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川端康成の小説の一節に、「別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。」という言葉がある。もっとも美しい呪い、と表現する人もいるらしい。現代ではこれが音楽に代替されるのではないかと思った。ある曲を聴く度に思い出してしまう人がいる。

地雷グリコ🔫 青崎有吾
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じゃんけんやだるまさんがころんだなど、誰もが知ってるゲームで繰り広げられる頭脳バトル小説！
私あるある「あらすじを軽く見て図書館で予約、自分の順番が来る頃にはどんな本か忘れてる」がこの本でも起こり、主人公が高校生なことから忘れてて驚き、短編小説だと思って読んでたら長編で驚き、こんなに何も知らずに本読む人いるのか笑

簡単に言えばスーパー頭の回転が早いギャルの女の子が、ゲームで色んな人と闘っていくストーリー。
先述の通りじゃんけんとか誰もが知ってるゲームを難しくアレンジしたもので、タイトルの地雷グリコが1章。グーで勝ったらグリコ、チョキはチョコレート、パーはパイナップル…このゲーム、どのくらいの年齢まで通じるんでしょうか。20代前半とか知らないよね？分かることが地雷で怖いよw

語弊があるかなと思いつつ…キャラクターとかゲームを使ったストーリー展開とか、ラノベっぽいと思った。それぞれのキャラが分かりやすく立っているので、こういう頭脳ゲームが好きな人は夢中で楽しく読めるだろうと思いました[ほっとする]
致命的なことに私はすこぶる頭もゲームも弱くて…章が進むごとに、ゲームに頭がついていけず、だんだん読む手が遅くなり、更に返却日を勘違いしていて[大泣き]返却日当日(平日)に、まだ半分近く未読なことに気付きました…延長も出来ず。いつものように写真を撮る暇もなかったので図書館で撮ったという笑
せめて休日であれば！！そんなわけでラスト2章はバーーッと要所要所読む感じになってしまいました[大泣き]
その2章がこの小説の大事なストーリー部分なので勿体無かったのですが、きちんと読んでいても大きく感想は変わらなかったかな。。漫画とかアニメっぽいキャラの登場人物たちに、今回はうまく感情移入が出来なかったです💦逆に言えばそういうキャラが好きな人は楽しいはず！
3章の自由律じゃんけんが一番印象的で好きだったかな。これも途中からはゲームについていくことを諦めて読んでたのですが…笑[泣き笑い]
頭を使うゲームが好きな人はぜひ、私が苦手なだけでちゃんとわかりやすく図解もあるし、自分もゲームに参加してるみたいで面白いと思います！！