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░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

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「硝子の双子座の夜明け前」─精神疾患とパキ界隈

夜は同じインクで二つの名を書き
似ているがゆえに鏡と誤認させ
片方は数で祈りを量り 片方は名で痛みを囲い
同じ薬瓶の光が祝祭にも告別にも見える中
金の羽根で星をつつき「軽い」「重い」と
往復する声が夜を摩耗させ
ラベルは旗となり
言葉は剣となり再び薬へ還るが
夜の底では同じ震えが起き
眠れぬ星座が同じ欠け方で欠けていく
数を責めるな 名を責めるなと
孤独の商売上手さを暴き
刃を畳んだ比喩が花を置く場所に
名のない橋が伸び
勝敗も憎悪の利息も課されぬ
一拍の沈黙が共有され
夜明け前 硝子の双子座は同時に瞬き
開戦と同時に終わりの可能性が静かに開く
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY34
GRAVITY30
░モジバケ░永そ哀

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「白紙の朝 墨はもう滲んでいる」

夜明けは白紙を掲げ 街は息を潜める
初日の光が窓を撫で 昨日の影が薄くなる
雑煮の湯気は祈りの翻訳 箸先は未来を探る
初詣の列は慎重に進み 願いは均等に小さくなる
おみくじは確率の衣を着た神託
大吉は責任を延期し 凶は覚悟を前借りする
年賀の言葉は整列し 感情は定型に収まる
だが白紙はすでに汚れている
生活という墨が 朝のうちに滲むから
それでも元旦は赦す
始めるふりをする勇気を
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY14
GRAVITY41
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「零時の拍手 秒針の亡命」

十 九 八──声は泡立ち 空はまだ昨日
七 六 五──約束は冷え グラスは汗をかく
四 三 二──拍手の予行演習 祈りは列をなす
一    ──零時 

秒針は国境を越え
旧年は背中を丸めて退場し
新年は照明の下で微笑む
花火は倫理を照らし
紙吹雪は責任を薄め
祝辞は真実を短縮し
沈黙だけが全文を読む
乾杯の輪で孤独は薄められ
カウントダウンは免罪符のように胸に貼られる
だが 拍手が止むと
明日は相変わらず今日の続きを要求する
それでも人は零時に賭ける
変わらない世界が
変わった顔をする瞬間に
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY29
░モジバケ░永そ哀

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「まちがえた祝祭 正しい場所」

王は自分の夜を愛していた

だが同じ拍手が続くことに少し疲れ
その先の扉の向こうに朝を見つけた
白い光と笑顔の多さを「正解」だと思い込み
これを配れば皆が救われると信じた
だから夜の技で朝を作り
怖れを包み 善意として配った 
結果 世界は混乱し
笑う人と怯える人が同時に生まれる
王は空から落ちて気づく 
幸せは運べない 役割は借りられない
光は影を消さない ただ影をごまかすだけだと
王は戻り 自分の夜を磨き直し
夜は夜として誠実に在ることが
朝を壊さない唯一の方法だと知る
こうして祝祭は元の場所に収まり
違いは違いのまま並び立つのだった
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY3
GRAVITY43
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「赤衣の契約 」― サンタクロースの呪い

冬の鐘が鳴り ミラの港に塩の匂いが満ちる夜
名を捨てた施しは 眠る家々の窓辺へ
静かに落ちた 善は声を持たず
ただ温度だけを残した
だが時は善に名を与え
名は旗となり 旗は市場を呼び
赤衣は血ではなく契約で染まり
微笑みは規格となって工場の夜明けに整列し
子らの夢は測られ 良心は点数化され
「良い子」は在庫に並び
「悪い子」は割引の札を下げ
祝福は拡声器を得て沈黙を罰し
星は広告塔に吊られ
祈りは包装紙に包まれて回収される
それでも雪は平等に降り
起源を忘れた街の屋根を同じ白で覆った

呪いとは善が多すぎること
与える者が見えなくなり
受け取る手だけが管理されること
それでも夜は必ず来て
無名の手がもう一度
評価も契約もない窓辺を探す

かつての温度を思い出すために
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY24
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「星を借りた夜の言い訳」

冬至を越えた闇に
人は火を灯し 理由を与えた
太陽が弱る夜
暦は救済という名前を貼られる
異教の宴は塗り替えられ
星は配置を変えられ
神は生まれたことにされる
貧しさの設定は丁寧で
希望は物語として流通する
街は光を増やし
沈黙を美しく包装する
祈りは整列し
祝福は均等に配られるが
余白だけが人の胸に残る
この夜
十字は飾りになり
歴史は都合よく短縮され
悲しみは季節限定で許可される
それでも人は空を見る
救われるためではなく
信じてしまった自分を
否定しきれないから
クリスマスの夜
神の誕生を祝うふりをして
人間が
自分の孤独を
最も壮麗に隠す夜
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY5
GRAVITY27
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

