2025年のモグラ叩きのようなものの最新＆人気コンテンツ -GRAVITY(グラビティ) SNS

空気読んで被らないようにするランキングも被りまくりで面白かったんで載せときます
ちなみに低身長ランキングで2位行ったやつは170cm台でメンバーで一番高かったので「おまえそれでよく2位行けたな」と袋叩きにあってました
それでいて2位は単独で被ってないのが面白い

花束みたいな恋をした

今の私にはぶっ刺さる。

それとちょっとの勇気。

落ち着いて映画見てから、

お別れラインの返事をしようと思った。

私はすぐに影響されやすいタイプだから

まるで映画の主人公みたいに冷静に、

映画のセリフみたいに冷静に話した。

会ったら言葉がつまって話せなかったと思う

電話したら泣きじゃくって

目が金魚みたいになってたと思う

ラインで締めくくるなんて

出会って4年10ヶ月、復縁して2年半の私達には

寂しすぎるのかもしれない。

だけど、もう1週間泣いた。

涙の総リットルには十分だ。

それでもまだ、滲む涙。

思えば、良くない恋だったのかな。笑

楽しくて切ない、良い思い出だった。

この五年弱。

私が大学に行かない代わりに手に入れた

私の人間としての成長過程。

彼は人生の教授で、

私の知らないことばかり教えてくれた。

あなたと過ごした時間は

その時はしょうもない時間だったけど

あとから思い返せばキャラメルみたいに

甘くて濃くて美味しかった。

この二年間は、遠距離だった。

遠距離だろうが、離れなかった。

私と君だから実現したんだよ。

遠距離が心地よかった。

ちょうどいい距離感に感じた。

会えたときの喜びも半端なかった。

なのにどうしてかな、

いつのまにか信用できなくなって

愛されてることが分からなくなって

私の愛だけ重たく見えた。

私達は、1枚も二人で写真を撮らなかった。

おかしなカップルだった。

プレゼント交換も、たったの一回だけ。

復縁して初めてのクリスマスに。

誕生日は、おめでとうを言い合う。

あ、バレンタインは、

1往復だけしたかな。笑

初めて、彼氏という存在に

手作りを渡したんだよね。

君は我慢して食べてたね。

高速道路の走り方を教わった。

隣町のサウナ付ホテルに行くためにね。

今では隣の県まで運転できるようになった。

初めての店にたくさん行った。

こんな経験は君以外では無かったな

でも、有名な観光地には行かなかった。

もちろん、ディズニーとかね

行かなくていいって意地張ってた

行きたくないって言ってたから

本当は憧れてた。

映画は部屋でよく見た

映画館が、好きじゃないって言ったから

本当は一緒に行きたかった。

隣同士で同じポップコーンを食べるとか

終わったあと泣き顔で語り合うとか

お互いの服とかアクセ選んでみたかった

店をだらだら歩くの好きじゃないって言うから

3回だけ、一緒に見てくれたときは

最大級に嬉しかった。

その時買った、母への誕プレは

この先もずっと使うだろう。

思えばたくさんの思い出があった。

よくあるカップルじゃなかったと思う。

それが良かったのかな。

それが悪かったのかな。

1歳しか違わないくせに

まだ若いんだから、って言う

俺なんかに執着しないで

もっといい人いっぱいいるから

もう会わないほうがいいんじゃない？

そう言い出したきっかけは、

私が、風邪を引いたときのこと。

まだ風邪が完治してない中、

デートを断った。

彼は

治ってなくても俺は平気だよ

そう言った。

デートの内容はサウナだった。

衝撃だった。

私の体より、サウナやその後のことが

彼は大事だったんだなと思った。

嫌だった。

どんなに優しくされても

どんなに嬉しいことがあっても

私はまだ都合のいい女なんだなと。

嫌だったから伝えた。

喧嘩したけど、とりあえず会うことにした。

彼は、身体だけじゃない

愛してるつもりだった

そう言った。

今までに

愛してる。なんて聞いたことなかった

彼なりの愛があったんだと

私はまた、盲目になった。

だけどこの時、

確実に二人の間にヒビが入ってたと思う

いや、遅かれ早かれ

見つかるヒビだった。

彼の転勤が決まったとき

絶望した。

遠距離は更に続いた。

だけど、距離は関係ないと

二人は前向きに考えたんだ

片道1時間半かけて

中間地点で落ち合った

滝を見に行った。

有名じゃないけど

ちゃんと名前のある素敵な滝だった

嬉しかった。

2年ぶりに乗る彼の車に

グラサンをかけた彼

少し荒い運転に

タバコの匂い。

それから、昼ごはんを食べ

またいつもみたいにサウナへ行った。

ずっと話さなければならなかった

親の話をした

彼は、了解。とだけ言って

話を終わらせた。

もう先はないのだと

心の片隅で確信していた。

もうお互い

どうでも良くなっていたのかな

感情が足りていなかった。

こうなる予定では無かったはずだ。

計画していた段階は

珍しく綿密に話していたと思う。

最後の食事は

大手ファミレス店だった。

違うけど、初めて会ったのも

大手ファミレス店だったな

そこでハンバーグとデザートを食べた

チェリーソースをかけたチョコのデザート。

思えば二人とも

全然違うメニューを頼んでた

いつも同じか、

2種類をシェアして食べていたのに

それぞれが違うものを食べてたな

お会計は彼が払った。

きっと前回おごったステーキのお返しだろう

もしくは、

これで最後という手切れ金かな

帰りの車は何も話さなかった。

帰りのキスももちろん無かった。

帰宅のラインもやっぱり無くて、

やる気のない、

ありがと〜

それだけ届いた。

だから私は謝ったんだ

私が原因なんだと思ったからだ

割とすぐ既読がついて

それから5日間

返事はなかった。

じゃあ6日目に返事があったのかというと

そういうわけではなくて

既読無視5日目にたまたま見つけた

去年のバースデーカードに

彼の名前があった。

いても立ってもいられなくなって、

ラインした。

返事が返ってきたのは次の日だった。

それがさっきの話。

さすがの私でももう分かる。

終わらせたいんだなって。

どうしてこう男っていうのは、

自分から別れをしようとしないのだろう。

元カレも

雰囲気だけ作って私任せだった。

優しさだと思ってるなら

今すぐ叩き直すべきだとおもう。

どうせ別れるなら

伝えたいことは全部伝えたいと思うから

ちゃんと感謝を伝えさせて欲しい。

長い間、

楽しいことばかりじゃなかった。

何度も泣いたし、悩んだ

別れを意識したときも

結婚を意識したときも

たくさんたくさん溢れてる

もう君以外に

考えられないって思ってた

次会うときは

そんな話をしていた。

あなたとの思い出を

記憶を

楽しかったキラキラのまま

胸の奥底にしまうから

大切に大切にしまうから

私を手放したときには

もう二度と私に会わないでください。

本当は

手放さないでと言いたいけれど

そういう時は

思い通りにならないから

最後くらいは

最後だからこそ

笑って背中を押し合いたいね。

もしも

偶然にもバッタリ遭遇したら

なんてそんな奇跡

そしたら。