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『バタイユ』

Twitterで「そう言えば昔(80年代)マダムエドワルダってポジパン(意味が分からない)バンド居たが多分バタイユは読んでない(笑)」と書いたら熱狂的なファンから「JIN様はバタイユ読んでますよ!」と唐突にDMが来た。どうやらまだ活動しているらしく未だにポジパン(意味が分からない)メイクで同じ様な事をしてるらしい。多分僕より年上のおっさんが。バタイユを読んでいる事になんの意味もないって皮肉だったのだが、ああいったゴシック系のバンギャに通じないのは良く知っている。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルでもマルキ・ド・サドでもギー・ドゥボールでも良いけれど、僕は海外文学(特に哲学を跨いだ)をほとんど読んでいるが理解はしていない。いや、理解していても、その解釈を自分で疑っている。何しろ違う言語で書かれ間に翻訳者の解釈が入った時点でなんの意味も無いと思っている。

谷崎潤一郎の流麗でブレスの長い陰湿なぬらぬらと輝く文体を英語やフランス語に翻訳したら、全く、何一つ意味が無いだろう。

昔、タイニーキャザムを解散した後に泥臭いロックンロールをやろうと組んだバンドでキングズネークスと名乗って2年ほど活動した事があった。ある時わけ知り顏のライブハウスのマネージャーから「サンハウス好きなの?」と聞かれ、ん?いや、好きだけどもなんでまたサンハウス?と思ったが、後になって、あの悪名高き博多系ロックバンド「サンハウス」にキングスネークと言う曲があるのに気がついた。

サンハウスとは、戦前ブルースマンの人名で、そのまま人名を名乗って居た件のバンドは、数々の洋楽をそのままパクり日本語にしただけで日本のロック史に名を残している。リフもコード進行も全く同じな曲もあるし、歌詞のほとんどはブルースの有名な曲をそのまま日本語に置き換えたテーマのものばかりだ。

そもそも僕らがキングスネークスと名乗ったのは、マディ・ウォーターズのクローリンキングスネークと云う曲の一節から拝借したので、まぁ大した差は無い(笑)即刻バンド名は変更した。

「知っている」事と「理解している」事は別だ。「理解している」事と其処からインスパイアされ新しい物を作り上げる事も別の話だ。

僕が古典落語の熱狂的なファンなのは、噺をみんなが「知っている」からだ。「理解している」からだ。この状況下で噺家達は、自分の解釈の視点と演じ方を競わなければいけない厳しい世界で、これは芸事、芸術に丸裸で挑む特異な文化だと云う所に異様な魅力を感じている。

多分、僕にもっと教養があれば、オペラや能を楽しむ事が出来るのだろうけれど、残念ながら僕の教養は吝嗇窮まりない。

PS、昔、横浜大学でロシア語の非常勤講師をしていたエカテリーナに「ナボコフの小説はまだしも、詩なんて母国語で読まなければ意味ないでしょう?」と聞いた事があった。答えは「確かに響きや意味合いの美しさは損なわれるけれど、ナボコフ自身ロシア語を捨てて英語で書いてた時期もあるし、新しい違う流れが出来てて日本語で読むのも楽しい。」だった。エカテリーナの日本語力は、僕が知っている外国人(有名人含む)の中で一番達者で、何しろ田山花袋(!)を旧語体のまま読んでいた。