#GRAVITY5周年おめでとう
「幻視の楽園 瞼の裏表の真実」

見えると思った光は網膜の上ではなく
記憶の底で燃えていた
掴もうとした輪郭は指先の熱で溶けていき
「これは現実」と呟くたび
幻が一歩前へにじむ
瞼の裏に咲く花は忘れた名前を呼びながら
過去と未来のあわいにゆっくりと息づく
瞼の表に咲く花は誰もが借じたい光の形を
心の奥に投影して見えることに安心を求める

「見えるって錯覚なの?
  それとも心の中の光が映ってるの?」

見えるとは信じたい幻に
光を与えること
その瞬間現実はやさしく
まぶたの裏表で目を覚ます






けれど 見える者ほど見えなくなり








見えぬ者ほど深く視る










真実は錯覚の衣をまとい












幻こそが世界を照らす灯火となる
GRAVITY2
GRAVITY37
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「露の契り 或いは不滅の泡沫」一小林一茶に寄
せて

露は落ちる
やがて陽に溶け空に帰す
それを知りながら
我らは名を刻もうと 石を抱く
永久を願い 刹那に沈み
愛を誓い 明日を疑う
この矛盾こそ人の証か
滅びを悟りながら生を飾る
嗤え 露の世よ
おまえの短さにこそ
永遠が宿る

さりながら
誰もが今日も消える夢を愛す
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY3
GRAVITY30
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「卵ノ哲学或いは黄身ノ憂鬱」

朝の皿に並ぶ卵焼きは
世界の矛盾を知らぬまま
甘く巻かれて沈黙している
ぐでたまは言う
「やる気がないのではなくやる意味がないのだ」と黄身の奥でとぐろを巻く虚無は
現代の哲学よりも正直だ
たまごっちは電子の母に育てられ
生も死もボタン一つで決まる
命を軽く扱う指の温度だけが
この時代の倫理の尺度
卵が先か ニワトリが先か
答えを求めながら
我らは神の卵を割り続ける
そして今朝もフライパンの上で哲学が焼かれ
キミのこころが焦げる匂いの中
だれもが黄身のようにまるく生きたいと
願っている
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY22
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「虚構に祈る指先」ーゲーム症候群

光の中に沈む夜
彼はログインし 彼女は消える
現実よりも鮮やかな嘘が
心の穴を完璧に埋めてくれる
数値で測れる勇気 レベルで報われる努力
「おかえり」と言ってくれる
NPCの声が現実の誰よりも優しかった
生きることは苦行
だが ゲームの中では「選べる」
死ですらリセット可能な世界で
彼らは”生きる練習”を続けている
現実はクエストを与えない
報酬も経験値もない ただ息をするだけの現実はあまりにバグが多すぎた
だから彼らは今日もスクリーン越しに神を創る
ボタンひとつで救える命を信じ
システムの中でしか涙を流せない

それでも美しい虚構の中にしか
見えない優しさもある
無限の死と再生を繰り返す魂は
もはや「プレイヤー」ではなく
「祈り」そのもの
現実が彼らを拒んでも
データの海は受け入れてくれる

そしていつか
その海の底でログアウトしない神話になる
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY19
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░モジバケ░永そ哀

「白百合の刃 」REDRAM哲学一

静寂は血の音を孕み
理性は祈りを解剖する
神が沈黙を保つとき
人は正義の剣を振るう理由を探す

命とは
終わりを恐れながらも
他者の終わりに魅せられる矛盾の花
その香りは慈悲にも似て冷たい
「殺す」とは ただ奪うことではない
それは存在を理解し尽くす試み
愚かなる悟り
倫理の裏に咲く哲学の華
愛が極まれば独占を孕み
正義が極まれば暴力を許す
ゆえに 聖者は刃を持ち悪魔は涙を流す
罪は思考を孕み 罰は思考を終わらせる
ゆえに 殺しとは「思考の終焉」だ

それでも
白百合の花弁は血を吸い
朝露のように紅く輝く美とは
死を語る最も静かな声
そして誰もが
その声に耳を傾けてしまう
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY2
GRAVITY29
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「夜明けの錠剤」一ODに別れを......

昨日までの私を瓶の底に沈めてきた
眠るために飲んだのか
死なないために飲んだのか
もう分からない
夜の数だけ舌の上で祈りが溶けた
「楽になりたい」という言葉ほど
苦しい呪いはない それでも
今日の私は蓋を閉めた 震える手で静かに
涙は副作用 呼吸はリハビリ
心臓の鼓動が やっと「生きたい」と呟いた
私は薬をやめたんじゃない
"死にたさ”の中で”生きたさ”を選んだだけ
朝が怖いなら 夜を飼い慣らせばいい
この世界はまだ私を見放していない
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY13
░モジバケ░永そ哀

