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「死」とは何か?「死」とは何か?

回答数 49>>

哲学者の言葉を借りるなら

プラトン
死とは 魂が肉体から解放され、真理に近づく出来事。
肉体は不完全
魂は不死
→ 死は“帰還”であり恐れるものではない。

アリストテレス
魂は肉体の形相(機能)だと考えたため、
死は“人間という統合が失われる瞬間”。

アウグスティヌス、トマス・アクィナスらは
死は魂が神の前に立つ瞬間 と位置付けた。

デカルト
「私(意識)があること」が基礎なので
死=思考の完全な停止=“私”の解体。

カント
死そのものは認識不可能。
→ “われわれは死を考えざるをえないが、理解はできない”。

実存主義:死は「生を照らす最大の事実」

ハイデガー
最も影響力のある「死の哲学」。
人間は 「死にゆく存在」(存在者としての定義)
死を自分のものとして引き受けるとき
 → 本来的な生(“自分として生きる”)が可能になる。
つまり
死を意識すると、“生が始まる”。

サルトル
死は
「自由の終わり」
「主体性が奪われること」
と捉える。

レヴィナス
他者は永遠に完全には理解できないが、
死はその“他者性”が完全に閉ざされる瞬間。

死は、関係性が終わるという意味で根源的。





哲学哲学
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たるお

たるお

善悪を完全性・不完全性の関係で捉えること、また存在と欠如の関係で捉えることは、プラトン主義の影響を受け、特にアウグスティヌスによる発展を経て、中世のカトリックを通じて近世にまで引き継がれました。哲学の変革をはかったデカルトにも、やはりまだこの考え方は流れ込んでいます。これが彼がカトリックであったことによるものかはわかりません。しかし、彼を受け継いだ無頼漢のスピノザにおいては、善悪は完全性・不完全性としてまだ捉えられながらも、相対的にそれぞれにとっての完全性・不完全性、という位置づけが強調されることになります。
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マミ

マミ

アウグスティヌス
354年11月13日
キリスト教の聖人
哲学者
ローマ・カトリックの礎を築いた人物の誕生日👏
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スタ

スタ

哲学的な話を考えることもあって…たまに眠れないですね。例えば…よくあるものとしては悪についてもありますがアウグスティヌスの梨の泥棒おじさんは…神の代替を求めるからみたいなことを言ってましたがそれでは大切な家族やパートナー(いたことないですけど)も代替と言っているようでぼくは不確かなものではなく目の前の人を愛したら悪には走らないのでは?昔の梨…泥棒おじさん…って思いましたね。それぞれの意見はいいとは思います…違う意見がありますと新しい一面が見れて楽しいですから
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sol

sol

アウグスティヌスの自分の人生観を人間という大きな枠組みにすり替えて、自分の正当性を主張するところ、どうかと思う。
けど、なんか現代のSNSとかで既視感ある。
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をわか

をわか

10月はちゃんと京都学派路線に回帰。
ただアウグスティヌスの三位一体論が面白い
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ひろ✨

ひろ✨

みなさん、「正義」についての洞察が甘いのではないでしょうか?
◆プロンプト
「正義」に定義を辞書的なものと世俗的なものと法哲学的なものを教えて
◆回答
いいテーマです!
「正義(justice)」は古代から議論され続けてきた哲学的・社会的な概念で、辞書的定義・日常的理解・法哲学的理解ではニュアンスが大きく違います。



🔹 1. 辞書的な定義(一般的な言語的意味)
• 日本国語大辞典:「人の行いや社会の秩序が道理にかなって正しいこと。また、その正しい道理」
• 英語辞典(Oxford English Dictionary):“The quality of being fair and reasonable; the administration of the law or authority in maintaining what is just.”
👉 「公平さ」「道理にかなっていること」「法の適用」というニュアンス。



🔹 2. 世俗的な定義(日常生活での使い方)
• 「正しいこと」「悪を許さないこと」という意味で使われることが多い。
• 例:
• 「弱い人を守るのが正義だ」
• 「自分なりの正義がある」
• ここでは「普遍的な道理」ではなく、主観的・相対的な価値観としての「正義」が強調されやすい。
👉 世俗的には「善悪の基準」「道徳的な正しさ」として理解される。



🔹 3. 法哲学的な定義(学問的理解)

法哲学では「正義」を 法と道徳の根本原理として扱い、多くの立場があります。
• アリストテレス:「正義とは、各人にその持つべきものを与えること(分配的正義)と、取引における公平(交換的正義)である」
• アウグスティヌス:「神の秩序に従うことが正義」
• トマス・アクィナス:「普遍的正義(社会全体の善)」と「個別的正義(人と人の関係における公平)」を区別
• ロールズ(現代):「正義とは、公平としての正義(Justice as Fairness)。社会制度の基本構造を規定する最も重要な徳」
• 公平性・機会均等・最も不遇な人への配慮を重視。

👉 法哲学的には「正義=社会秩序の根本原理であり、公平・平等・権利配分の基準」と理解される。



🔹 まとめると
• 辞書的:「道理にかなって正しいこと」
• 世俗的:「善悪の基準」「主観的な正しさ」
• 法哲学的:「社会の制度や法を支える基本原理(公平・平等・権利の配分)」



👉 ご希望なら、さらに 「東洋哲学における正義(儒家・仏教・法家)」 と 「西洋哲学における正義(プラトンからロールズまで)」 を比較して整理することもできますが、やってみますか?
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