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ヒサ

ヒサ

まわり
マグカップの穴の数→トポロジー、幾何学
生物と無生物の境目→生物の定義、生物学
光と色→ものの見え方、色彩学
順序良くまとめられたはずの出来事→歴史、歴史哲学
差し出された薔薇の愛→文学性、異化の発生
私→形而上学
無数の世界→コスモロジー
答えの出ない問いかけの遊戯→芸術
終わり方→宗教

くろ
回答数 27>>
紀元の数え方やキリスト教より古い宗教は?という疑問もあるけれど、根本的にこの問いが立脚している前提にはちょっと無理があり、それで不自然に見えているだけです。
前提① 人類の文化が共有されているという想定
現在のように交通・通信技術があるわけではないので、紀元前後は世界各地に多様な文化や信仰がありました。それらを一つの流れで説明すること自体無理があります
前提② 文化の発達⇒宗教の衰退という前提
複雑な宗教体系や制度は寧ろ文化やコミュニティの成熟によってはじめて可能になるものです。
前提③ 宗教=宇宙観は既に衰退という前提
宗教の例として挙げられるのがいずれも、世界の在り方の捉え方ーーこれを世界観や宇宙観(コスモロジー)といいますが、それだけが宗教ではありません。「隣人を愛せよ」などの道徳的な教義や、礼拝などの信仰実践を論の外においてしまっています。日本人はよく無宗教と言われるけれど、僕らは除夜の鐘をついたり、初詣しておみくじをひいたりと、実は宗教的実践を結構してるんですよね。
と、以上の前提を捉え直してみると、納得いくと思います。