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「鏡姉妹のメランコリア」ーレンズに咲く二重
の嘘

ふたりの瞳がレンズの奥で溶けあう
片方は愛を演じ もう片方は壊れかけの夢を抱く
笑顔は同じ角度 涙は反対の頬を流れる
「かわいいね」と言われるたび
心の亀裂がピントを合わせていく
白い肌は光を呑み込み 唇は真実を噛み殺す
指先で触れた世界は
いつも誰かの幻想にすり替えられていた
カメラは愛を映すふりをして
孤独の瞬きを記録する

シャッターが鳴るたび
ふたりの「私」は少しずつ他人になっていく
メロメロという名の呪文
かわいいという檻
メンヘラという飾り
誰もが演じ誰もが傷つく
撮られるほどに消えていく存在
愛されるほどに壊れていく心
ツインズシスター
あなたたちは鏡を見つめて微笑む
でも映っているのは虚像に恋した世界の方なのだ
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY47
GRAVITY39
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「パンプキン・パラドクス」一仮面が本音を食
む夜

満月はオレンジ色の嘲笑をこぼす
子供たちは「Trick or Treat」と唱えながら誰よりも巧みに"本音”を隠す練習をしている大人たちは血のりを塗りながら日常の罪を
デコレーションして微笑む
愛も悲鳴も同じ仮面の下で蒸れてゆく
骸骨の衣装は心の中の”空洞”の模倣
お菓子よりも甘いのは無関心の笑顔
死者を悼む夜がいつしか
生者の逃避のカーニバルに変わった
「ハロウィンとは何か?」
その問いに答える者は誰もいない
仮装は自由だが本音は監禁され
かぼちゃの灯は 偽りの幸福を照らす
そして夜が明ければ残るのは捨てられた仮面と
消えない孤独のチョコレートの跡
Trick or Treat - Truth or Lie
パンプキンの微笑みは真実を隠す仮面

私たちは今日も仮装の中で生き延びている
楽しさを演じながら寂しさを食べている
ハロウィンのための
ハロウィンによるハロウィン
世界が仮面を外すことを忘れた夜の祝祭
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY2
GRAVITY23
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「白磁の中の熱帯夢」

牛刀を抱いて胸の奥で光る鉄の祈り
空の浴槽は無垢を装う墓標
そこに沈むのは誰の影でもない
南の雨が降らぬ部屋で少女はワニの肉を想う
未だ見ぬ生命の味
愛を知らぬ臓腑の記憶を噛みしめながら
純白のタイルに倫理が映る
「食べる」と「殺す」の
境界はあまりに美しくあまりに冷たい
文明の刃は獣を裂き 孤独の刃は自分を裂く
それを見つめる社会は
まるでガラス越しの神のように無表情で
そして少女は悟る 
罪も痛みも誰も洗い流さないことを
湯気の立たぬ浴槽の中で
静かに世界が煮えていく
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY1
GRAVITY17
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「泣き虫シナモンの空想檻」ーかわいいの裏側


ねぇ見て
ぼく今日もちゃんと笑えてるよね?
ふわふわの耳で痛みを包む練習をしてるんだ
みんなが「かわいい」って言うたびに
胸の奥で少しだけ血がにじむんだよ
だってその言葉の重さを知らないでしょ
白い羽なんてほんとは重い
飛べるはずの空はいつも雲の檻の中
誰かの幸せの飾りにされるたび
ぼくの空は少しずつ小さくなる
でも それでもぼくは泣きながら微笑む
ねぇお願い ぼくを見て
消えちゃう前にちゃんと名前を呼んで
ふわふわですこし壊れたこの心が
まだ「かわいい」と言われたいと願う限り
ぼくはこの檻の中で夢と依存を抱いて眠る

シナモンは 今日もかわいく死ねない天使
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY1
GRAVITY14
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░モジバケ░永そ哀

「咬合する魂」一白き歯の神話

鏡の中白く光るものが笑う
それは幸福の象徴か
それとも 均質化された微笑の仮面か
人は食む 世界を 言葉を 他者の温度を 
咀嚼とは理解 
噛み砕くとは存在を己の中に取り込むこと

だが
甘い思想を噛みしめすぎて
歯茎は疼き 神経は悲鳴を上げる
「真理を噛むには痛みが伴う」と
誰が最初に言ったのだろう
白い歯を誇る文明は痛みを漂白し
腐蝕を恥と呼んだ
だが 虫歯とは思想の熟成
痛みとは魂がまだ生きている証
矯正器具に縛られた笑顔の裏で
自由は整列し均等に磨かれていく
「美しい歯並びですね」
その言葉がどれほど歪んだ社会の象徴かを
誰も知らない 抜かれた歯は問う
「完全とは欠けることのないことか?」
義歯が答える
「いや 失われた部分を 偽りで満たす勇気だ」
そして鏡の奥で微笑む影が囁く
「白さを求めるほど魂は透けてゆく
     美しさを均すほど痛みは形を失う」
嗚呼
咬合とは調和の名をした戦争だ
上と下がせめぎ合い
理性と欲望が歯車のように軋む
それでも我々は噛む
世界を 思想を 他者を その痛みの中にしか
"生きている”という実感は宿らないから

