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はみ兄

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映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002年 監督:スティーヴン・スピルバーグ)は、実在の天才詐欺師フランク・アバグネイルJr.の若き日々を描いた、スリリングでちょっと切ないヒューマンドラマです。



🎬 あらすじ(簡潔に)

16歳のフランク・アバグネイルJr.(レオナルド・ディカプリオ)は、両親の離婚にショックを受け、家を飛び出す。その後、天才的な頭脳と演技力で、パイロット・医師・弁護士などになりすまし、次々と小切手詐欺を成功させていく。
彼を追うのは、FBI捜査官カール・ハンラティ(トム・ハンクス)。
詐欺師と捜査官の奇妙な追いかけっこは、やがて意外な関係へと発展していく。



💡 感想ポイント

■ 爽快感と知的スリルが抜群!

詐欺の手口は驚きとユーモアに満ちていて、テンポよく進む展開が心地いい。
「バレそうでバレない」ハラハラ感、「こんな手があったのか!」という知的興奮がクセになります。

■ ディカプリオの若きカリスマ性

当時20代だったディカプリオの魅力が全開。ずる賢いのにどこか憎めないフランク像を完璧に体現。
そして対照的なトム・ハンクスの不器用で真面目なFBI捜査官カールも、物語に温かみとユーモアを与えてくれます。

■ 父との関係が生む「切なさ」

単なる詐欺映画ではなく、実は「父を喜ばせたい」「家庭に戻りたい」というフランクの内面が物語の核。
特に父(クリストファー・ウォーケン)との関係性は、少年の心の葛藤を鮮やかに描いていて、終盤にかけて胸が締め付けられるような切なさが残ります。

■ 実話ベースという驚き

「こんな映画みたいな話が本当にあったのか⁉」と驚く人も多いはず。
実際のフランク・アバグネイルJr.は、後にFBIの詐欺防止顧問になるという衝撃の後日談まで用意されています。



🧭 総評

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、
🔹知的スリル
🔹軽妙なユーモア
🔹心に響く人間ドラマ
をバランスよく詰め込んだ、スピルバーグらしい快作です。

観終わったあとに、「人生って一体なんなんだろう?」とちょっと考えさせられるのも良い。
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