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施工管理職で、転職を考えているのですが、NMsさんか、ウィルオブさんかで悩んでます。
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めんちかつ

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「私と双極性障害、そして漢方との出会い──千葉古法が導いた希望」


1. 学生時代から続く双極性障害との闘い
 私は2010年ころ、持病の精神障害がとても悪化した。私の患っているのは双極性障害なのだが、私は働いている間、学生時代からずっと双極性障害に禁忌(きんき)の、抗うつ薬が処方されていた。しかもその抗うつ薬というのは中でも気持ちをあげる効果が特に強いといわれるパキシルだった。大学生の時に処方されてから10年近く薬剤による躁転という狂気を味わっていたことになる。友人を殴ったり、怒鳴ったり、AV男優や自衛隊に志願したり、今思うと、とても皆に迷惑を掛けてきたなと思う。

2. 気分安定薬が飲めない現実と副作用の嵐
 2020年、体調が本格的に悪化し、よく眠れないし、睡眠外来に足を運んだのだが、そこで出されたデプロメールは、なんだか焦燥感とアゲアゲ感が同時に出てきて、明らかにハイになっており、その事を医師に伝えても何も対処してくれなかった。
 そのまま地元の大病院に入院することになったのだが、そこで大学教授による診察が行われ、当時流行していた双極性障害2型の診断がくだった。
 そこまでは良いのだが、一番困ったのは私は双極性障害の薬である気分安定薬、ムードスタビライザーが副作用の為に全く飲めなかったのである。リーマスを飲むと激しい下痢をしてしまい、デパケンを飲むと意識がもうろうとして、歩くのも大変なくらいになった。テグレトールもやはり意識がもうろうとして、ラミクタールに関しては大学病院に入院して試したが、やはり発疹(ほっしん)が出てしまった。
 医師も仕方ないと思ったのか、私の治療はリスパダールやセロクエル、ジプレキサ、エビリファイなど、抗精神病薬をメインに使う事となった。しかしこれもうまくいかない。アカシジアだったのかわからないが、エビリファイを飲むと、とにかく何十時間でも歩き回り、ずっとそわそわし、ある時に42度以上の高熱が出て、そのまま玄関前で倒れて救急車で搬送されてしまった。
 ※悪性症候群という、精神薬最大の副作用を起こし、腎機能障害を起こし、激しく尿から血が出た。導尿で全て血を出し、意識は回復したが、今も腎機能は低くなっている。

3. 最後にたどり着いた漢方治療
 そんなこんなで私にはどの精神薬も合わないので、どうやって治療するか考えた結果、ナインティナインの岡村隆史氏が、精神病を発病し、漢方の煎じ薬で治療しているという話を聞き、私も漢方薬で治療することを考えた。
 通常、多くの市町村に一軒くらいは漢方薬局があり、煎じ薬の処方を受けることは出来る。しかし、保険が適用されないので、一日当たり薬剤費は500円から1000円以上と高額だ。

4. 鍼灸と脈診との再会
 私は最初、鬱と不眠を何とかしなければならないと思い、ダメもとで脈診というキーワードをネットで探した。私は最初に発病した高校生の時に、一度鍼灸治療で寛解した。その時の鍼灸師は全盲の人で、ほかの鍼灸師と違うのは脈診を行っていたのだ。一本指で手首の付け根を見るだけなので、彼がやっていたのは漢方の治療化が使う六部定位診(両手の手首(橈骨動脈)の脈を 左右それぞれ三箇所(寸・関・尺) で診る方法。)ではないが、個人的な感想では脈が見れる治療家とそうでない治療家の差は大きい。脈が見れるとその人にどんな治療が適切かわかるし、治療後の効果も脈で分かるからだ。
 ネットで見つけた脈診流を売りにしているさいたま市の鍼灸院に行った。結果は正解だった。鬱の時に行ったのだが、なんとか希死念慮や不安、鬱から一時的に解放された。その鍼灸師は薬剤師の資格も持っていて、薬がいかに人体に悪いか説明し、断薬を私に提唱した。私はそれに従い、大金がかかったのだが鍼灸院に週二回通い、少しずつ薬をピルカッターで切りながら減薬、断薬を行い、最終的に薬を一時的にやめることができた。