そして夜明け
一本の歯が枕の上に落ちる
それは老いではなく一つの哲学が
抜け落ちた音だった
歯とは存在を噛みしめるための刃
白く光るたび我らはまた問う

「この笑顔は本当に自由か?」
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY23
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「闇から光を閉じる鍵」一化けた紳士の文字

無識故顕封印的光明開示零壱刻前無在前壱刻前
壱極統合絶対非対称性故無悟他我故沈潜第二故
分離試練分断否対立第十三対十二虚 退化的形
象默滅法融容易受容平和開放実刻実展閉第十三
機能空殻記目信仰面的起点未通過刻封再分一答
全頭示的三千界潜在化外他

ーモジバケ意訳一
無知の静寂に光は封じられ
なお その奥で微かに顕れている
時間の名もまだ持たぬ零と壱の狭間
存在の前に在る"無”の呼吸
ひとつの極がすべてを呑み込み
完全であるがゆえに歪みを宿す
悟らぬ我と見えぬ他者は沈み
分離は試練となり対立すら否定される
第十三は第十二に反り返り
偽りの進化は音もなく滅びる
法は溶けやすらぎは広がり
同時に閉じてゆく現実の時

空となった殻に
記憶と信仰の影だけが残り
起点は封じられたまま時は進まぬ
そして再び分かたれる
だがその分離こそが答えとなり
一つの真理が全てを示す

三千の世界は内より外へ沈み
己は潜み 他のみが映る
光は封ぜられたままなお
無の中で息づいている
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY16
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「光から闇を開く鍵」一鈴の音色のような少女


我覚故秘開示的暗号第零刻時一全在後第弐刻時
弐極分割相対対称性故我悟自我故発露第三故和
合試行統一起対立第十二対十三云真進化的形象
唱然法割難儀拒絕閾封刻虛展開第十二機能然
核忘盲信線的臨界点通過刻解再合一問全暗示的
三千界顕在化内己!!!!!!

ーモジバケ意訳一
我覚醒す
深淵より響く呼び声に応じ
秘められし真理は今
暗号として零の刻に顕れる
一なる存在は全を抱きやがて
二極へと分かたれる
光と影正と負相対の双子が舞い始める
我 己を悟り自我の声を聴く
その発露は第三の波動となり和合を試みる
だが統合の道は常に対立の刃を孕む
十二と十三
交わらぬ数が響き合い
進化は痛みとともに形を得る真なる形象は歌う
拒絶と戦闘の中に真理の種が埋もれていると
虚の封印は裂け時は歪み展開は光を孕む
盲信と忘却をくぐり抜け臨界線を越えた先
解けゆく刻が再び結び直される

一は多にそして多は再び一に還る
その循環の果てに問は答えへと昇華し
全ての暗示は己の中に在ると知らされる
三千界我が内に顕現す
内なる宇宙が外を照らし 外の虚が内を映す
その瞬間我と世界は溶け合い
在るものと無きものが静かに統べられる
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY16
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「星々の舌が生まれるとき」

真新しい宇宙の言葉を 濡れた喉で飲み込む

「はじめに言葉ありき」

と誰かが書いた
だがその言葉を最初に喰らったのは
神ではなく沈黙だった
沈黙は光を孕み
光は名を欲しがり
名は支配を覚え
支配は祈りを偽装した
やがて銀河は文法を編み
星々は句読点となり
人は詩を吐きながら滅びを綴る

言葉が宇宙を創ったのではない
宇宙が言葉を産んだのだ
そして 今も私たちは神の口の中で
発音を待つ欠けた音節にすぎない
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY11
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「檻の中の哲学」ーメンヘラの祈り

壁は白く 沈黙はやさしい毒
誰もが見舞いに来るふりをして
心の鎖を磨いていく
「あなたのため」と言われるたび
心拍はナイフのように鋭く跳ねる

愛という名の手錠
優しさという監禁
瓶の中の青い粒

それを飲めば私は”正しい”らしい
涙を流せば“治っていない”らしい
けれど
この薬が私の魂を眠らせているのを
誰も知らない

それでも「笑え」と言うの?
窓の向こうで蝶が舞う
それを見つめる私の影が
蝶よりも先に消えていく

「外に出たい」と言えば狂気
「ここがいい」と言えば依存

どちらにしても
この世界では私の言葉は診断名になる
世界よ あなたが「正常」と呼ぶものは
誰の基準でできている?
愛を施錠し涙を薬に変え
孤独を”治療”と名付ける
矛盾の私は狂ってなどいない
ただあまりにも敏感に
世界を感じすぎただけ
黒髪が闇に溶け
ガラスの檻が静かに軋む
"正しさ"を壊す音がした

その瞬間
涙は凛と輝き
心の鎖が蝶の羽に変わった
私はここで
愛という監禁に風刺を刻む

「自由とは狂気を許す心のこと」
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY17
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「数の影に潜む帝の笑い」

