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外国人に関する課題、問題提起の気持ちよさとかで参政党、神谷党首が目立ってるのはまあ事実と言って差し支えないよね。

ならば実際の対策を考える、議論を進めるのに頼れるのか？という点、例えば土地問題ではどうなのか、他の議員の質疑の内容と並べて、僭越ながら簡単にレビューさせていただくことにしました。

（議事概要は抜粋でも字数キツいので、要点だけ書かせていただきます。気になる方は議事録検索システムでお読みください）

無所属　北神圭朗議員
令和7年2月3日衆議院予算委員会

・RCEPにおいては土地取引を留保している点、外国人土地法が存在することについて言及し、同法の改正や新法立案をすべきではないかと質問
⇒総理から問題意識の共有、立法措置を含む検討をすることを答弁
・立法措置を検討するに当たって外国人の不動産の取得状況について現状把握が重要が重要と発言

評価：北神議員はよく勉強していらっしゃる模様、だいたいはGATSの話をしてこの手の質疑終わるのですがRCEPと外国人土地法を組み合わせて取り上げているのは流石。

国民民主党　深作ヘスス議員
令和7年5月28日衆議院外務委員会

・GATS等の国際約束による内国民待遇が障壁と認識した上で、GATSに留保なくも何らか土地取引の規制をかけている外国について質問
⇒政府から英仏の事例について答弁
・海外の事例も参考に、安全保障上の懸念を理由にするといった議論を進めて行くべきと発言

評価：深作議員は、どれだけ詳しいのかわからないというか、榛葉さんがかなりこの件詳しくて前々から質疑なり主意書なりしてるから、それに倣っている感じはする。安保の観点で土地取得を規制するっていうアプローチはまだ余地があるんじゃないかと僕も思います。

参政党　神谷宗幣議員
令和7年3月13日参財務金融委員会

・日本は相続税が重いが、外国には相続税がない国も多く、外国人が日本の土地を取得するのに日本人より有利であるとして、相続税の見直すことについて質問
⇒政府から、外国人が国内の不動産を相続する場合日本の相続税、売買する場合には日本の所得税が課税される旨答弁
・各国それぞれ税制がありつつもグローバル化で市場が一つになることを踏まえ、日本国内では日本人に有利な仕組みにすべきと発言

評価：神谷議員は、相続税に着眼したところは他になさげな感じでいいんだけど、結局日本国内で外国人が税制上有利ってわけではないのを事前に勉強せず（したのにこうなったのか？）質問ってのはなんですね。やっぱ粗い感じがするなぁ。

というわけで、参政党ファンの方には申し訳ないけど、僕の感想としては、参政党≒神谷党首は、気持ちはいいんだけど実際に議論すると未熟って感じ。なんだろう、現実にぶち当たる前、理想に燃える意識の高い中学生って感じかな。例えが悪くて申し訳ないけど、実務経験だけでなく机上の勉強も足りてない感じから大学生とは表現できませんでした。そういう意味では、税金で雇う議員秘書の数を増やすべきっていう彼の意見もわかるっちゃわかる。制度に精通して事務に専念できるスタッフを抱えないと自分じゃ勉強しきれんってのはあると思う。いいリーダーが必ずしも秀才である必要はなく、秀才の助けを得られればそれでいいはず。

以上のような投稿となりましたが、全部の議事録読んでるわけではないので、必然的に恣意的な例示になってしまいました。もっと高度な議論もしてるよっていう情報もあれば教えていただけるとありがたいです。

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