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ジョージ
先日身内みたいなライブに行きました。終わった後にジャムセッションができるのです。友人と飲みたいのでギターは持っていきませんでしたが、弾いてくれってギターを持ってくるのです。断るわけにもいかんので弾こうと思ったのですが、ステージで3弦が切れたギターしかないんですって。そんなアホなと思うんですが、それでもジャムって欲しいという圧に負けて弾きました。
それなりに弾けるものでした。昔2音だけでアドリブプレイができるっていっていた偉大な先輩のことを思い出しながら弾きました。
弦が切れた時の練習の話。

マサヤス 龍之介
#サザンが1番
☆『1990年代の桑田佳祐 .7』
サントラ盤『稲村ジェーン』ラストを飾るのは映画の時代背景となった昭和40年頃に流行っていた♫愛して愛して愛しちゃったのよ の原由子によるカバーであった。昭和30年代に歌謡界に進出した和田弘とマヒナスターズが田代美代子をメインボーカルに迎えて放ったヒット曲であり、詞曲共に和田同様、日本のハワイアンバンドの第一人者灰田晴彦の兄弟弟子だった浜口庫之助が書いた。オリジナルがリリースされた時はコミックソングのイメージだったが、このサザンVersionではシャッフルスロウな暖かく心地良いリズムが全体をおおう。加えて原由子の唄が小器用で真綿の様なふんわりとした女性愛をこの上なく主張されていて聴く者をウットリとさせずに置かない。弦主体の編曲の中でも一際耳を引くのが本家から招聘された和田弘のスチールギターである。要所を締めるスライド奏法は現代ミュージシャンのそれと少しも違わぬ出来で、原曲とはテンポも編曲もなにもかも違う環境下に在りながら見事なアドリブプレイを披露していて、賞賛に価する。この新旧共演にこの楽曲の存在意義にもう一つの意味を加える。それくらい、この演奏のもつ意味は重要である。桑田とサザンにメンバーによるコーラスがハイビスカス🌺のそばで咲く小花の如く華やぎを添えているのも嬉しい。
こうしてアミューズの一大イベントに最後の徒花を咲かせてこのアルバムは静かに穏やかに幕を閉じる。この楽曲はアルバムリリース後の9月21日にシングルカットされた。きっと殊の外、反響が大きかったのであろう。腹坊のボーカルと素晴らしいアレンジによって以前イメージを払拭ほどの新しい息吹がこの楽曲にステイタスを加えたことは間違いない。そして、この後、原由子は翌年6月にニューアルバムをリリースする。二枚組20曲の大作だった。原由子はそれまでシングル9枚、アルバム2枚をリリースしてきたが、特にアルバムは前作より8年が過ぎていた。その間に結婚、サザンの活動休止、出産、子育てと同時期の女性シンガーたちだれもが抱える現実に直面して、原も御多分に漏れずにその只中に居た。'91年3月21日、先ずは先行シングル第一弾♫ハートせつなく がリリースされる。
続




愛して愛して愛しちゃったのよ [2024 Remaster]