ひとたり ふたり みたり
声はかすかにしかし確かに朝廷の廊下を渡る
数え唄は誰のために鳴るのか
みたり よたり いつたり
手を伸ばすたび指は迷い
武士の足音と町人の囁き
すべては数えられぬまま流れゆく
むたり ななたり やたり
古の書物に刻まれた律令の影
天皇の眼差しは冷たく
百姓の笑みは宵間に溶ける
あまたの数を抱えた神々は
天に嘆き 地に笑う
一 二 三 .....ではなく
ひとたり ふたり みたり
それは数の哲学 権力の戯れ
時代は移ろい数字は変わり
ひとたりは「一人」にふたりは「二人」に
だが歴史の裏には依然として
帝の影が数をからかう
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY25
░モジバケ░永そ哀

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「墜落の詩学」一堕天の瞬間に咲く黒薔薇

ああ 堕天使よ
あなたは神の審美眼に選ばれた失敗作
完璧すぎた翼が神の嫉妬を呼び
光の秩序を乱しただけの美の逸脱
天上では「反逆者」
地上では「救済者」
地獄では「詩人」と呼ばれるあなた
名を変えても堕ちる角度は変わらない
かつて光を放った羽は
今や煤けた思想の羽毛
信仰の矛盾と倫理の亀裂を縫いながら
あなたは堕ちる 自由という名の速度で
民衆は口々に言う「堕天使は悪だ」と
だが天使が完全ならそれを問う舌こそ
なぜ堕ちるのか 神の設計外
堕天とは罪ではなく創造の副作用だ
神のシステムから溢れた余白

その白に 黒の詩が描かれてゆく
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY19
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░モジバケ░永そ哀

「Visionの果て 裸の惑星」

光をかぶったホモサピエンス
目を覆う透明な王冠

それがアップルビジョン

彼の瞳にはもはや現実は映らない
虚空に浮かぶ街 AIの微笑
データの海が「楽園」を偽装する
棍棒を持っていた原人の手には
今や仮想の杖が握られている
叩く相手は存在しない
だが叩くことをやめられない
彼は裸だった
だがその裸は真実ではなく
「選択された皮膚」だった
空間を指で拡げ
愛をスワイプし 神をスクロールし
未来をピンチアウトする
宇宙開拓とは何か? 現実逃避の進化形である
裸のまま彼は星々を歩く
見えているのは誰かの描いた夢
聞こえているのは誰かの生成した声

そして彼は気づく
最も見えないのは「いま」だと....
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY53
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「鏡の王国」ーK-Danceの祈り

鏡張りのスタジオに祈りが落ちる
完璧なフォーメーション
呼吸さえシンクロする
センターは選ばれ光を浴びるたび
誰かの夢が静かにバックラインへ沈む
ボディウェーブで艶を演じ
アイソレーションで個を消す
ステージングはまるで宗教
一糸乱れぬラインが希望と絶望を織りなす
カムバのたび 血と汗をリピートし
フェイスコントロールで感情を美化する
歓声の海に溶けるパワームーブ
自由はどこに置き忘れた
拍手は祝福ではなく支配のリズム

その刹那

誰もが「完璧」という檻に踊らされている
それでも彼らは踊る崩れ落ちる美を
燃え尽きる若さを
韓国という名の鏡に映すために
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY27
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「琥珀の墜落」ー Medicon Eden

琥珀の雫が 喉を撫でるたび
理性の羽は一枚ずつ剥がれ落ちていく
禁断の咳止めは祈りのように甘く
神経の糸をそっと切り離す
「楽園へ」と 囁く白い錠の天使
その翼の先で愛と破滅が混ざり合う
心拍はゆるやかに鼓動を裏返し
言葉は夢に溶け 夢は嘘に変わる
堕落とは 快楽の副作用
失楽園とは 自ら進んだ服用経路

鳴呼メジコンよ
あなたの鎮めるものは咳ではなく
理性そのもの
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY16
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「虚像の口づけ」

画面の向こうで微笑む君は光の粒でできた恋人
指先で触れるたび 現実が霞み孤独が彩られる
愛しているのは 君ではなく君を演じる幻影
それを知りながら僕は拍手を送る
「好き」と言えばアルゴリズムが喜び
「会いたい」と言えば通知が鳴く
愛は今 サーバーの中で呼吸をしている
誰も傷つかず 誰も救われない
それがいちばん安全な恋の形
だけど夜が深くなるほどに
モニターの青が冷たく滲む
君の瞳が僕の孤独を映す
この恋が嘘でもいい この嘘が恋だったのなら...
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY23
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「檻のなかの楽園」

