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TK4
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アレクサンドル・イサーエヴィチ・ソルジェニーツィン [冷や汗]
Sana ✨
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「冷血」トゥルーマン・カポーティー
「岸辺のない海」金井美恵子
「イワン・デニーソヴィッチの一日」ソルジェニーツィン
「岬」中上健次
生タマゴ
未読の文豪作品から。まずカラマね。あんなに分冊あるから、いまだに完読できてない。
あと井上靖さんの孔子ね。あとソルジェニーツィンさんの作品どれか。ちなみにミステリーとホラーは、除外です。それは、空気のように読んじゃうから🤔罪罰は、一気読みできました。面白かったから🙆

のーきィ
ところが、自分でも気付かぬうちに、感じとれぬ時間の経過のうちに、その自由を奪われた状態があなたの中に全くこれと正反対の感情の芽生えを育てるのである。以前のあなたはいつも厳しく短気であり、いつもどこかへ急いでおり、いつも時間が足りなかった。だが、いまはその時間が有り余るほどたくさんあって、あなたはその時間を月ごとに、年ごとにたっぷりとこれまでも吸い、これからも吸うのである。そして、心を落ち着かせる天佑の液体のように、「忍耐」があなたの血管を流れ始めるのである........
以前のあなたは誰にも何にもを許そうとしなかった。あなたは容赦なく人びとを批判し、同じように過度に人びとを称賛した。今は理解力のある柔和さが、あなたの非原則的な判断の基礎となった。あなたは自分の弱さを知った。だから、他人の弱さを理解できるようになったのだ。他人の強さにも驚くようになった。そして、その強さをまねしたい、と望むことができるようになったのである.....
歳月が流れるにつれて、装甲板で覆われたようなきびしい自制心があなたの皮膚や心を全て包むようになる。あなたは急いで質問をしなくなり、急いで回答をしなくなり、あなたの舌は軽く振動する弾力性を失ってしまった。吉報を受け取っても、あなたの目は喜びの色を浮かべないし、不幸にも曇ったりしなくなる。なぜなら、果たしてそのとおりになるのかまず確かめなければならないからである。また、何が喜びで何が不幸なのかを、はっきりしておかなければならないからである。
今やあなたの処世訓は、ものを拾っても喜ぶな、失っても悲しむな、である。"
ソルジェニーツィン 「収容所群島 4」
第4部 "魂と有刺鉄線"、第一章"向上"より
#本からのひとこと

