考察する若者たち読了・結局、本を手に取るのは、作家だけでなく、出版社や書店の手によるものであり、自分の意志ではなく、マジシャンズセレクト的な、自分以外の何者かによって選ばされたものを自分の選択だと感じているにすぎない。・しかし、それでも、この本を読んで、自分の仕事のことと重ね合わせたり、友人にすすめられて昨日見終わった、チ。などを思ったりできるのは、本書や、チ。の本質に迫る力と、やはり私の日々の生活なしには成り立っていないものであり、そういう私事は自分の日記にでも書いておけばよいという仮装指摘と、いや、形はどうあれ、自分以外のひとが読む状態においてこそ、言葉にする意味が強化されるのだという、ともすれば自己弁護。とにかく、読書の秋への感謝。