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あきよし

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その会社の長年の課題として、
「新たな事業が生み出せない。将来性がない。」ことがありました。

それに対応するため、各事業部は、「新規事業を創出する組織」を作りました。
あるあるですね。残念ながら、ヒトは過ちを繰り返す生き物です。
これは、そんな竹の子のように沢山生えた新規事業創出組織の中の一つの組織の話です。

その組織のミッションは、新事業創出を掲げていました。
新規事業に纏わる、ホゲホゲ理論とかピヨピヨ理論とか、
まぁ、とにかく、その時の流行りのビジネスワードを散りばめた、
中身の薄い組織設計図(ポンチ絵レベル)を元に立ち上げました。
まぁ、素人だからそれはしようがない。目をつぶりましょう。
しかし、最初の選択を盛大にミスりました。
それは、人材の採用基準を、「社内からの応募」にし、採用基準としてのスキル群を設定しなかったたこと。
応募については、「新規事業にかける思い」だけが審査基準になりました。
熱意がアレば、他は要らん、ということです。まぁ、熱意は重要ではありますよ。

で、何が起こったのか?

各事業部で、ハミっていた子たちが集まってきたのです。
要は、「挑戦の場」ではなく、「逃亡者の逃げ先」になったのです。

では、全社から集まってきた逃亡者は、どういう人たちだったのか?
これは私の視点での評価なので、まぁ、バイアスされているので、話半分で良いと思いますが。

・協調性が無い。常識がない。
・平気で嘘を付く
・数字を追うことができない。
・ロジカルな思考ができない。感情的である。
・ビジネスの素養が無い。あるいは、ビジネスを甘く見ている。
・反省しない。自分の正しさを疑わない。
・自己評価が異常に高い。自分以外の全てを見下す。 お客様や投資家を激怒させる最大要因。
・調整能力、コミュニケーション能力が皆無
・モラルが無い。遵法精神がない。平気で法を破る。


まぁ、動物園ですね。
一つ面白かったのは、この手の問題人材は、ほぼ年齢、性別に関わらず、一様に分布している、ということです。最近の若い人は、とかZ世代は、とかじゃなく、一定確率で出現するんですね。

さて、この組織では、大きく3つの課題があると私は考えました。

1.入口の設計が無い
誰でも入れる組織、は、挑戦者ではなく、逃亡者が集まる。最低限のスキル群を設定しなければならない。

2.出口の設計がない
成果の定義がない。途中で失敗に気付けないため、ゴミのような企画がそのままゴミのような運営とゴミのような開発を伴い、延々とゴミを出力していました。途中で軌道修正するためのなんらかのステップを設けるべきと考えました。

3.問題人材の隔離
お互いに会話ができない動物園から創造性は現れません。闊達な議論を行える場を作る、つまり、真っ当な人間同士の組織を作る必要がありました。人間の言葉を操れない問題人材は排除すべきでした。

私はその組織の終盤にやってきたのですが、これはいかん、と上記問題点と対策案の具体例を提案しましたが、逃亡者の皆さんから強い抵抗があり、上手く調整できませんでした。これは、私の実力不足によるものです。

というよりもですね、あまりにも社会人としての基本が出来ていない子が多くて、あっちこっちで経営者や投資家やお客様を激怒させる子が多く、火消しや根回しでかなり手を取られた、というのもあります。

結局のところ、あまりにもグダグダ過ぎたので、組織自体は取り潰しになることが決定しました。

まぁ、テストビジネスのプロジェクトリーダーが、経営陣への総括報告のときに、経営数字は一切出てこず、「いやー、楽しかったッス」みたいな感想が箇条書きで書いてあって、まぁ、色んなヒトから呆れ果てられた組織になってしまいました。
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はるの

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普段ホゲータくらいホゲホゲしてる彼氏がS発言してギャップ萌え
そのギャップいいよもっと育ててこ
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いろは

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本日もだいふくちゃんにホテルの中に入るまで念入りに送っていただき、なにも困ることなくホゲホゲしております。
足マットは2日目の供給はないぞと未来の僕へ。(ホテルの洗面台使うの下手くそで足元ビシャビシャになる)
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