the sankei web日本私立学校振興・共済事業団によると、春の入学者が定員割れした4年制の私立大は316校で53・2%にあたる。私大にとっては、半数を超える大学で定員割れとなる厳しい環境だ。こうした状況下でもあえて定員増に踏み切る大学は一握り。首都圏や近畿圏の一部有名大学には志願者が集中している。学部を新設するなどして入学定員を増員する主な大学は、芝浦工業大が前年比220人増の2080人▽東京理科大が同200人増の4110人▽立教大が同204人増の5066人▽立命館大が同210人増の8194人-など15大学。一方で、定員減を公表しているのは、60以上の大学。例えば跡見学園女子大は文学部や心理学部などで計485人減。神戸女子大は文学部や健康福祉学部などで計240人を減員する。河合塾主席研究員の近藤治さんによると「減員は女子大や都市部近郊の大学に多く、文・人文学系学部での定員減が目立つ」という。一部の知名度が高い大学が定員を増やし受験生に門戸を開く一方、「女子大はよりコンパクトに少人数教育化していくのではないか」と話していた。