ICARDI TABAREN BARBERA D’ASTI 2023(イタリアDOCG,オーガニック)濃厚な赤紫色。粘性小さい。クランベリー・プラム・焦げた食パンの香り。辛口・酸味・渋み・苦味のいずれも高い。ざらついていて茎っぽい苦味が特に印象的だ。アルコール感はほどよい(14%)。後味はクランベリーのような酸味が長く残る。味の濃厚さにしては骨格は薄い。短時間で,酸化の影響により特徴が大きく変化する。テイスティングは飲み頃を見計らって行っている(開栓2日目,デキャンタ無し)。開栓直後はデキャンタ必須。最初に飲んだ外国産ワインがこれ。当時は感動した。その時は2021で,ここでテイスティングしたのは2023。2年余り色んなワインを飲んできて,見方が大きく変わった。味は普通。カルディだが,コスパ良くない。だが,極めて思い出深く特別なワインであることに変わりはなく,ゆっくりと飲むことで,自分がワインの道に進もうと決意したきっかけを再確認できた。