我々は、奴隷ではないのだ。我々は、自己という国を統治する王であらねばなるまい。私たちは、実に多くの杭を地に打ち立て、神妙な面持ちで、それも、不完全な荘厳さを躍起になって、或いは確固たる信念を宛ら花崗岩の土台かのように扱って?実の所は、サグラダファミリアのように不完全で立派なものを建築してきたに過ぎない。つまり、巨大建築は私たちの求める神秘的な恐怖の建造によって、畏怖の念を抱かせてきた鳥籠なのである。