#名曲が語る名画 /#エジプトのジュリアス・シーザー オペラ『エジプトのジュリアス・シーザー』は、ドイツ出身の作曲家ヘンデルが1723~24年に作曲したバロック・オペラです。物語は紀元前47年、ローマの将軍ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)が政敵ポンペイウスを追ってエジプトに遠征し、エジプト王プトレマイオス13世(トロメーオ)やクレオパトラ女王との複雑な政治的・恋愛関係を描いています。オペラは三幕構成で、ナイル川の橋やエジプト王宮、森や後宮の庭などが主要な舞台。初演は1724年ロンドンで、現在もヘンデル作品の中で最も演奏されるオペラの一つです。名画は・ピーテル・パウル・ルーベンス『ジュリアス・シーザー』シーザーは、若くして髪の毛が薄かったため、月桂樹の冠を被っていたと言われています。ただ、女性にはモテていたため、部下からは「ハゲがきたら妻を隠せ」と言われたそうです。・ピエトロ・ダ・コルトーナ『クレオパトラをエジプト女王へ据えるカエサル』・ジャン=レオン・ジェローム『カエサルの死』シーザーは独裁的な権力を握ったことで、元老院によって暗殺されてしまいます。写真:『名曲が語る名画』より