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ペギー

ぽっくんぱ-606
でなければ三島由紀夫

りのひ
イマジナリー竜涎香

吉田賢太郎
【自分自身 我々】
高校を卒業してから
代々木アニメーション学院 名古屋校
エンターテインメント・ノベルズ科を
卒業している
小説家志願者になったキッカケは
【上遠野浩平 先生】
【ブギーポップシリーズ】が有名?
セカイ系の先駆で
セカイ系とは
ブギーポップ以前
ブギーポップ以降
と呼ばれているらしい

森野か
最近URL貼っていいのかわからーんなんか変なのに誘導する人いるって言うし

やま

吉田賢太郎
🏍️ 旅人とオートバイ
旅人のキノと、言葉を話す相棒のオートバイ・エルメスは、ある国に立ち寄りました。その国の名前は「種の存続の国」と言います。
エルメスが言いました。「キノ、この国の空は重苦しいね。何か変だよ。」
キノは淡々と答えました。「そうね。この国は、人がとても少なくなり、お年寄りばかりになってしまったらしいわ。だから、この国の人たちは、**『愛より、まず赤ちゃんを!』**という変なルールを作ったの。」
👵 「最期の仕事」をするお年寄り
キノとエルメスが街で見た光景は、奇妙なものでした。
お年寄りたちが、みんな神妙な顔をして、まだあどけない少年少女たちに近づき、こう言います。
「これは、国を守るための、私たちに残された最期の仕事なんだよ。」
そして、心も体もまだ大人ではない少年少女たちは、涙をこらえながら、その「仕事」を受け入れていました。
💔 キノの見た「愛のない仕事」
キノは思いました。
「だーいすき!」という気持ちは、本来、心と心が繋がる、一番温かいものなのに。
この国では、それが工場でネジを巻くような、冷たい仕事に変わってしまった。
キノは、ある少年少女に聞きました。「ねえ、あなたは、この仕事が好き?」
少年少女は、首を横に振って言いました。
「ううん。でも、そうしないと、この国がなくなっちゃうから。私たちは、国を存続させるための『道具』なんだって、大人たちが言うの。」
💡 エルメスの問いとキノの答え
エルメスは聞きました。「キノ。彼らは、自分の体を守るルールを知っているのかな? 『嫌だ』と言って逃げる権利を知っているのかな? 知らないなら、教えてあげなくていいのかい?」
キノはしばらく考え、静かに言いました。
「きっと、この国には、『自分の体は自分のお城』だなんて教える学校はないわ。だって、国にとっては、彼らの体が『お城』ではなく、**『赤ちゃんを作るための畑』**でいてほしいから。」
「でも、エルメス。私たちは旅人よ。この国のルールを変えることはできない。ただ、彼らの姿を見て、**『これは、本当に正しいことなのか?』**と考えることしかできないわ。」
🚪 国境の向こうへ
キノは、自分の国に帰る人たちを見つけました。彼らは、「この国は、もうおかしい。人の心を踏みにじる法律なんて間違っている!」と、必死に逃げようとしていました。
エルメスが言いました。「キノ、さあ、僕たちも行こう。こんな国に長くいたら、僕たちの心が凍り付いちゃうよ。」
キノはうなずき、言いました。
「ええ。この国の人たちは、**『種の存続』という一番大切なもののために、『人の心』**という、もう一つの大切なものを捨てた。どちらが正しかったのかは、誰にも決められないわ。」
そしてキノとエルメスは、重苦しい「種の存続の国」を後にしました。旅は続きます。どこかの国で、愛と体を大切にするルールが守られていることを願いながら。
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吉田賢太郎
【自己紹介】
解離性同一障害(DID)の当事者、通称「人格解離者」として日々を生きています。
私たちのシステム内には、特に強力な能力を持つ二人の部分(アルター)がいます。
** gifted genius 姉(🐇❤️)**
** gifted genius 弟(🐉🔪)**
彼らが時に表に出て生活を回したり、内に秘めた特別な才能を発揮したりしています。私たちについて、どうぞよろしく
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イマジナリー竜涎香
とてもじゃないけど他では書けないようなことを書いていきたいですね
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ぽっくんぱ-606
携帯変わったので
こちらのアカウントです
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