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ジンソーダ好き🍸

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お知らせ。

12月21日(日)の20時ごろに(予定のため変更可能性あり)
2025前期日程 早稲田大学 文学部 大問1 シモーヌ・ヴェイユ 富原 真弓
(著)

精読&トレーニング&楽しむルームを実施します。

読んでご参加なさると、より楽しめると思います。

①なるべく、その場で読んでもわかるようにする。
②脱線も含み読む楽しさが伝わることが目的。
③進行の弊害になる場合は退出をお願いする場合がある。

30〜40分で読み終える&ルームを閉じるので割とスピードがはやいです。

ですが集中力やご参加の方のお時間の都合の観点から長くても90分で完全終了します。

興味ある方はご参加ください。

デカルト方法序説より心構えとしている部分を引用
「人がそれにならってよい例もあれば、たぶん従わない方がよい他の多くの例もあるだろうが、私の願っていることは、それがだれにも害を及ぼさずにある人たちに有益であることであり、みんなが私の素直さに満足してくれることである」

#読書
読書の星読書の星
GRAVITY
GRAVITY6
m. h. k.

m. h. k.

…逃げ去る王に、王たりうるのだろうか。
苦しみの中に留まらぬ王は、まだ王なのだろうか。
──そして新たな問い
共に涙を流さぬ王は?
民とともに死なぬ王は?

イルダ・イルスト

恋をしている人は、神がその人を見つめるように、相手を最も美しいかたちで見い出すのかもしれない、とかつて私は考えたことがあります。

ホルヘ・ルイス・ボルヘス

シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』のなかに、「人間の存在に飢渇して死なんばかりである神」について述べる一節があったはずだ。
「鏡に映して自分の姿を見るために人間の誕生を求めた神」。
水鏡にうつる自らの姿に見入ったために、入水するナルシスの姿を連想する。

恋する人の眼差しに、自分の姿を──ほんとうのこの〈私〉の顔貌を求めるわたし達のように(?)。

※写真は一面にメフィストフェレスが、もう一面にはマルガレーテが木彫りされた十九世紀の彫刻。
GRAVITY

Le Soleil

ジュリー・ドワロン

GRAVITY1
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░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「重力と恩寵のはざまに」

欲望の鎖は街灯のように均一に並び
権力の影はパン工場の煤のように
肺へと忍び込む
それを「進歩」と呼ぶ者たちは
笑いながら泥水をすする
だが 極限の不幸は魂を砕き 骨を削ぎ
言葉を失わせたその静寂の中に
やっと恩寵のかすかな羽音が聞こえる

注意とは一
耳を塞いだ群衆の中でたった一人
他者の申きに身体ごと傾けること
その姿は 資本の歯車にとっては
最も無駄で危険な「抵抗」と映る
工場の鉄床に打ちつけられる音は祈りであり
呪いであり 神に届く唯一の鐘の音
労働は聖なるもの だがそれを貨幣で汚したのは「効率」と書かれた仮面の怪物だ
根を失った者は都市のビル風に飛ばされ
文化を「消費」しながら自分の影さえも失う
彼らは笑う
「根なんて要らない Wi-Fiがあればいい」と
真の正義は武装車両の上ではなく
最も声の小さい者の喉奥に潜んでいる
その声を拾うことを
支配者たちは「無駄」と切り捨てる
だがヴェイユは告げる
無駄こそ恩寵であり 涙こそ光であり
不幸こそ愛への扉である
そして風刺は この時代を撃ち抜く矢である
なぜなら
真実はいつだって笑い飛ばされた
端っこの皿にひっそりと置かれているのだから
文字化け学の星文字化け学の星
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