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晩飯はピノがいい

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トモフスキー『脳』

心と体がつながってるなんて
全然信じられない ピンと来ない
でも医学の世界じゃそれは常識
感情が免疫力を左右する


たとえばロックの詩って、『ドブネズミみたいに美しくなりたい』とか『大きな力で空に浮かべたらルララ宇宙の風になる』とか抽象的なことを言う場所なんだと思っていたから、トモフスキーの論理的なというか医学に基づいたこの歌詞には衝撃を受けた。

心と体は繋がっている
感情が免疫力を左右する


たとえば体に悪そうなこってりラーメンとかビッグマックとか、医学のことなんもわからんで『体に悪そう』って誰かが言ってたから言ってるだけで、
あれ食べたときの多幸感とか、店員さんの『ありがとうございました』とか、ごはん食べたのに洗い物しなくていい事実とか、

あれは脳に『うまい』とか『ありがたい』って信号が飛んで、
それが血になって全身を駆けめぐって、おれはハッピーになっていくんだ!
逆もしかる。

結局人間なんておいしいもの食べたり、かわいい女の子とおはなししたり、かっこいいロック聴いたり、脳を喜ばせたら幸せなんだ。ってなかなか当たり前のことを、なんでか忘れることがある。

おれががまんしてつらい思いをすれば、とか、
このひとに心地よい気分で過ごしてもらうために自分の感情を殺す、とか
いやいや洗い物をするとか

こういう感情をおれはBLUESと呼んで、生きていく上で仕方ない、共存せざるを得ない苦しみだと思っていて、お皿を洗うおれはブルースマン、と思うことによって洗い物を溜めずに生活することができる。が、

そうやって知らず知らず、ネガティヴな感情が脳から信号を送ってネガティヴな血が体をめぐっているんだろう。

これに対してトモフスキーはこのうたで、こううたっている。

ああ、残酷だ
不公平だ
無慈悲だ

ユウウツが別の新しいユウウツを作り出すなんて
やってらんない
でもやるけどね


結局嘆くしかないのかよ!
結局やるしかないのかよ!!

でもそりゃあそうだ、『このアプリをダウンロードしたらAIがぜんぶ悩み解消してくれます』的なオチを求めたわけじゃない!

ところでトモフスキーにはふたごのお兄ちゃんがいる!
The ピーズのはるさんだ!
おんなじ血を分けたふたごの兄弟のはるさんがうたう『脳』のうたは、あんまりにも非医学的というか、『脳ミソ』ってうたなんだけど、

脳ミソが邪魔だ
半分でじゅうぶん
ハマんのはゴメンだ
脳ミソが邪魔だ
取っちまいたい

見えるもんだけが
すへてでいーだ
見えねーもんまで
考えるもんか

(略)
いいにしろ悪いにしろ
とりあえず今日も死んでねえ
それぐらいわかればいい
笑えればいい


なんというか、もう『ああ、残酷だ、不公平だ』って嘆くよりもそれ以前の脳という機能を半分取っちゃいたい、そうやって軽く生きたい という意思表示だ。

『脳』というものが人間のブレインとして存在することを前提としてそこに向き合った結果『ああ残酷だ』という結論になったトモフスキーと、

そもそも『脳』というシステムを半分否定して『軽い軽い軽い!感じねーもんは感じねー!』ってうたうはるさん

日本のロックの偉人として、このふたりを産んだ千葉の大木さんご夫妻があげられる
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tomovsky

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たかたかたん

たかたかたん

#伊坂幸太郎
マイクロスパイ・アンサンブル
#読了
伊坂幸太郎久しぶりに読んだな
細かい視点の切り替え
伏線に次ぐ伏線

「偶然が三つ揃った時に開く扉」→好き

「何かに導かれて取った偶発的な行動」が、
無関係な誰かを絶体絶命から救い出す→好き

事故を起こして歪み合う両者が、ある共通点を見つけて一瞬で和気藹々になる話→好き

「死んだって星にも風にもならないんだぞ」と言って「立派な浮遊霊」になる父親→好き

全編にtheピーズとトモフスキーが流れてる→好き

@ほいほぃ︎︎‪ꔛᵎᵎ さんおすすめです

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疎遠(2019 After 6 Junction ver.)

トモフスキー

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ちゃんとして!きゆう

ちゃんとして!きゆう

久々にトモフスキー観に行きたいな。
なりたい大人。
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われら天敵

トモフスキー

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