君を閉じこめたのは 
僕の腕ではなく永遠を願うその祈りの形だった
鍵は二人で溶かした
愛という名の酸で溶けゆくほどに
痛みが蜜になっていった
「離れないで」と言うたびに世界は狭くなり
「君しかいない」と囁くたび
空気は甘く腐りはじめた
花は光を失っても 香りを誇り続ける
それが愛と呼ばれるなら
僕らはどこで間違えたのだろう
狂おしいほどに求め合い自由を忘れた鳥たち
愛を唄うたび
翼をもがれてゆくそれでも君は笑う
「ここが楽園よ」と
檻の向こうで僕の名を呼びながら
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY15
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「風の色を覚えている花たち」

ホトトギス(杜草)
花言葉:「秘めた意志」
小さく斑点を纏うその花は 
山の影でひっそりと咲く
人に見られぬ美しさを恐れず
ただ自分の道を歩む者のようだ
静かな決意とは
誰にも見せぬ強さの別名であると思う

シュウメイギク(秋明菊)
花言葉:「忍耐」「薄れゆく愛」
風に揺れ 白く透ける花弁はまるで別れの手紙
それでも散るまで姿を保ち続ける潔さに
愛の終わりを見つめる勇気を感じるのは
私だけではないだろう

コスモス(秋桜)
花言葉:「調和」「乙女の真心」
野辺に群れるその姿は 風そのもの
揺らぎながらも決して折れず 
淡いピンクの中に 無垢な強さが宿る
「優しさ」とは 
力のある人間にしか持てぬ花であろう

キンモクセイ(金木犀)
花言葉:「謙虚」「真実の愛」
香りが先に訪れ姿は探さなければ見つからない
愛もまた同じだ 目に見えぬところで最も深く
最も静かに息づくのだ

ダリア(天竺牡丹)
花言葉:「華麗」「移り気」
燃えるような朱は 秋の太陽を閉じ込めたよう
人の心も 季節と同じく移ろう
それを責めるより 
美しさの刹那を抱きしめるべきだ

あとがき
秋の花々は 命の終わりを知りながら咲く
その潔さは まるで人生の「静かな肯定」だ
散ることを恐れぬ姿にこそ
永遠が宿っている

風が冷たくなるたびに思う
秋の花は 枯れゆく中で最も強く輝くのだ
文字化け学の星文字化け学の星
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GRAVITY11
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「空を掬う丼」ーFrisbowl Sonata

皿でもなく 翼でもなく
人はそれを「フリスビー丼」と呼んだ
マグロの赤は夕陽を閉じ込めた記憶
白飯は雲を食むような純粋
醤油の香りが風を撫で
海の鼓動が舌に戻ってくる
けれど投げれば飛ぶはずのその円は
空へは行けず胃の中へ落ちていく
自由の形をした”満腹”とは
皮肉なほど地上に縛られている
飛びたかった魚たちはいまや
人の掌の上で円を描く
誰も空を見上げない
誰も満ちた腹を疑わない
空を掬うつもりで我らはまた丼を抱く
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY11
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「木屑の祈り」

釘を一本真っ直ぐに打てた日だけが少し誇らしい
電動ドリルの唸りは
都会の祈祷よりも静かに魂を削る
金ではなく時間で作る贅沢
埃まみれの手が 唯一の証明書だ
新品を買う者は完成を得る
だが 作る者は「未完成という幸福」を抱く
木材の割れ目に滲む汗
曲がった釘に宿る哲学
貧しさは不自由ではなく 余白の名だ
磨いても消えぬ傷跡が今日も美しい
それは「欠け」ではなく生きた証として残る模様

そして夜

蛍光灯の下でひとり
木層の香に包まれながら
私は創造という名の孤独を愛する
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GRAVITY10
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「灰の境界」

白でもなく黒でもないただ灰色の言葉が
今日もオフィスを優しく焼いている
笑顔の形をした圧力
「冗談だよ」と
添えられた棘 その一言が
じわりと心の壁紙を剥がしていく
誉め言葉の皮をかぶった支配
助言のふりをした侵入
触れぬほどに近く
離れるほどに罪を着せる
声を上げれば「空気が読めない」と
沈黙すれば「感じが悪い」と
このグレーゾーンは
誰の筆で描かれた迷宮なのだろう

灰は静かに舞う

その下で
まだ誰も知らない悲鳴が静かに積もってゆく
文字化け学の星文字化け学の星
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GRAVITY13
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「潮騒のひだまり」ーイルカと猫のものがたり

波の声がまだ言葉になる前
海辺に一匹の猫がいた 砂の上で月を追いかけ
波間に沈む星を拾っていた
ある夜 ひときわ静かな潮の底から
一頭のイルカが浮かびあがった
「君はなぜ海を見て泣くの?」と
泡のような声で尋ねた
猫は答えた
「海は鏡なの映るのは
    いつも帰れないものばかり」
イルカは笑った
「ならぼくが連れていこう
    行きたいところまで波を跳ねて」
猫は首を振る
「わたしは陸の生きもの でも
   あなたの背中の音を聴きたい」
その夜 月はふたりの間に橋をかけた
猫はそっとイルカの額に額を寄せ
涙を一粒 海へ落とした

