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鬼滅の刃ファンの星

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鬼殺隊が千人を突破しました!大きな惑星になりましたね🪐

箱開けの明星

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箱開けをする人の中でモラル やマナーが 無いor有る 無いのなかでも度が過ぎてない人もいるのは事実です! そういった人たちを星の投稿にのせて 注意喚起をするために この星を作りました 誰がどういった内容をしたかまであるとでも伝わりが良いと思います 害悪ユーザーをみんなで関わらんようにするためにみんなで 注意喚起をしていきましょう

鬼滅の刃

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この惑星は、「鬼滅の刃」以外の投稿はできません。ご了承ください。

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素敵な1日1日を 過ごせる事を願っています🍀︎ 皆さんの力になれるように 1つずつ、ちょっとずつでも前に進んで 行きたいと思います✨️ 日々の出来事(嬉しい、楽しい) どんな事でも感じた事を 綴っていただけたら幸いです🌸 応援しています📣⊂(^・^)⊃🎶 どうか 穏やかな時間が続きますように🍀︎✨ 1人でも多くの方々が 笑顔でやさしい日々を過ごしてほしいと 願いから✨️明るい未来の星✨️になりました♡

中森明菜好きな星

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明菜さんが好きな方はもちろん、聴くのが好きな方、歌うのが好きな方々との交流を持てる場になればと思い作りました😊 イベント等は特に考えてませんがルームする方の情報載せたり使えれば良いですね!

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この惑星は、今日を生きるため、明日を生きるために、前向きになれるような投稿や画像でいっぱいにしたいです。時には病む時もあります。そんな時にこの惑星の投稿を見て前を向けるような糧となることが出来たら幸いです☺️

おきもち表明の星

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おきもち表明の星を作ったよ 縛りなし!伝えたいこと吐き出したいことなんでもいいよ〜〜〜 おきもち表明のお仲間募集中です FF外からでもようこそようこそ!失礼しちゃってください シモニタや荒らしはダメ!絶対!

本当意味不明投稿の星

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明元素の星

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あきっくす😗

あきっくす😗

【連続GRAVITY小説】
〜Gravity-Link〜
第三章 ~彼らが捧げる、たった一つの純情~

第54話:計算違いの恋心

深夜の「Gravity-Link」に、予期せぬノイズが走った。管理人である私(あきっくす)が、不穏な空気を感じてログを遡ったその時だ。画面の隅に、退会したはずの**仔猫(アイリス)**が密かに仕掛けていた「隠しログ」が、冷たく明滅した。その視線は、まるで闇の中から獲物を狙う猫のように鋭く、ルームの深層に潜む「秘密」を暴き出そうとしていた。
「……見つけたよ。冷静なテスターさんの、バグだらけの純愛。ターゲットは、あの美しいけーぞーさん、かな?」
冷ややかな文字列が画面を横切った瞬間、テスターはパソコンの前で息を呑んだ。彼は、けーぞーが私(あきっくす)へ向けていた純粋な敬愛を、誰にも知られないように、自分だけの胸に秘めてきたはずだった。しかし、仔猫の悪戯な視線は、彼がけーぞーに向ける切ない恋心を、すでに正確に射抜いていたのだ。
(まさか、僕の気持ちが、こんな形で白日の下に晒されるなんて……)
テスターの手が止まる。その異常な沈黙を、誰よりも鋭い洞察力を持つきびさんが見逃すはずもなかった。
「テスターさん。仔猫さんのログに、何か心当たりがあるのかしら? 今のあなたの解析データ、激しく揺れていて使い物にならないわよ」
きびさんの落ち着いた、けれど逃げ場のない問いかけに、テスターは眼鏡の奥の瞳を揺らした。そこへ、ルームの明るい太陽である萌々が、不思議そうに言葉を重ねてくる。
「えっ、テスターさんの恋? 相手って、もしかして、いつも一緒に仕事してる誰かだったりして!」
さらに、全てを包み込むような慈愛を持つ葵さんが、静かにログを綴った。
「テスターさん。無理に隠し続けることが、必ずしも相手のためになるとは限りませんよ。あなたのその苦しみは、もう限界なのではないですか?」
逃れられない。テスターは、自分がこれまで築き上げてきた論理という名の城が、ガラガラと崩れ落ちる音を聞いていた。
憧れの女性であるけーぞーは、今この瞬間も、管理人である私(あきっくす)への一途な想いを抱えたまま、この静かな混乱をどんな気持ちで見つめているのだろうか。
(僕が本当に守りたかったのは、彼女の穏やかな笑顔だったはずだ。でも、今の僕は……彼女を一番困惑させ、傷つける存在になってしまっているんじゃないか?)
自責の念と、抑えきれない純情。テスターの知性は、今、一人の女性への想いによって完全に麻痺していた。知性を誇った男が、ただの「恋する一人の男」として、剥き出しの心で立ち尽くしていた。
(つづく)


