声劇用チカゲどの、気持ちよくテンポを切り抜きますなぁ! 切るところは大事!ありがとうございます、センスを研いで参りまする!次に参りましょう。あいにくと、台本形式になり申すが。竜樹郷演義 最終盤前の一幕竜樹の麓にてタガ∶堕博よゥ…残すトコ、オイラたちだけなようだぜ?後は…まぁ、吉郎か。堕博∶うん。タガ∶ジガがシャグチに手を出したからこその、今のこの空虚だな。全く静かなもんだぜ。堕博∶うん。タガ∶吉郎と、央家と、四筆頭とが、相次いで来るだろうぜ?どうやってシメればいいかね?堕博∶少年たちには、わたしから、ほんの少し、嫌がらせをしよう。吉郎と央家が先行してくるだろうから、タガは門番をうまくやって、両者が鉢合うようにしてほしい。ただし、直接手は下してはいけないよ。タガ∶あいョ、吉郎と央家をほどほどに通し…その後は?堕博∶そうだな…少年たちと遊んでやってくれ。タガ∶それは、勝っていいやつか?堕博∶……タガの判断に委ねようか。あまり、演出ばかり事前に固めても興醒めだ。存分に即興してくれ。ーーーーーーーーーーーーーーー(以下2項順不同)吉郎、タガを通過直姫、タガを通過(順不同以上)吉郎・直姫、接触ーーーーーーーーーーーーーーー吉郎∶オヤ、追いつかれちまったか。急いでもなかったしな。直姫∶追いついちゃったね…いっそ会いたくなかったよ。吉郎∶つれないなぁ…でも同感だわ。直姫∶そうだろう…?会えてしまったのだから、アタシたちは戦わなきゃいけない!何で!?何でよ!?どうしてアタシたちが…ッ!!吉郎∶ごめんなぁ、天形先生…もう、俺にもよくわかんねェや…(中略)直姫∶戦ってよ!戦えよ吉郎ー!お願いだから、敵でいてよ!!敵だったんだろ!?敵になったんだろ!!?吉郎∶討たれる理由ならある…戦う理由はないんだわ…直姫∶バカヤロー!だったら最初から、郷を敵に回さないでよ!兄さまごと郷を敵にしないでよ!アンタが郷を敵にするなら、アタシはアンタを駆逐しなきゃいけないんだ!アンタが戦わないなら…アタシはどうしたらいいの…?教えてよ吉郎!!アタシは誰と戦えばいいの!?