私の認識では・社会的・歴史的な扱い・宗教的背景や共通概念の扱い・時代・地域区分や文化的な区分の中での哲学書・文学書としての立ち位置・書いた本人とそれを区分した人の認識これらの要素によって「哲学か文学かどうかが決まる」と思っています。 一般的には「客観的とされる分類」ですね。またそれとは別軸で、哲学書や文学書を読んだ人の中でその本がどちらに分類されるかは、「個々人の持つ背景や思考によって変化する」とも考えられます。そして「読んだ人の背景によって分類が揺れる典型例」としては、・ニーチェの『ツァラトゥストラはこう語った』・プラトン『饗宴』『パイドロス』などの対話篇・ヘーゲル『精神現象学』といった、「哲学書でありながら、文学的にも読まれ続けてきた作品たち」が挙げられます。なので結論としては【客観的な分類と読んだ人の認識・分類によって、どちらでもありうるし、どちらの概念も内包されている】ということになります。