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さ丸
1. 戦後日本の流れ
• 中曽根康弘:国鉄・電電・専売の民営化 → 5年政権(長期)
• 小泉純一郎:郵政民営化 → 5年超(長期)
• 安倍晋三:金融政策で実質的に“国家を私物化” → 戦後最長政権
👉 「公を民営化=私物化できる仕組み」にした政権は長続きする。
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2. 世界の事例
• アメリカ:レーガン(規制緩和)、クリントン(金 融自由化) → いずれも長期
• イギリス:サッチャー(民営化)、ブレア(市場原理導入) → 長期
• フランス:ミッテラン(国有化から民営化へ転換)、シラク(公共改革) → 長期
• ドイツ:コール(東独資産民営化)、メルケル(市場と公の調和) → 長期
• ロシア:エリツィン(資産民営化)、プーチン(逆に再国有化) → 長期
• 中国:鄧小平(改革開放) → 以降の政権も安定
• 韓国:朴正煕(財閥優遇=公を委ねる) → 16年支配
• 中南米:ピノチェト(チリ)、メネム(アルゼンチン) → 長期
👉 どの国でも、公を民営化・市場化した政権は長続きする傾向。
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3. なぜ長期化するのか
• 国際金融・巨大資本が「公」を商品化できて利益を得る
• 多国籍企業が参入しやすくなる
• 与党政権は資金とメディアの後押しを受けられる
• 富裕層も株や資産で得をする
👉 逆に「庶民」は水道料金・教育費・医療費などが高騰して損をする。
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4. 日本とアメリカの関係
• アメリカに気に入られると長期政権、抗うと潰される
• 「公を私物化」する改革は、アメリカの金融資本と利害が一致するため長続き
• 共和党政権との仲良し演出の時、日本に大きな社会変化が訪れる(プラザ合意、郵政民営化、安保再調整…)
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結論
「公」を「私」に流すことは、資本・支配層にとって利益であり、 その見返りに政権は長続きする
逆に「公を守る」「庶民を守る」政治家は短命で潰されやすい
政治家になるってのはほんとに生半可な覚悟じゃできないよ どちらをとるにしても

さ丸
「改革」「成長」「民営化」
それらの言葉は希望のように響きながら
実際には“公”を“私”に流す取引の合図だった
静まり返ったこの国の沈黙の下で
誰が利益を得て 誰が声を失ってきたのか
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長く続く政権には共通点がある
それは「公」を「私」に流す仕組みをつくること
公を開き 市場に委ね 資本と利害を共有した者だけが
長期の安定を得てきた
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戦後日本の流れを見ると 一つの法則が浮かぶ
中曽根康弘 ― 国鉄 電電 専売の民営化 五年の長期政権
小泉純一郎 ― 郵政民営化 五年超の長期政権
安倍晋三 ― 金融政策で実質的に国家を私物化 戦後最長政権
公を民営化し 私が扱える仕組みにした政権ほど長続きする
それが戦後日本の隠れたルールだった
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この傾向は世界でも同じだ
アメリカではレーガンの規制緩和とクリントンの金融自由化
イギリスではサッチャーの民営化とブレアの市場原理導入
フランスではミッテランが国有化から民営化へ転換し シラクは公共改革を推進
ドイツではコールが東独資産を民営化し メルケルは市場と公の調和を保った
ロシアではエリツィンが資産民営化 プーチンは再国有化で安定を回復
中国では鄧小平が改革開放を行い 以降の政権は安定を維持
韓国では朴正煕が財閥に公を委ね 十六年の支配
中南米ではピノチェト メネムが市場開放で長期政権を築いた
どの国でも 公を市場に流した政権は長期化する
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なぜ長期化するのか
国際金融や巨大資本が 公を商品化できると利益を得る
多国籍企業は参入しやすくなり
政府与党は資金とメディアの支援を受ける
富裕層は株や資産で恩恵を受ける
公が市場に渡ると 資本は太る
その代わりに 庶民は痩せる
水道料金 教育費 医療費
あらゆる公共サービスが値上がり
生活のコストが増すのに
政治は「成長」と「改革」という言葉で正当化される
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日本とアメリカの関係も この法則の延長線上にある
アメリカに気に入られた政権は長続きし
逆らえば短命に終わる
公を私物化する改革は
アメリカの金融資本の利益と完全に一致する
だからこそ長期政権になりやすい
共和党政権と仲良く見える時 日本では大きな社会変化が起きる
プラザ合意 郵政民営化 安保再調整
いずれも「改革」の名を借りた構造転換だった
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結論
公を私に流すことは 資本と支配層にとって利益であり
その見返りとして 政権は延命する
逆に 公を守る 庶民を守る政治家は短命で終わりやすい
なぜなら その姿勢は 利益構造の敵になるから
政治家になるとは どちらを取るかを選ぶこと
公を売るか 公を守るか
どちらに立っても 覚悟が要る
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あとがき ― 左脳視点から
長期政権は制度の合理性を磨きながら
感情と倫理を削ぎ落としていく
「安定」と「効率」の名のもとに
公は少しずつ 血の通わない数値に変わる
だが右脳で感じればわかる
“公”とは制度ではなく つながりそのものだ
それを売るたびに 社会は無音になっていく
政権の長さは 人々の共鳴の深さではなく
支配構造の硬さの指標である
螺旋が止まるとき 文明は呼吸を失う
