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横島飯

░モジバケ░永そ哀
保護猫の瞳は教科書よりも深く
ランドセルの重みよりも軽やかに
わたしの心を見透かす
地雷necomimiをつけるたび
「病んでいる」と刻印される社会で
小学五年生のわたしは
猫の沈黙だけを唯一の辞書とする
大人たちはカフェを「癒やし」と呼び
ラテの泡を道徳にすり替え
ガトーショコラの甘さで
孤独を麻酔しようとする
だが
保護猫とわたしの魂は知っている
癒やしとは商品ではなく
憐憫は売り物ではなく
真実の救済は
「同じ傷口を舐め合うこと」にあると
わたしの涙はミルクフォームとなり
猫の爪痕はアートラテの模様に変わる
そうしてカフェは
資本主義を揶揄する小さな檻として立ち上がる
ここでは 傷だらけの魂こそが
いちばん美味しいブレンドなのだから

emu
松島、仙台での食べ飲み
塩釜仲卸市場で生牡蠣とマイ海鮮丼
市場内のお店で好きな海鮮を買って、決まったブースでご飯セットを頼んで自分で作る海鮮丼
行った時間が遅くて店が終わりかけだったためネタは選択肢がせばまってしまったけどやはり鮮度良しで美味しかった
欲張ると普通に値がはりますが、好きなのが選べるのとお店の人とのやりとりは楽しい
その場でむいてもらう牡蠣もジューシーそのもので美味でした
なお何店か私を男性と間違え、罪滅ぼしにまけてくれるというなんか申し訳ないやりとりも発生する
松島の牡蠣カレーパンは若者が並んでいたので便乗してみたのですが、まず普通のカレーパンとしてめっちゃ美味しい
薄皮でサックサクで噛んだら溢れるカレー!牡蠣登場しなくてもすでに美味しい
途中から大ぶり牡蠣のクリーミーさがカレーと重なってコク旨!
期待してなかった(ごめんなさい)けど激寒の中で食べるアツアツ牡蠣カレーパン最高でした
なるほど並ぶわけだ
寒さと歩きに疲れてタリーズで一息
松島アートラテ
ホッとしながら外を見ると晴れてた空が真っ白に吹雪いていてちょっと絶望感を味わう
夜は仙台にうつり、牡蠣専門居酒屋と地元の居酒屋をハシゴ
牡蠣居酒屋では一個110円で食べられる!
蒸しと生をビールでサクッと頂く
この大きさで110円はすごい!
地元のちょっと小洒落た居酒屋さんはとても雰囲気良く賑わっていてガヤガヤ感でお酒がすすむ!
地酒を燗で2合ほど
冷えた体にじわりじんわり沁みたよお
ポカポカしてくると鼻先の冷たさが解けてきて鼻水出てきちゃう
鶏白レバーの山椒煮がどタイプでした
臭みなく柔らかい白レバーのねっちり感と山椒の爽やかな香り
そこに燗酒をふくんで口の中に味がのびたらますます顔がゆるむってもんです
名物の牛すじ豆腐も出汁がよく出ていてお酒に合う!
〆には甘みのある仙台味噌の焼きおにぎりをハフハフしながら頬張ってお腹も心もホカホカに満たされました
もっと食べてみたい料理があったので、また来たいな〜
帰り際、店員さんにそんなに着込んで相当な寒がりなんですかと聞かれ、静岡から来たもので、、、と気恥ずかしく店をあとにしました
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#仙台
#牡蠣
#GRAVITY飲酒部
#食べることができる幸せ









