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ウスイ

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トゥキュディデスの『歴史』
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さいと

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リバース1999アサクリコラボの副読本は、知ってるのだと、『春の戴冠』辻邦生と『ギリシア人の物語2』塩野七生、あたりかな。えっ、トゥキュディデスすっか
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たるお

たるお

 歴史書を書くなら、詩とは反対に、分別が求められ、文体以外には空想力の働く余地はない。歴史家はしっかりと方法に則り、正しく、また何を知ることが後世の私たちにとった重要かを見極めて書かねばならない。おそらくホッブズは歴史小説は嫌っただろう。彼の理想の歴史家は、常にトゥキュディデスである。
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すろー

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B.C. 431年から始まった、アテナイ勢vsスパルタ勢の戦争を記録した書物。

著者のトゥキュディデスはアテナイ勢の将軍の一人としても参加している。

印象に残ったのは、戦争初期にアテナイで疫病が流行った際の描写である。

疫病に罹った者は、もはや死が待ち受けるものと諦め、それならばと一時的な快楽を求めるようになり、人目を憚ることもなく不名誉な事をしてしまい、秩序は乱れていったらしい。

疫病にかかっていない者でも、そんな悲惨な状況を見ればいずれ自分の番だと悲観的になり、倫理や掟も無意味だとみなし判断力を失ってしまうのかもしれない。
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