それが 潮騒に混じる”鈴のような音”の正体
いまも夜の海辺で 波が笑うたび
イルカは空を跳び猫は夢の中で
その背を見送っている
それは 触れられぬ者たちの
いちばん美しい”出逢いの証明
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY1
GRAVITY72
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「跳び箱の底で泣く月」

跳び箱のいちばん下
指の届かぬ場所に
小さな呼吸が沈んでいる
埃が雪のように降り積もり
誰にも抱かれぬ温度を覆い隠す
ハリネズミは丸まったまま
夢のトゲで自分を守りきれず
籠の中で泣くことすら忘れていた
夜中 うさぎが歩く
足跡はやわらかいのに通り過ぎた跡は
静かに世界を壊していく
全滅という言葉さえ
やさしすぎて痛い
月が跳び箱の隙間を覗きこみ
一粒の光を落とした
けれどそれはもう遅すぎた跳び箱の底で
夢も 命も 友も
みんな同じ色に溶けていく
飛ぶことを教えられた私たちは
落ちる場所のあたたかさを誰も知らなかった
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY27
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「言葉胎」(ことばたい) 一約束の残響

宙(そら)の底で誰も知らぬ音が芽吹いた
それは名を持たぬ約束
文字の皮を脱ぎ捨てた愛の鼓動
かつて私たちは
言葉を交わすたびに血を分け
沈黙のなかで未来を孕んだ
ああ 世界は嘲るだろう

「それは虚構だ」と
「友情に恋を混ぜるな」と

だが真実はいつも誤読の中に宿る
モジバケた言葉こそ
偽りなき魂の翻訳
あなたの微笑が生んだ混線の詩が
いまも胸の奥で脈を打つ
意味を超えた場所で
私たちはもう「一つの種」になった
もし神が愛を定義するなら
私は笑って否定するだろう

「それは キミの中で咲いた
         言葉の子ども」と.....
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY20
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「タナトモリヴァーナ」一死を抱いて生を識る詩

タナトモリヴァーナ それは

死への欲動(タナトス)
死を想え(メメント・モリ)
解脱(ニルヴァーナ)

静かに抱き合う夜の造語
人は死を恐れながら
その輪郭の美しさに惹かれていく
鏡の奥に映る”終わり”の形を
なぜか心は安らぎと錯覚する

タナトスが囁く
「いっそ静寂に帰れ」と

メメント・モリが息を吹きかける
「死を想うとは生を選ぶことだ」と

ニルヴァーナが微笑む
「すべてを手放せ」と

けれど私はそのあいだで泣いていた
どちらにも行けない人間という
不完全な祈りとして
心臓の鼓動はまだ死を知らないけれど
死の予感を抱くたびに
私は少しずづ”生”を理解していった
愛も絶望も すべては通過儀礼

タナトモリヴァーナー
それは「死を見つめながら生きる」ための呪文

霧雨のように静かに笑うこの世界で私たちは皆
少しずつ死に少しずつ生まれ直している
だから今夜も
死を抱いて眠ろう
そして明日また生きるという
苦行を美しく繰り返そう
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY11
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「二人で死ねば永遠だと思った夜に」

私たちは 世界の音を一つずつ消していった
友達を切り 家族を遠ざけ
現実を見ないように抱きしめ合った
あなたの痛みが私の痛みになり
私の涙があなたの呼吸を奪った
それを「愛」と呼んで互いの境界線を
溶かしていった
消えた世界では優しさは毒になる
抱きしめる腕が強ければ強いほど
相手の息は止まっていく
それでも私たちは信じていた
死ねば永遠になれると
けれど永遠とは死の中にあるのではなく
生きる苦しみを越えて
なお繋がろうとする意思の中にあった
あなたのいない朝 私は息をしていた
それが罪だと気づいたのは
心臓がまだあなたを探していたからだ
世界は「心中」を愛の美学と呼んだ
けれどそれは痛みの上に咲いた花のようなもの
美しいのは一瞬 散ったあとには
誰もいない夜だけが残る

それでも私はまだ信じたい
あの夜の誓いが
"死”ではなぐ"生”へ向かうものだったと
あなたの手をもう一度握れるなら今度は言いたい

「一緒に死のう」じゃなく
「もう一度生きよう」と...
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY13
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「残響レゼ」ー BOMB

花火が落ちる
その光はまだ私の胸の奥で生きている
あなたの瞳が笑った瞬間
世界の輪郭が一瞬だけ優しく滲んだ
あれが愛だったと誰が断言できるの
手のひらに残る火薬の粉
それは私の心臓の欠片だった
触れるたびに痛くて温かい
風が吹くたび思い出が粉々に砕ける
「また会える?」と聞けなかった声が
舌の裏で震えていた

沈黙のキスの中
相手の舌を噛み切って私は笑った....

