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コバルトの語源はコボルト(ドイツにおけるゴブリンに相当する妖精)

うつろ


𝐀𝐋
今さらかもだけど
コボルト族の友好クエ(デイリー)がんばって
欲しかった「ボムバルーン」買った~♪ヽ(´▽`)/
12万ギルでちょっと高いけど(;´∀`)←どこでもビンボー
とりあえずこれでコボルト族は卒業w


タヒタ


DSE
人間系 コボルト 犬の顔を持つコブリンの亜種

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やヴぁ

ラル
ある港町に
立派な帆船「メアリ・スワン号」を
操る船長のリアムという男がおりました。
彼には小さな子どもがいて、
名前もリアムといいました。
父と同じ名前でしたが、
心はまだ幼く
好奇心でいっぱいの少年でした。
「どうしてパパの船は、
どんな嵐でも壊れないの?」
嵐の夜、リアム少年は父に尋ねました。
父はふと遠くを見るような目をしながら、
重く静かな声で答えました。
「それはね…コボルトがこの船に住んでいるからだ。コボルトは小さな妖精で、船を守ってくれている。だけど、決してその存在を暴こうとしてはいけない。怒らせたら、海は荒れ、船は壊れてしまうかもしれない。」
リアムはその言葉を聞き、胸の中に
不安が広がりました。
その夜から、リアムは眠れませんでした。
夜の静けさの中、
どこからか小さな歌声が聞こえたり、
何気なく置いた道具がきれいに
片付けられていたり。
不思議なことばかりでした。
しかし、
リアムは恐怖に近い感情を抱きました。
「この見えない何かが、もし怒ったら…」
「だから、あいつを追い出してやる」
そして嵐の夜、リアムは決心しました。
彼は密かに船のあちこちに
小さな仕掛けを設置し、
コボルトの姿を捉えようと試みました。
夜中、船が揺れ動く中で、
赤い帽子をかぶった小さな影が帆を直し、
海の歌に合わせて口ずさんでいる姿を
カメラに収めたのです。
しかし、彼が見たものは
恐ろしいものではありませんでした。
コボルトは孤独で寂しそうでしたが
決して悪意はありませんでした。
むしろ、船と乗組員を大切に思い、
見えないところで懸命に働いていたのです。
リアムは胸が締め付けられ、
涙がこぼれそうになりました。
「ごめん…」
だが、秘密を暴いたことで、
コボルトは悲しみを抱えながら
船を去ることを決めました。
次の日、コボルトは
小さな手紙と美しい貝殻のペンダントを
リアムに残しました。
「わたしは去る。だけど、あなたがこの船と海を大切にするなら、わたしのことを忘れないでほしい」
コボルトが去った後、メアリ・スワン号は次第に損傷が増え、嵐にも弱くなっていきました。
父は静かに息子の肩に手を置きました。
「秘密は、守るものだ。暴くことがすべてじゃない。信じて見守ることも、大切な愛だよ」
それからリアムは、毎晩海の歌を口ずさみ、貝殻のペンダントをそっと握りしめました。
遠く波の彼方に、小さな赤い帽子の影が揺れて見えるような気がして―
彼は知っていました。
コボルトは決して
本当にいなくなったわけではないことを。
そして、コボルトの話は
だいたい受け継がれていくのでした。

うつろ

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