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とまり

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バッテリーを後ろに増設するパターンもあります

とまり
まあ地球で転売したら三億じゃくだらないような気はしますが…(簡単にコピーできるもんでもないが…)

カナタ
というわけで今回は「six words」の投稿サイトからではなく、上記のスピーチから印象に残った6語を引用します。
“This is water.”
“This is water.”
スピーチの最後の方に出てくる「これは水です。」「これは水です。」というフレーズですが、2回繰り返しているのがポイントです。
スピーチの冒頭で、次のような短い寓話が語られます。
There are these two young fish swimming along and they happen to meet an older fish swimming the other way, who nods at them and says “Morning, boys. How’s the water?” And the two young fish swim on for a bit, and then eventually one of them looks over at the other and goes “What the hell is water?”
若い2匹の魚が一緒に泳いでいると、たまたま年配の魚が反対方向から泳いできます。年配の魚は彼らにお辞儀をすると、「おはよう、若者たち。今日の水はどうだい?」と言いました。2匹の若い魚たちはしばらく泳ぎ続けた後、1匹がもう1匹にこう尋ねました。「水って一体何?」
魚は水に感謝しない、なんて言葉もありますが、水は魚にとって生命を支える重要なものなのに、あまりに当たり前に周りにあるため、存在を自覚しません。
だから水の存在に気づき感謝しましょう、という単純な話ではないのがこのスピーチの面白いところで、スピーチの中盤では人間にとっての「水」は「何の疑いもなく(流されて)自分が世界だと思っているもの」である、と言うことが語られます。
そしてスピーチの後半で、「いま自分が浸っているもの」に気づくこと、無意識に流される生活を意識化することを説きます。
そしてスピーチの最後で出てくる“This is water.”“This is water.”は「目を覚ませ」という合図の言葉です。映画「マトリックス」の赤いピルですね。現実の見方はひとつではない、当たり前を疑え、意識的に生きろ、というメッセージなのでしょう。まあでもこれはけっこうしんどい生き方ですよね(映画「マトリックス」の登場人物でも「目を覚まさなければ良かった」と言っているキャラクターがいましたね)。
有名なスピーチなので「This is water」でGoogleなどで検索すれば全文の日本語訳が出てくると思います。興味のある方はぜひ調べて読んでみてください。
#sixwords #6語の物語