5. 初めての煎じ薬と烏頭(うず=トリカブト)
 もちろんこの鍼灸院の治療だけで良くなったわけではなく、この鍼灸師から漢方内科を紹介された。私は最初漢方内科は精神病を見るのか、効果あるのか疑問であった。なぜというに、漢方のエキス剤は精神科病院でも処方されていたが、全く効かなかったからである。私は老人の漢方医に、問診票で、「下半身が猛烈に冷える、真夏でも寒い。」と伝えた。彼は「じゃ、強烈に温めてみっか?」と軽く笑って答えた。処方されたのは烏頭(うず)という薬剤1グラムだった。いわゆるトリカブトの根幹である。近くにある煎じ薬に対応した薬局を紹介されると、まず3000円くらいで漢方を煎じるための土瓶を買い、ハチミツを購入するように言われた。ハチミツはスーパーで買えるもので良いという。
 家に帰り、土瓶にハチミツと、烏頭、水を入れて、1時間煎じた。それを飲んだのだが、なんとすぐに激しい下痢が出た。一日20回以上の下痢だった。それが一週間続いた。どうみてもおかしいので、医師に電話すると「くだす薬は出してねえんだな、毒が出てんじゃねえか?続けてみ!」と答えた。確かに続けると下痢は止まり、冷え性も改善したように思えた。

6. 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)との出会いと“好転反応”
 ただ、どうしても死にたい、不安、鬱、不眠が治らずにいた。それを伝えると漢方医は「自律神経が問題あるんじゃないか?」と言い、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)の煎じ薬が出た。私は同名の薬剤は、内科や精神科からエキス剤が処方されていて効かなかったのを知っていたのだが、あえて飲むことにした。煎じる時間は約30分。しかし、これが効いた。本当に不安感や自殺願望、うつが飲めば飲むほどよくなる感じである。私はもっと飲ませてくれと、生薬を多めに処方してもらったりした。
 しかしここでもまた副作用?東洋医学では※瞑眩(めんげん)、好転反応が出て、なんと柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)を飲むと、頭が激しくかゆみ出したのだ。私は髪の毛の上から頭皮をかきむしると、大量の白いフケが床に落ちた。かゆいのは非常につらかったが、精神的には良くなっていたので、この薬剤を続けることにした。瞑眩(めんげん)は人によって、薬剤によって、出る期間は異なるようだが、私の頭皮のかゆみとフケは一年以上続いたと思う。

7. なぜ千葉大学にたどり着かなかったのか
 さて、ここまで私の双極性障害治療歴と、病院遍歴を書いてきたが、なんで最後の漢方医のところに十年以上もたどり着くのが遅れたのかなと思う。その原因として、まず日本で一番有名な東大病院に漢方内科、漢方外来、そして大学内に漢方の講座が少ない、または全くない事に起因してると思う。なぜなら私は東大に先進的な医療や効果のある代替医療を期待して行ったからである。しかしそこで行われているのは多くは保険診療内の治療であり、末期がんの患者とか、私は高価なハーブやサプリメントなど、さまざまな治療法がなされていると思ったが、逆であった。おそらく日本トップの医学生、医師たちが志してるのは保険診療で対応できる範囲での西洋医学であり、それを越えて代替医療により不治の病、がんや精神病を直そうとする人は少ないと思った。

8. 千葉大学と「千葉古法」の系譜
 ではどうするのか、私は医師を学校や学歴で判断はしないが、千葉大学の医学生や研究者たちは漢方医学を研究してるし、講座もあるようなのである。その流派は千葉古法と言われ、おそらく江戸時代に生きた吉益東洞(よしますとうどう)の創始した古法からきていると思われる。その手法は「毒をもって毒を制す。」「病も毒、薬も毒。」という医学に対する独自の自然観、哲学が反映されている。私がみてもらった漢方医も千葉大学出身であり、腹診を重視するのでこの流派に属するのだろうと思った。

9. 伝統医学と未来への願い
 私はなぜ東京大学が我が国の伝統医学や代替医療を軽視し、千葉大学に漢方の講座があるのかよく理由がわからなかったが、千葉大学には学生サークルとして、1939年という早い時期に「東洋医学研究会」ができ、大学教員の支援を得て漢方を学ぶ基盤があったという。そして、これが後の講座設置や診療科設置への芽になっているらしい。普通の学問だけでなく、医学においても伝統とか、先輩たちからの継承とか、そういうものは大事であると感じた。今後も私はわが国で広く代替医療、和漢医学が普及し、病に苦しむ多くの人が救われることを強く望んでいる。

双極性障害 #漢方治療 #千葉古法 #吉益東洞 #脈診 #煎じ薬 #和漢医学 #好転反応 #代替医療 #精神疾患回復

※瞑眩とは、漢方医学で用いられる概念で、「体内の滞っていた毒や老廃物が、治療によって体外に出ようとする反応」を指します。簡単に言うと、「治療の過程で一時的に体調が悪化する現象」です。
※悪性症候群(Neuroleptic Malignant Syndrome: NMS)は、精神科で使われる抗精神病薬(リスパダール、エビリファイ、ジプレキサなど)が原因で起こる、非常に危険な副作用です。


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