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朔太郎

朔太郎

「田園の憂鬱 或いは病める薔薇」佐藤春夫

東京の生活に疲れ、生きる意味を失いかけていた青年(詩人)は田園の村 (現·横浜市青葉区鉄町)に妻、犬二匹、猫一匹と一緒にやってくる

薔薇を育て、精神の安定を得ようとするが、家に引きこもり、創作活動を続ける青年の姿に、日々農作業に打ち込んでいる周囲の人たちからは変人として見られるようになる

妻も「いつまでこんな生活を続けるのかしら」と不安になり、些細な事で揉めるようになる

また村人からも「犬の鳴き声を何とかならないか」などと文句を言われ、彼の精神は徐々に追い詰められていく

続編「都会の憂鬱」は東京に戻ってからの青年(佐藤春夫)の生活が描かれる

若き日の江戸川乱歩はこの小説にいたく感動したらしい

佐藤は友人に芥川龍之介、谷崎潤一郎 (後に妻を寝取られる)がいて太宰治の後継人でもあった

短めの長編小説です。よろしかったどうぞ

#読書 #小説 #日本文学
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たこ

たこ

1度は読んで欲しいと思ったオススメの本1度は読んで欲しいと思ったオススメの本

回答数 608>>

谷崎潤一郎の「痴人の愛」
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佐藤

佐藤

本とか読んだりする?好きな作家さんとかいたら、ぜひ教えて!本とか読んだりする?好きな作家さんとかいたら、ぜひ教えて!
時間なくて最近読めてないけど基本文豪系が好きです
この世で一番好きな作品は太宰治の駈込み訴えです、
他は江戸川乱歩の蟲、人間椅子、芋虫
谷崎潤一郎の少年辺りですかね
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シャフ㌨

シャフ㌨

本とか読んだりする?好きな作家さんとかいたら、ぜひ教えて!本とか読んだりする?好きな作家さんとかいたら、ぜひ教えて!
谷崎潤一郎、三島由紀夫、太宰治、芥川龍之介、夏目漱石かな
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朔太郎

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江戸川乱歩「蟲」

少しマニアックな話です。よろしかったら
お読みください

文字はもともと記号ではなく、目で見て視覚的に楽しむものでした
今、ネットで夥しい数のフォントが流通しているけれど、正直言ってデジタルの文字はあっさりとし過ぎていて詰まらない

この三枚の画像は江戸川乱歩の「蟲(虫)」を戦前のものから、今デフォルトで読めるものまでを比較したものです
同じ作品でもここまで印象が違うんです

僕の理想型は戦前出版されたものです。旧字旧仮名で総ルビ、フォントが力強く、デザイン性
に優れています

戦前の出版物に完全に取り憑かれてしまい、泉鏡花から始まり、鶴屋南北、芥川竜之介、谷崎潤一郎、夏目漱石、幸田露伴、江戸川乱歩、菊池寛、夢野久作、小栗虫太郎な#小説 どなど、手に入るものは全て手にいれました

おかげで部屋の壁一面は本で覆われ、友人などから「お前は古本屋か」と言われる始末
ある女性などは僕の部屋を見るなり黙って帰ってしまいました 笑

デザイナー出身の京極夏彦さんは読者が視覚的にテキストを楽しめるようにと、ページ配分に気を使っているけど、もう一歩前へ進めて「姑獲鳥の夏」などを旧字旧仮名総ルビで出版してくれたら嬉しいんだけど

#読書
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朔太郎

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泉鏡花「山吹」

映画「国宝」が大ヒットし、また鏡花や大南北などの歌舞伎にに注目が集まるのではないかと期待しましたが、まったくそんなことはなかったですね

この作品は三島由紀夫さんと澁澤龍彦さんの対談で知りました
以下一部抜粋させて頂きます

澁澤「『山吹』ですね。あれは素晴らしい。汚い人形使遣いは彼女に鞭で打たるんですね」

三島「すごい作品でしょう。彼女はその爺さんに愛着をおぼえて、別の世界へ連れていってくれそうな男はこれだと思う」

三島「過去の恋人は、ただの地上の恋愛にしか連れていってくれないけれどもね」

澁澤「恋人は知的な男ではあるけれど、行動へは踏み出せない男ですね」

三島「鏡花はどこかへ連れていってくれます。日本の近代文学で他界、つまり地獄まで連れていってくれる文学というのはほかにない」

若き日の横溝正史や江戸川乱歩がもっとも夢中になったのは谷崎潤一郎と佐藤春夫、そしてこの泉鏡花だったそうです

#小説 #短編小説 #戯曲 #
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ゃわ

ゃわ

近現代史と近現代文学研究をどっちも取ってるから、論文使い回しできるやん!って思って意気揚々と始めたけど、近代史では谷崎、文学研究の方では芥川を書きたくなってしまって終了
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