メモメモサイゼリア売上増の本質は「価格競争の勝敗」ではなく、"価格戦略と構造効率の整合性"にあります。マーケティングには「売上の4原則」があります。企業が売上を伸ばす方法は①新規顧客獲得②単価向上③購買頻度増加④解約防止の4つしかありません。多くの企業が①に集中し、限界が来ると②に舵を切ります。しかしその結果、新規獲得は鈍化し、注文点数は減少、リピートも減退する副作用が生じます。これが記事の示す「他社苦戦の背景」です。一方サイゼリヤは、この4因子を巧みに連動させています。ミラノ風ドリアの低価格は「手段」であり、真の目的は「リピート率維持(④)」です。他社の値上げで新規流入(①)が発生し、セントラルキッチンの効率化で顧客が離れず(④)、来店頻度も落ちず(③)、オペレーション負荷も上がらない。この相互作用が機能しているのです。47カ月連続の既存店売上増という数字は、この複合的な因子設計の成果です。深夜営業拡大やモーニング展開も、同じ構造理解に基づいています。この記事の真価は、価格の是非ではなく、業界全体の相互作用をも巻き込んだ"相対構造"への洞察を促す点にあるのではないでしょうか。デスーザリッキーさん、勉強になります