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映画監督の原田眞人の訃報が入ったが、彼の監督作品としてほとんど名前が出てこない、1986年公開の『パリ・ダカール 15000 栄光への挑戦』は知る人ぞ知るドキュメンタリー映画なのでぜひ触れておきたい。

パリを出発、アフリカの砂漠を走り抜けて大西洋に面したセネガルの首都ダカールにゴールする、パリダカの通称で知られる1万5000kmにおよぶ過酷な自動車ラリーの模様を、日本人チーム「ACP」のプレス車に乗って取材・撮影している。

音楽も手がけた宇崎竜童のナレーションは、淡々としながらも冷たさはない。監督の原田は、観る側にいやらしく擦り寄ることも、何かを大袈裟に煽ることもせず、冷静で、少し突き放しつつ、芯の部分には被写体や映画への熱い思いがある、そんな作品に仕上げていた。

競技中の事故も多く、なかには日本人ライダーの死、さらにラリー創始者ティエリー・サビーヌのヘリコプター墜落死という痛ましい出来事もあったが、御涙頂戴にならず、厳しくも清々しい眼差しがフィルムから伝わってくる。

本作の冒頭で、こんなフレーズが語られる。「なぜパリダカなのか。なぜ冒険なのか。なぜ山に登るのか。すべて同じ質問である。登山家ヒラリーの答えは、『そこに山があるから』だった。」

「なぜ山に登るのか。そんなことを聞くならそこに山があるから自分で登ってみろ。ヒラリーはそう言って、尻の重い質問者に冒険を促したのだと思う。」

「なぜパリダカなのか。そうたずねる代わりに、私はプレス車に乗って映画づくりの旅に出た。3人のカメラマンだけを、クルーとして連れて。」

荒涼とした道なき道を猛スピードで疾走し、競技者のみならず自然とも七転八倒し、食うもの食わず寝る暇惜しんで疲労困憊になりながら、何十メートルもの砂丘めがけて突っ込んでいく、おおよそ合理的な説明のつかない行いをしている人間を被写体とするということへの、尊敬と覚悟のようなものを感じる言葉だ。

映画監督をこう評するのはおかしいけど、自らの熱い「映画道」のようなものをしっかりと持っていた。そしてどこかジャーナリストのような冷静さ、厳しい批評眼もあった。内に異なる温度感を持った映画人だったように思う。
映画の星映画の星
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jazz喫茶🎼 焚火🔥

jazz喫茶🎼 焚火🔥

東京足立区千住、千住チャーシュー軒さんのチャーシュー麺味玉トッピング1,380円🍜✨

フランス🇫🇷のパリやアメリカ🇺🇸ニューヨーク🗽ではラーメン🍜1杯がチップを入れると4,000円〜5,000円なんだって😵

日本人でよかった😮‍💨
ラーメンの星ラーメンの星
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シズ

シズ

第3回?だっけ映画トリビア聞かせてくださいね!最近リバイバル上映も多いので参考になったりする“トリビア”面白い映画の裏話をお待ちしています第3回?だっけ映画トリビア聞かせてくださいね!最近リバイバル上映も多いので参考になったりする“トリビア”面白い映画の裏話をお待ちしています

回答数 11>>

『死刑台のエレベーター』(1958)

マイルス・デイヴィスの音楽は“即興”

この映画最大のトリビア。
音楽は マイルス・デイヴィス
映像を上映しながら、ほぼ即興演奏で録音
使われたのは最小限のテーマだけ
→ ジャズと映画の融合の歴史的瞬間

深夜のパリを歩くジャンヌ・モローのシーンの孤独感は、この即興ジャズが決定打。

エレベーターの“故障”は脚本上の天才的装置

主人公が完全犯罪を達成したはずなのに
たった一つの 思い込み
些細な 確認不足

で破綻する構造。
フランス映画特有の
「運命は些細なズレから狂う」**というテーマが象徴的。

ジャンヌ・モローの“歩き方”が伝説

夜のパリを歩くジャンヌ・モロー。
実は ノーメイクに近い
実景撮影(ゲリラ撮影)
表情よりも「歩き方」で感情を語る

ルイ・マルは当時25歳

監督 ルイ・マルは
撮影時わずか 25歳
長編2作目

にもかかわらず、
フィルム・ノワール
フランス的実存主義
ジャズ文化
を融合。

「天才の早熟例」として映画史で語られます。
映画の星映画の星
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ダッチェスの美しさと気品に惹かれたオマリーは、いっしょにパリを目指す。
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