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最近寝る前にスマホダラダラいじっちゃって夜更かししちゃう。
好きなことに熱中してやめられないならまだわかるけど、興味のないYouTubeショートとかインスタの検索欄ずっと見てる

都内いた頃YAMAHAと契約しててベースの講師やってたんだけど、その時教えてた高校生の女の子に「音楽理論？って必要なんですか？」と言われて。

これ結構話題になるんだけど。

「音楽理論は絶対に学んだほうがいい」とか「音楽理論無くたって曲は作れる」とか。

正解は無いと思ってます。

理論無くても今まで自分で経験して来た、触れて来た音楽を辿れば曲は作れます。

その人の感覚って凄く大事だと思います。
その人の味が曲に乗るわけですからそこはとても大切にするべき部分です。

クリエイターですし、その創造性は存分に出して聴いてもらうべきです。

で、僕が18年音楽業界にいたんですけどこの論争の個人的意見は「音楽理論を知っていたほうがより自分の創造性の幅を広げる武器になる」です。

スケールもそうなのですが、スケールを知っているとコードの構成音が分かります。

コードの構成音がわかると、スケールと交えてコード進行が分かります。

作曲に行き詰まることはどうしてもあります。

そこでスケールを眺めたり、コード進行理論を通して音を当てはめて行くと曲が繋がったりします。

ただ、それでは理論に収まってるだけ…と思いがちなのですが…。

例えばAメロからBメロのセクションの移り変わりの最後のコードに7thコード入れて見たり。

または、セクション（どこでもいい）にメジャーコード→△7→7thとクリシェ入れてみたり…。

そういう武器の数を増やせるのが音楽理論だと思ってます。

その上で自分の味を出してみる。

外した音も使って違和感持たせるのも一つの手法です。
音を外す…は転調とかそうですね。
転調する前に、その転調後のキーにハマるように前のセクションから音を変えてくなど。

音楽理論という土台の上に自分らしさを重ねていけば、とずっと思います。

音楽理論は武器です。
理論武装していれば手数は増えるし、知識もあるからより音楽に造詣が深くなります。

あって困るものでは無いし、別に無くても曲は作れます。

音楽は作り手の味だと思ってます。

と、ベラベラ言ってる僕ですが、今は魚捌いたり居酒屋経営してます。
またなんらかの形で音楽やれたらな…なんて思います。

音楽やってる全ての人に幸あれ！！