#連続GRAVITY小説
#第54話
#仔猫さんまたまたごめんなさい
#この物語はフィクションです
#storysong

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冬のうた

Kiroro

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ば

好きすぎて滅ってなんなん。明滅しろ
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第8章 星空古路

皆が五色の祭壇に転がり落ちると、玉の塊や石板でできた古書の山をどさりと崩してしまった。祭壇の上はたちまち散らかし放題となる。

古老な青銅の巨棺はすぐ傍らに横たわっていた。ところどころに青銅錆(あか)はあったが、それでもその表面に刻まれた幾つもの曖昧な青銅刻図(せいどうこくず)を覆い隠すことはできなかった。それらは遠古の神々のようで、なんと皆、涙痕を帯びているかのように見える。

これほど近く、手を伸ばせば届く距離に迫られ、皆は恐怖を覚え、背筋に寒気を走らせた。

限りない歳月を経たこの五色祭壇は、上古の先民たちが天を祭るために築いたもの。まさか当時、古の皇帝たちは本当に何かを呼び寄せていたというのか?

この瞬間、皆は突然、荒涼とした遠い昔の気配を感じ取り、心は激しく揺さぶられた。

今、目の前に横たわる九柱の龍の死体と巨棺。まさか本当に、この五色祭壇が呼び寄せたものなのか?

伝説によれば、秦の始皇帝や漢武帝よりも遥か昔、上古の三皇五帝、七十二王が皆、ここで封禅の大礼を斎行したという。彼らは一体、何を呼び寄せたというのか?

五色の光華が耀き、祭壇に並べられていた玉塊や石板が突然、きらびやかに輝き始めた。表面に刻まれた古の文字がすべてきらめき、超大型の祭壇全体から柔らかな光が流れる。

「ガサガサッ!」

割れる音が響き、その山積みの玉塊や石板が突然、ひび割れ始め、そこから一道の光華が噴き出した。表面の古字はまるで命を宿したかのよう。すべてが虚空へと飛び出し、浮遊する。

「シュシュシュ!」

さらに多くの古字が光を放ち、半空中に浮かび上がる。その後、それらの玉塊や石板は微風の中で灰と化し、消え去っていった。玉や石に刻まれていた古字は、すべて束縛から解き放たれたのだ。

青銅の巨棺の上、深坑の周囲には、数千もの古字が耀いていた。それはまるで溶けた鉄で鋳造したかのように、金属的な光沢と重厚感を放っていた。

「ガサガサッ!」

またも割れる音が響き、近くの小さな五色土壇からも、一个个の古字が耀きながら半空へと浮かび上がった。

青銅の巨棺周辺には、あたかも星辰が光を放つかのよう。血のように赤い夕陽の下で、いっそう神秘的に映った。

玉皇頂にはまだ他にも人がいた。先ほどの大混乱で山を下りなかった者たちだ。だが、今、葉凡たちが深坑に転落するのを見て、そしてこの奇妙な光景を目の当たりにすると、皆が恐怖に慄き、争うようにして山の下へと駆け出した。

混乱の中、転ぶ者もおり、痛呼声や求救の声が絶えない。

その一方で、半空中の光り輝く古字が一つに凝縮し始め、徐々に巨大な「八卦」を形成したのである。神秘的な力が震動する。

これは圧倒的な光景だった。それらの古字と記号には計り知れない力があり、凝縮されると巨大な八卦図を現出させたのだ。青銅の巨棺と九柱の龍の死体を覆い、金属のような重厚な質感を放っていた。百練の金精で鋳造したかのようだった。

