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ハマ2021
13,000年にわたる人類史の謎
ジャレド・ダイアモンド 著 /倉骨彰 訳
知的好奇心が満たされる本。


長井頼通

まめ鈴
回答数 19>>
研究も面白いですが、文才がとにかくすごいです。
にやにや
回答数 9>>
最近読んだ中だとティモシー・ワインガード「蚊が歴史をつくった」がよかったです。
蚊という小さな存在が、人類にどんな影響を与えてきたかを、脱線しながらたどっていきます。

アヴドゥル
回答数 177>>
•小坂井敏晶 著『答えのない世界を生きる』
•外山滋比古 著『思考の整理学』
•エルヴィン・シュレーディンガー 著
『生命とは何か-物理的に見た生細胞』
•リチャード・ドーキンス 著『利己的な遺伝子』
•リチャード・P・ファインマン 著『ご冗談でしょう、ファインマンさん』
•ビル・ブライソン 著
『人類が知っていることすべての短い歴史』
•ジャレド・ダイアモンド 著
『銃・病原菌・鉄-1万3000年にわたる人類史の謎』
•エリザベス・キューブラー・ロス 著
『死ぬ瞬間ー死とその過程について』
•ヴィクトール・E・フランクル 著『夜と霧』
•パウロ・コエーリョ 著
『アルケミストー夢を旅した少年』

アバシ
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ろびのわーる
2025年/アメリカ/108分
ジャンル:アニメ/ファンタジー/アドベンチャー/ミステリー
監督:ジャレド・ブッシュ/バイロン・ハワード
キャスト:ジニファー・グッドウィン/ジャイソン・ベイトマン
【あらすじ】
無事に警察学校を卒業したニックと、ウサギの警察官として仕事に励むジュディは、再びバディを組む。ある日突然、ヘビのゲイリーが現れたことをきっかけに、ふたりはズートピアの歴史にまつわる謎に迫る。巨大な謎を前に、ふたりは絆を試されることになり……。
【見どころ】
① ジュディとニックのコンビ。
② 新エリアと新キャラ。
③ 領地と民俗の問題。
④ 動物の描写と躍動感。
⑤ ミステリー要素。
⑥ 現代社会の風刺。
【感想】
果たしてこれは恋愛なのか友情なのか。
コンビネーションは噛み合ってないけど、お互いを思う気持ちは伝わってきた。
引き続き多様性がテーマとなっていて、異種族間の共生と対立がコミカルかつドラマディックに描かれている。そして前作同様にミステリー要素もあって、驚きと感動の連続だった。
キャラが個性的で、それぞれにちゃんと役割や背景がある。設定がしっかりしていると人物に魂を感じられる。
さらに動物それぞれの特性が生かされているのも凄い。特技のある個体もいて、見方によっては動物版ヒロアカのようでもあった。
また、領地や民族をめぐるいざこざがあって、現代の社会問題の風刺にもなっている。パレスチナ、台湾、クリミア半島などが思い浮かんだ。自国のアメリカも批判の対象になっているのがちょっと皮肉だった。
世界観がかなり広がった気がする。
登場する動物の種類が増え、それぞれの環境に適した“エリア”の設定が追加された。ズートピアの外部もあるわけで、まだまだ続編がありそう。新作を観た直後でまだ早いけど、今後の展開が楽しみ。
この世界観ならスピンオフもいっぱい作れそう。そしたらズートピアユニバースに発展するかも。ズートピアランドの建設もアリだと思う。
#映画 #映画館 #ディズニー映画
#ズートピア #ズートピア2


あこ
ジャレド・ダイアモンド 著
草思社#読了
なぜ「インカ帝国」を征服したのが欧州だったのか、なぜ逆ではなかったのか?
それに対して、「欧州の技術が進んでいた」「欧州人が優秀だったからと答えるのは謝っている。
著者のダイアモンドは、膨大な調査に基づき、人類史の因果関係を丹念に説明していく。
まるでミステリーのように。
壮大な歴史書である本書からは、「人類の発展には何が影響しているのか」を学ぶことが出来る。
究極の要因は、地理的要因であり、東西の広さ。同じ緯度なら気候はほぼ同じなので、南北に比べて農作物は東西に伝わりやすいのである。
現在、世界の富と権力は恐ろしく不均衡であるが、それが人種の違いという考えが、微塵もなかったとは私は言い切れない。
この本には、その考えの誤りを正してくれる本質が書かれている。
膨大な調査と思考に基づき、人類史の因果関係を解明し、仮説を提示している本書は、私にとっては必読書であったようだ。


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