苦しむことなく、子どもたちが生きていけるような世界になってほしいという希望である。だが、その希望そのものもまた偶像崇拝なのではないかと思いつく。

私は、この『故郷』における偶像崇拝の捉え方は、まさしく主観的有用性をよく描いてると思う
哲学哲学
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