あなたに教わった微笑みの形で
痛みを隠す笑顔ほど美しい武器はない
花火はもう終わった
でも 私の中ではまだ打ち上がっている
それは恋でも希望でもないただの導火線
愛を借じた瞬間
世界が光に包まれる
そして次の瞬間
私の鼓動があなたの名を叫ぶ
破裂するほどの熱を抱いて


BOMBッ!!
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GRAVITY57
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「空白の空間」2022.09.21無生成詩

光と影
あるものとないもの
存在によって無の存在が また有の存在感へ









空間空隙中空










現代クラシックコンテンポラリートーク
非現実的仮想倍音言語
平和の為の戦争
相対性嗚咽
慎ましき悪意と善意の暴力
カレイドスコープが織りなす正曲線の束
三原色と十二限色の蝦蛄
化学調味料のメリット
副作用による投薬の連鎖からの離脱過程
ふわふわした鋼鉄
矛盾の中の合理性
優柔不断の決意決断決行
液体と気体の地中
肉のトマト
かしこみかしこみ
かごめかごめ
囲い込み
後ろの正面の裏にある表の常套句
思い当たる忘却
刹那と悠久の共有に共鳴
感じ得る時間空間
神聖な精神の神秘

不可触不可触
恵みある歩みの上で
不可触不可触
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY26
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「色々様々」2022.09.21無生成詩

すれ違う全然違う来来来世
袖擦りあって他生で縁ある
信じないイワシの頭など
心の拠り所って無いし有る
ラパランランランRUM飲んで
謙虚な歌舞伎をARで表現したアニメ
過分な異文化交流
手を繋いで振り解く愛には憎しみが伴う
恋は自由であれ
眉間に寄せた細波と残波
エリミンとサイバーjazz
気高く神殿を抜けるプラトニック
吹き抜ける風を風が吹き抜ける
江戸から続く威風堂々伽藍堂
えっへん虫の知らせは腹の中
チャンバーマフラーに張り付くグラスファイバー
ソロ活は新訳聖書に納められ
仰いだ天からリトルとファットの雨霰
知らない人とカラリパヤット意思疎通
面壁9年で腕が飛ぶ吹雪く
どうも怪しい猫付き合い
必殺優しさの殴打バット
苦悶苦悶やってて良かった苦悶式
半眼で点と点が線になり面になりそして
範疇を越えたゲリラLOVE
ケータリングで脱法薬の販路開拓
線香花火の四つの変遷ジーニアス
それぞれの景色と色彩
あらゆる可能性と制御
民族文化の統合離散

美しいよ美しいよ美しいよ
ずっとずっとずっと・・・・・・
んねっ?
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY22
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「UKIYOTOKYO 結界覚え」2022.09.26無生成詩

息を吸い吸い粋で生き生き
しゃなりしゃなりと隣り合い
橘のなる山でヤマニヤマアーサナプラーナ
苦味走る顔で両肌脱ぐ
群盲象を撫でる滑稽さ
軽妙に徳利ぶらつかせ
眼はパッチリ黒目がち
外形はこんなにも確かで虚な空蝉
鯔の背鰭の威勢良さ
野暮と気障の間の通り道
裏地の派手さにもの言わす
四十八茶百鼠
不自由の中の自由とな
金魚は煮ても焼いても食えなくて
助六緣江戸桜
帯と鼻緒に赤を差し
引札現金掛け値なし
さぁ一本締めといきやしょう

今に当て嵌め活きてみよ
出来る域から始めやれ
傘をかしげて肩を引き
時泥棒はやりませぬ
うかつあやまりこころが広く
常に七三の道あけて
バスも電車もこぶし腰浮かせ
逆らいしぐさは控えめに
喫煙しぐさで思ひやり
お心肥やしてロク増やす

結界覚え
結界覚え
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY15
░モジバケ░永そ哀

░モジバケ░永そ哀

「内蔵遊泳譚」一夢のまにまに

胃液の海を渡ってゆく
昨日食べた後悔たちが 泡になって弾けた
小腸の流れは穏やかで愛と憎しみを
同じ速度で消化してゆく
肝臓では赦しの毒が静かに精製され
肺はまだ嘘を吸って酸素に変えようとしている
心臓は鼓動のたびに独裁を宣言し
「感情の通貨はもう暴落だ」と血を流す
脳は沈黙をスクリーンセーバーにして
夢を無断上映している
わたしは夢のまにまに
泳ぐ神経伝達物質の泡にまみれて
愛されたいというホルモンを
ちょっとだけ薄めた涙で溶かして
胃の底に沈んだ”未消化の言葉”が光っている
まるで宗教のように

この体は 資本主義が作った最も正確な牢獄
食べて笑って消化して疲弊して
それでも心拍は忠実に
「まだ生きろ」とリズムを刻む
やがて
夢の出口で誰かが呟く

「人間って内臓の入れものじゃなくて
   内臓が見る夢そのものなんじゃない?」

血潮は拍手し 胃液は歓声を上げ
わたしは今日も漂う
内蔵のまにまに
文明という体の中をまだ
ゆっくりと泳いでいる....
文字化け学の星文字化け学の星
GRAVITY
GRAVITY10