「ここから出たい!」
深坑の下から、誰かが泣き声を上げる。

「体が……動かない……」
誰一人として動くことができず、恐怖を覚えながらも、どうすることもできなかった。

「あれは……」

今、半空の八卦図の中心に、またも「太極図」が浮かび上がる。二つの陰陽魚(いんようぎょ)が互いに抱き合うようにして存在していた。

今や科学がここまで発展しても、古老な太極八卦図に秘められた宏大な奥義は依然として解明されていない。かつて誰かが星体と八卦の卦位の対応関係を基に天文パラメータで計算し、星体の軌道速度を証明したという。また、現代コンピュータの二進法の創始者も、太極八卦図を研究したことで大きなインスピレーションを受け、成功を収めたとされる。

古老な太極八卦図は現代人にとっても、依然として興味をそそる謎である。一体どのようにして創造されたのか? どのような作用があるのか? 何のために創造されたのか? 今もって伝説や確たる根拠のない推測しかなく、確かな証拠はない。

今、この時、葉凡たちは太極八卦図が人知れず隠していた重大な作用を目の当たりにする。それはなんと、時空に関係していたのだ。

巨大な太極八卦図の周囲で、空間が歪み、光が朧む。乾・坤・巽・兑・艮・震・離・坎に相当する八卦の記号が順に光を放ち、あたかも一組の神秘的で古老な暗号が耀いているようだった。

太極図の二つの陰陽魚は、奇妙な扉のように震え、ゆっくりと一条の隙間を開いた。それは遥か遠く、未知の星空へと繋がっているかのようだった。

光華が断続的に耀き、八卦の八つの記号が明滅する。最終的に複雑な順序で何度も変化した後、同時にすべてが輝き、眩いばかりの光を放った。

「轟(ごう)っ!」

鈍い振動の音。太極八卦図の中心で、二つの陰陽魚がゆっくりと開き始める。その過程で、時折星の光が煌めき、星空古路(せいくうころ)さえも見えた。

最終的に、陰陽魚は本当に扉のように完全に開き、神秘的で巨大な通道(トunnel)を露わにした。それがどこへと繋がっているのか、中は真っ暗で見えない。

その時、泰山の頂上で、九柱の巨龍の死体が突然、震え始めた。そして、その時、青銅の巨棺も「ガチャン!」と大きな音を立て、激しく揺れた。

葉凡たちは巨棺の至近距離にいた。多くの者が驚き、悲鳴を上げ始め、特に多くの女子学生たちが泣き叫んだ。

「どうしよう?」
「助けて……」

この状況下で、誰もが無力感を感じ、多くの女子学生たちが大声で泣き叫んだ。

一方で、意志の強い者たちが青銅の巨棺に驚きと疑念を抱きながら注視していた。棺の蓋が揺れ動き、位置がずれ始めたのだ。巨棺に大亀裂が走り、不気味な気配が漂い始める。

「ガチャン!」

巨棺が再び震動し、蓋が落ちそうになる。その時、何かの得体の知れない無形の力が皆を引っ張った。次の瞬間、皆は天旋地転するのを感じ、そして視界が真っ暗になり、全員が巨棺の中へと吸い込まれていった。

「あっ……」
「助けて!」

一部の者は崩れ落ちんばかりになり、恐怖の叫びを上げた。

「ドン!」

断崖に垂れ下がっていた九柱の巨龍の死体が震動し、同時に青銅巨棺の蓋が大きな音を立てて、完全に閉じた。

そして、すぐに、九柱の山嶺のような龍の死体が空へと舞い上がり、依然として生気を示すことはなかったが、青銅の巨棺を引いて、ゆっくりと太極八卦図が構築した暗く神秘的な通道へと没していった。

「轟!」

整座の泰山が激しく揺れた。まるで天穹が崩れ落ちるかのよう。玉皇頂には、天へと貫く五色の神光が耀いた。

その後、血のように赤い夕陽が消えると同時に、泰山の頂も一瞬で暗くなり始めた。空の巨大な太極八卦図は完全に閉じ、ゆっくりと消えていった。

九龍拉棺(きゅうりゅうらかん)。その姿を消したのである!

