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まそっぷ

まそっぷ

なんか、ドキドキする。なんか、ドキドキする。
脈測りますね〜
はーい喉見せてくださーい
聴診器当てますよ〜

うん…うーん…風邪ですね
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꧁ᓰᘐᗩƝᗩᖘ〇꧂

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Switch2より割と真剣に片耳の聴診器のが欲しくなるな
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ゆかりん

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ドラマヤンドクの橋本環奈は 努力 根性 気合の3つで医者になりました アナタの知っている医者はどんな3つで医者になれたと思いますかドラマヤンドクの橋本環奈は 努力 根性 気合の3つで医者になりました アナタの知っている医者はどんな3つで医者になれたと思いますか

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目、聴診器、気持ちっしょ
大喜利のお題の星大喜利のお題の星
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あゆ

あゆ

1時間待ちして、聴診器して終わった。
痰、咳、喉痛の薬貰った。
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紫苑/しおん🐈‍⬛

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【経過良好(全7章)】
⑤定期通院

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七海は定期通院の日に少し早めに来た。受付を済ませ、待合の端ではなく中央寄りの椅子に座る。

その動きで服の前側が一瞬張る。布が先に動き、少し遅れて戻る。服が変わっている。派手ではない。露出もない。だが身体の線を隠すための服ではなかった。選び直されている。

化粧も濃くはない。肌の色を整え、眉を揃え、唇にだけわずかに色がある。整っている。

吉田は名前を呼ぶ。七海はすぐに立つ。
「はい」

声がよく通る。語尾が少しだけ跳ねる。歩き出す。歩幅は小さい。その分上半身の動きが目立つ。診察室の前でガラスに映る自分を一瞬だけ見る。

中に入る。

佐藤の声がする。
『どうですか その後』
いつもと同じ。低く丁寧。

「変わりないです」
七海の声が返る。
身体を寄せる。ほんの数センチ。

佐藤は椅子を引く。距離はこれまでと変わらず。
『表情 良くなってきましたね』
そう言ってカルテを見る。

七海は何も言わない。
軽く口角を上げる。

聴診器が当てられる。位置は正確。時間も変わらない。視線は下へ流れる。顔には留まらない。

吉田は数値を記録する。〖安定。問題なし。〗

七海の声が次に出る。
「康平さん 次も同じ時間で大丈夫ですか」
頼みではない。確認だ。

佐藤はうなずく。
『はい その方がこちらも助かります』
事務的な返答。

七海は「分かりました」と言う。声だけが柔らかい。

診察室を出る。歩幅は一定。だが足音が軽い。廊下で別の患者とすれ違う。七海は軽く会釈をする。会釈が少し大きい。

吉田は次の患者を呼ぶ。七海は振り返らない。足音が一定のリズムで遠ざかる。佐藤は七海のカルテを閉じる。
『安定ですね』
それだけ言う。

吉田は入力する。〖経過良好。定期通院継続。〗それ以上書くことはない。仕事は流れていく。七海の足音だけが、しばらく耳に残った。

#創作小説 #紫苑 #経過良好
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紫苑/しおん🐈‍⬛

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【経過良好(全7章)】
③白は続く

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病棟は朝になっても同じ色を保っている。光は入るが白は薄まらない。吉田は点滴の残量を確認し、吸入の時間を合わせる。順番どおり決められた動き。七海はその動きに抵抗しない。

ベッドに腰掛ける姿勢は昨日と変わらない。背もたれに寄りかからず、肩は少し前に落ちている。身体を守る姿勢だが、隠そうとしている感じはない。
「苦しくないですね」
「はい」
声は一定。抑揚がない。

吸入器を口元に当てると、七海は一度だけ視線を落とす。呼吸は徐々に整っていく。

回診の時間になると 足音が変わる。佐藤だと分かる。歩幅が揃っていて急がない。だが止まらない。
『おはようございます』
声が低い。診察室より柔らかい。

七海は顔を上げる。表情は変わらない。
だが、
顎の角度がほんの少し違う。
『昨夜は眠れましたか』
「まあまあです」

佐藤は椅子を引かず立ったまま距離を詰める。近いが触れない。聴診器を当てる。位置は正確だが、当てる前に一度だけ迷う。七海は呼吸を止めない。吸う。吐く。佐藤はその動きに合わせて視線を落とす。医学的に必要な確認、という顔。

吉田は回診表に目を落とす。〖肺音 良好。改善傾向。〗佐藤の手が外れる前に、一拍遅れる。その一拍は説明されない。
『このままいけば もう少しで退院ですね』

七海は一度だけ瞬きをする。表情は変わらない。
「そうですか」
声も変わらない。だが視線は逃げない。

『無理しなくていいですからね』
誰にでも言う文句。しかし七海の時だけ語尾が丁寧だ。吉田はカーテンを整える。

七海の周りには物がない。差し入れも連絡もない。それでも七海はこの空間に収まっている。
昼も、
夜も。
呼ばない。
呼ぶ必要がない、という顔をしている。
それが一番 長居する患者の顔だ。

夜の見回り。七海はベッドの上で上半身を少し起こしている。テレビは消えている。
「何か 困っていることは」
「いえ」

即答。
吉田はそれ以上、聞かない。

廊下に出ると、佐藤が詰所の前に立っている。七海の部屋の方を見ている。長くはないが、視線は正確だ。吉田はカルテに一行足す。〖経過 安定。〗
それだけで、この一日は終わる。
白は続く。
時間も続く。

#創作小説 #紫苑 #経過良好
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【経過良好(全7章)】
②火の不始末

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

その日は、夜勤明けだった。
空が白み始める頃、救急外来の電話が鳴った。

内容は短い。
《老朽アパート。煙吸引。意識清明。喘息持ち。》

ストレッチャーが入ってくる。
女は上半身を少し起こした状態で、
マスクをつけていた。
呼吸が細かく割れている。
吸う。
吐く。
間が、ない。

「名前 言えますか」
「……しらやま ななみ」

声が
途中で切れる。

服には煙の匂いが残っている。焦げではない。生活の中に混じる、軽い煤。消防隊員が簡単な状況説明をする。《同じ階の住人の不始末。鍋。消し忘れ。火はすぐに回ったが 鎮火も早かった。》

吉田は頷き、モニターを装着する。
酸素飽和度、やや低下。呼吸音、軽度の喘鳴。
「少し様子を見ましょう」
それだけで入院は決まる。

病室に入ると、佐藤が先に来ていた。当直ではないはずなのに白衣を着ている。
『白山さん』
声が少しだけ柔らかい。

七海は視線を向ける。表情は変わらない。
『火事 怖かったですね』
慰めとしては、よくある言葉だ。

「……気づいたら 運ばれていました」
それ以上話さない。

佐藤は聴診器を当てる。布越しに、丁寧に。必要以上に、時間をかけて。吉田は記録を取る。〖火傷等外傷なし。意識障害なし。〗ただ入院の理由は成立している。

酸素。
吸入。
点滴。
ベッドに横になる七海は、いつもより少しだけ楽そうに見えた。佐藤は処置の説明を終えても、すぐには部屋を出なかった。
『何かあったら、すぐに私を呼んでくださいね』
医師として正しい言葉。

「はい」
七海はそれだけ答える。

吉田はカーテンを引く。
区切られた空間に火の気配はもうない。

それでも
七海は病室に残り、
佐藤は病棟に残った。

事故だった。
ただの火の不始末。そう処理される。

吉田はカルテに淡々と入力する。〖火災。煙吸引。喘鳴あり呼吸苦あり。SpO2 88%〗それ以上のことは、どこにも書かない。


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