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まずこのドット絵に目を引かれ
調べると知っているアーティストの方でした
内容も面白そうで購入
帯には都市伝説解体センターの文字(未プレイだが気になってた)
読むのが楽しみだ!

装丁に恋した一冊、見せてください
参加

吉田賢太郎
世界をよく見たら
「しょうがい」を持つ人は
たっくさんいるんだ、知ってた?
もちろん、健常者(けんだりょうしゃ)の人が
いちばん多いけど、
その次に大きな大きな集団なんだ。
詩(1):「仕事しろ」の声のうらで
「さあ、仕事! 仕事!」って
大人がよく言うけれど
体や心にハンディキャップがあって
**「働きたいのに、働けないよ」**って
泣いている人がたくさんいる。
それは、その人がなまけものだからじゃない。
がんばりが足りないわけでもない。
社会という大きな建物の入口に
彼らを通さない**「かべ(バリア)」**が
どーん、と立っているんだ。
そのかべを、みんなで
こわしていかなきゃいけない。
「働かない」んじゃない、「働けない」んだ。
詩(2):ワークライフバランスって何?
じゃあ、元気な人はどうすればいい?
いつも仕事、仕事じゃ疲れちゃうよね。
そこで出てくるのが
「ワーク・ライフ・バランス」
それはね、
**「仕事の時間」**と
**「自分だけの時間(ライフ)」**を
上手に分けること。
ライフには、
宿題、ゲーム、友だち、家族、おばあちゃんの介護、
病気を治すこと、ぜんぶ入ってる。
仕事ばっかりじゃダメ、遊びばっかりじゃダメ。
「どっちも大事、どっちも輝く」
それがバランス。
詩(3):法律という土台
このバランスを守るための
**「お約束(ルール)」**が、
**「労働基準法(ろうどうきじゅんほう)」**っていう法律。
「夜おそくまで働かせちゃダメだよ!」
「お休みは必ずあげてね!」
この法律は、
みんなが倒れないための**「土台」**。
この土台があるから、安心して
「仕事と生活を分ける」ことができるんだ。
詩(4):未来の働き方
でも、バランスはどんどん変わっていく。
仕事と生活を「分ける」んじゃなくて、
**「インテグレーション(まぜる)」**時代が来るよ。
家で仕事をしたり、
好きな時間に勉強したり。
888を24にするみたいに、
自由な発想と工夫で、
自分だけの最高の生き方を見つける。
みんなが、自分の得意なこと、
やりたいことで輝ける未来。
そのための**「かべ壊し」と「じかん作り」**を
社会は今、一生けんめい、やっているんだよ。