五色祭壇の上にあったすべての玉塊や石板は灰と化し、清い風が吹き、灰は風と共に散っていった。

この血色の夕陽の下で起きたすべてのことは、間違いなく世界中に大波紋を広げ、泰山は必然的に世界の注目の的となるだろう。だが、これらのすべては、葉凡たちとはもはや関係のないことだった。

青銅の巨棺の中は真っ暗で、冷たく鋭い寒気が漂っていた。一部の女子学生たちは崩れ落ちんばかりになり、無力感と恐怖でいっぱいだったが、大声で泣き叫ぶこともできず、自分の感情や声を抑え込み、小さく嗚咽(おえつ)するばかりだった。

「どうすればいいの? 誰か助けてくれないの?」
「私たちは本当に巨棺の中なの?」
「どうしてこうなったの? 脱出する方法はないの?」

次々と誰かが携帯電話で番号を押すが、まったくつながらず、外界と連絡を取ることができない。これにより、さらに恐怖が増幅した。

「皆、不安がらないでほしい。一時的に外界と連絡が取れないだけだ。泰山でこのような世紀の大事件が起きたのだから、すぐに世界中に伝わるはず。救助隊がすぐに駆けつけてくれることを信じよう。」
周毅はとても冷静だった。彼の言葉により、皆の恐怖心はいくらか和らいだ。

「周毅の言う通りだ。慌てず、私たちは冷静でいなければならない。必ず無事だと信じよう。」
王子文の声も平静で、場の雰囲気を鎮めるために言葉を発した。

「そうだ。慌てる必要はない。事態は起きてしまった。恐怖を感じても無駄だ。大切なのは、どうやって脱出するかを考えることだ。」
林佳も女性だが、この時の態度はとても余裕があり、動揺することはなかった。

葉凡是何も言わず、静かに座っていた。太極八卦図が構築した暗く神秘的な通道が、時折彼の眼前に浮かび上がる。今、ここはまだ玉皇頂の上なのか? 彼の心には悪い予感がしていた。

携帯電話の微かな光で、惶恐とした顔が見える。多くの者が顔を青くし、震えている者さえいた。

李小曼は遠くないところで、膝を抱えて座っていた。顔色は少し青かったが、とても冷静だった。彼女の隣にはアメリカ人留学生のケイドがおり、二人は英語で小声で話し合っていた。

劉雲志は手を強く握りしめていた。指の関節が白くなるほどで、明らかに内心は緊張していたが、恐怖の色は見せなかった。

実際、場にいる全員の内心は不安定だった。畢竟、密閉された青銅の古棺の中にいるのだから。

「全員、巨棺の中に入ったか? 人数を確認しよう。」
「一、二、三……二十八、二十九、三十!」
三十人目を数えた時、人数を数えていた学生の声が震え始め、「どうして……第三十人がいるんだ?!」と叫んだ。

クラスは全員で三十三人。同窓会の当初、三人は海外留学のため不参加。さらに別に五人は特別な事情で来られなかった。

そして、泰山に来た今回は、三人の留学生は帰国していたが、他の五人は依然として来られず、泰山に来たのは二十八人。それに李小曼のアメリカ人留学生ケイドを加えれば、二十九人になるはずだ。

今、なぜ三十人いるのか? 陰気で暗いこの古棺の中で、この刹那、皆は背筋にぞっとし、背中に冷や汗をかいた。
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遅くなりましたが参加させていただきます!











十二月八日、「事八日」。

人間界では正月の準備を前に道具を休ませるこの日、天界の別邸では八百万の神々が集う忘年会が最高潮を迎えていた。
「自分のような者が、本当にここにいて良いのだろうか……」
​新米の付喪神である私は、柱の陰でビクビクと怯えながら、きらびやかな宴の会場に足を踏み入れた。
かつて老舗旅館で数万人の名を記してきた宿帳用の「筆」だった私。
役目を終えて神の端くれとなったばかりの私を知る高名な神など、この場にはほとんどいないだろう。
周囲を見渡せば、人間達は生きている間に一度はその名を聞いたことのある神から、この国を支える高名な神々が、御神酒を煽り、お事汁を啜っている。

​しかし、その光景は厳かな想像とは少し違っていた。

「嘘だ! 儂の運勢が『凶』!? 正月の初詣客に『山崩れに注意』なんて予言、出せるわけなかろう!」
山神が地響きを立てて絶望し、その場に崩れ落ちて絶叫した。
芸能の女神は「中吉」の結果に
「私が『中』!? 私の舞は常に『特大吉』よ!」
とショックのあまり後光がピカピカと点滅させた。会場が人間界でいつぞやに流行ったディスコのように明滅し、他の神々から「眩しい!」「目が痛い!」と苦情が飛んでいる。
今日の忘年会​のメインイベントは、大神様が授ける特製おみくじ。
正月という最大の繁忙期を前に、神々はその「予言」に文字通り命を懸けていた。
「ヒッ、ヒヒヒ……! 見ろよ、俺様は『大吉』だ!」
突然、宴会場の隅から不吉な笑い声が上がった。ボロ布を纏った貧乏神様が、黄金色に輝くおみくじを掲げて踊り狂っている。
「【金運:空前絶後の大恐慌。財布の紐が腐り落ちる】……。最高だ! 正月早々、景気良くみんなの懐を空っぽにしてやるぜ!」
「……ふふ、私も『大吉』です。正月休みをまるごと寝正月に変えてあげましょう」
疫病神様も、毒々しいオーラを放ちながら恍惚とおみくじを頬ずりした。
​その瞬間、会場の空気が一変した。
「ええい、不吉な! 寄るな、近寄るな!」
「塩だ! 盛り塩を持ってこい! 樽ごとぶっかけろ!」
​商売繁盛の神や厄除けの神たちが、お清め用の塩をドバドバと二柱に浴びせ始める。会場はたちまち、吹雪が舞ったように真っ白な塩の海となった。
「あだだだだ! 熱い、塩が染みる! おい、やめろ! 俺は今『大吉』なんだぞ! 最も運が強い俺を敬えよ!」
「無礼ですよ! 大吉を引いた神に対してこの仕打ちは……ゴホッ、ゴホッ! 塩が喉に……!」
​塩まみれで喚き散らす二柱と、必死で塩を投げ続ける神々。その大乱闘を、上座に座る大神様だけが「かっかっか、賑やかなことだ」と楽しそうに眺めている。​私は、飛んできた塩の粒を避けながら、あまりのカオスな現状に呆然としてしまった。
乱闘が落ち着いた頃、今度は縁結びを司る大国主命様が悲鳴を上げた。
「【凶】……? 『縁:結び目が固結びになり、二度と解けぬ。あるいは絡まって千切れる』。……な、何ということを! 正月の境内は、新しい恋に胸を膨らませた若者たちで溢れかえるのだぞ!
もし私がうっかり結び方を間違えて、あべこべな縁を固結びにしてみろ……人間界は大パニックだ。あっちで痴話喧嘩、こっちで修羅場。縁結びの社が、縁切りの修羅場と化してしまう!
大神様、お願いです、せめて『普通』に……せめて『縦結び』くらいで勘弁してください!」
​どうやらおみくじは凶だったようであまりのショックに、手に持っていた「良縁の糸」が絡まって巨大な毛玉のようになり、自分自身が糸に巻かれて身動きが取れなくなっている。
​するとその隣では恵比寿様が「ひぃいっ!」と声を裏返し悲鳴を上げた。
「【大凶】……『金運:底が抜ける。福笹を振るたびに小銭がこぼれ落ちる』。……はは、ははは。笑う門には福来ると言うが、これは笑えん、笑えんぞ!
福袋を買いに来るお母さんも、初売りを狙うサラリーマンも、みんな私のこの笹を頼りにしているんだ。それなのに、私が笹を振るたびに景気が悪くなって、おまけに自分の懐から小銭までこぼすなんて……。
これじゃあ『商売繁盛の神』じゃなくて『散財の神』じゃないか! 大神様、今年の私は、門松の陰でずっと隠れていろということですか!」
ショックのあまり、抱えていた鯛が「こんな不吉な神様とはやってられねえ!」と言わんばかりに暴れ出し、恵比寿様の顔を尾びれでパシパシと叩きながら生け簀へ帰ろうとしている。
パッと見ると、神様達は皆、与えられた運勢に一喜一憂している。けれど、その根底には人間への深い愛があるのだ。愛しているからこそ、自分が授ける運勢にこれほどまでに怯え、責任を感じ、そして……。
「……さて。塩も尽きたようだし、締めの一枚といこうか」
​大神様の柔らかな声が響くと、嘘のように喧騒が止んだ。塩まみれの貧乏神も、肩で息をする恵比寿様も、全員の視線が一柱の新米へと注がれる。
「筆の小僧よ。お前はこれまで、多くの言葉を記してきた。……今夜の最後、お前自身の『これから』を、その目で見届けるが良い」
​私は、震える手で最後の一枚を受け取った。
神々をあれほど翻弄した、小さな白い紙。指先に触れるその感触は、かつて仕えてきたどの高級な和紙よりも重く感じられた。
​静まり返った会場。窓の外には、正月を控えた下界の街灯りが優しく揺れている。
私は覚悟を決め、筆先を整えるように指先に力を込めた。
​パサリ、と乾いた音がして、白い紙が左右に開かれる。
その中央に刻まれた、一筋の墨の色が目に飛び込んできた。
​私は――。
1月SS【おみくじ】
1月SS【おみくじ】
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作家の星作家の星
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暁

こんなボーリング場、二度と来るか!なにがあった?こんなボーリング場、二度と来るか!なにがあった?

回答数 99>>

屋内が廃墟で明かりは全て切れかけと分かるほどに怪しく明滅を繰り返し、店員を含め人の気配が全くせず、BGMも電源が切れかかっているのか、どこか歪んで不気味になっており、極めつけはボーリング弾には血痕と思しき濃い茶色いシミが付き、床やボーリングレーンには明らかに何かを引きずったと思われる大量の濃い茶色いシミがあちらこちらに延びている。因みに流れている曲は『美しく青きドナウ』、『ゴールドベルグ変奏曲』、『エリーゼの為に』、『間奏曲 イ長調 Op.118-2(ブラームス)』、『Que sera sera』『We've only just begun』『This town(フランク・シナトラ)』『The lonely bull』、『Promised land』、『25 minutes to go』などで、どれも何処か聴いたこともない程に歪んでいる上に奇妙な砂嵐の様なノイズや、笑い声や何とも言えない不気味且つ何か何処かで聞き覚えのある様な不協和音が混じっている。
大喜利のお題の星大喜利のお題の星
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オトワ

オトワ

ホタルの明滅かと思ったら
SOSでした
チキショー
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GRAVITY2
陽炎

陽炎

今朝、洗たく物を干していたら
電源タップ(おそらくはひとり暮らしを始めた頃から使ってる)が、変な明滅を繰り返すようになってしまい😱

これはヤバい、火を吹いたら大変だ、ということで、ホームセンターまで行ってきました

う〜ん、痛い出費💦
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おすすめのクリエーター

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陽炎
はじめまして、陽炎といいます 詩を描いたりしてます 好きな音楽は  中島みゆき、エレカシ、amazarashi 古い曲も結構好きです ドラマや映画を観るのも好きです ズシンと重ためなのが好み 最近アマプラで、月、観ました 読書も好きですが、最近はあまり読めてないです よろしくお願いします
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カッシュ
酒と絵描きが好き。セリフ、声劇にもたまに顔を出す。馬の骨。小説も書いてみたいな… 漢字で書くと褐首。これは友達に貰った表記。 🐦‍⬛ᩚ←頼れる味方 🌻️📝←友
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ローグ
埼玉県新座市住み 好きなもの、ゲーム、アニメ、漫画、酒
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暁と申します。発達障害と双極性障害があります。こちらで様々な方と交流出来ればと考えています。他のアプリやサイト等に誘導されても行きませんので、予め御了承ください。無論ですが、出会い等は一切求めていないので、そういった事を目当てにされている方や、そういった方をカモとして認識されている方は絶対に時間の無駄になりますので他の方を探された方が良いかと思います。年齢等色々面倒な事を尋ねないで下さい。
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あきっくす😗
時間は自分で作るもの。「忙しい」は言い訳なんだよ。 何事も逆算。
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