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ゆく

ゆく

I didn’t know what time it was. Lights were low. I leaned on my radio. Some cat was laying down.

He said “Lotta soul”. Then, the loud sound seemed to fade and came back like a slow voice on a wave of phase. That wasn’t DJ’s voice but hazy cosmic jive.

A star man was waiting in the sky. He’d like to come and meet us, but he thinks he’d blow our minds.

He’s told us not to blow it because he knows it’s all worthwhile. He told me, “Let the children loose it”, “Let the children use it”, “Let the children boogie”.


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たけ

たけ

LOSTAGEは最近のライブの定番曲が多くて割と聴かせる系セトリでしたね 今日のNAGISA波打ち際で寄せて返す波のような拓人くんのギターの音がほんと良かったすね 欲を言うならもっと激情的な曲も聴きたかったっす BROWN SUGARとかMIND JIVEとかやってくれよ… 今日はひとりもやってないもね
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マサヤス   龍之介

マサヤス 龍之介

サザンオールスターズとその時代 # 97

#サザンが1番


☆『1990年代の桑田佳祐 .17』

 桑田佳祐のソロアルバム第二弾は1994年平成5年9月23日にリリースされた。この"らしくない"桑田佳祐のサウンド性はスーパーチンパンジー以来のギタリスト小倉博和との共同作業から生まれた。このアルバムは唯一無比の桑田佳祐のソロとしての意味合いが解答された作品である。これはサザンでは無理なサウンドであり、桑田がソロでやる事の大きな意義が示されたものだった。ただ、以降こうした特異なものは桑田はごく一部の例外を除いて封印している。そのサウンド面で大きく貢献した小倉博和はエレ・アコ両方を器用に弾き分ける。それまでずっと蜜月関係にあった小林武史はキーボード奏者としてのクレジットはあれど、アレンジには参画していない。前年の'93.10.6にシングルリリースされていたキリンの缶コーヒー『JIVE』のCM曲♫真夜中のダンディ では80年代のサザンから重用してきたキーボーディスト片山敦夫が桑田の狙いをサウンド化して成功させている。
 片山は今もサザンの活動には欠かせない同士であることはこの春のEIGHT-JAMで、サザンのニューアルバム記念の回でゲスト出演していた事からも判る。このアルバムに参画したミュージシャンと言う点ではもう一人の重要なパートナー原由子もキーボーディストとして名を連ねる。特にこのアルバムの中のシングルカットされた桑田にとっての重要な作品♫月 での生ピアノに於ける原の役割は、母親の亡骸を見つめた中で紡がれたとされるこの楽曲にはどうしても必然だったであろう。何よりも"存在"としての原のピアノは必要不可欠で無ければならないことは聴いている側にも痛いほど伝わってくるのである。そして母親の霊前で最初に浮かんだメロディはアルバムラストの♫ JOURNEY であり、ここでも原にオルガン🎹を弾かせている。この楽曲が亡き母親へのレクイエムであることはファンの間では有名なエピソードであるが、このアルバムでは片や同じ肉親の父親へも♫僕のお父さん を書いているところが象徴している通り、このアルバム全体を覆う極私的な事どもを告白する手法はソロならではとも言える。因みに♫僕のお父さん は山下達郎も気に入っているとWikipediaには書かれている。
 私がこのアルバムの楽曲でどうしても見逃せなかったのが、♫飛べないモスキート(Mosquito)
である。桑田はここでキーボードに小林武史を投入。軽やかなdsの音まで含めて分厚いふくよかなサウンドは紛れもなく小林武史の音だ。アルバム中一番ポップスしている楽曲だが、桑田が小林の特性を知り抜いていて起用した事に思わず納得だが、歌詞はイジメ或いはエイズに対する偏見を歌い上げていて、悲しくも重いテーマだが桑田は逆説的に明るい曲調をぶつけている。大滝詠一の
♫君は天然色 がそうであったように、暗いテーマに明るく乾いた曲調の方がノッてしまうのは松本隆も桑田も、根っからのポップス人なのだなと思う。我々は明るい曲調に引きづられてついついこれらのポップスを楽しんで仕舞うが、カラオケで唄っていると歌詞と曲調とのギャップを感じて仕舞う。しかし、桑田のこの曲の

♫…嗚呼 この街のどこかで同じ
  星を見上げる人のために
  そっと涙ぐむ Who……

と云う箇所などはある種のラブソングにも相通じる表現だけに一曲中で色々な感情が無い混ぜになってくると云う不思議な感覚に陥ってくる。
 小貫信昭はその著書で、「いずれにしても、あくまで彼の基本的スタンスは風刺であり、青筋立てたメッセージではなかった」と云うところに敢えてボカすことによりメッセージ性を薄める作用が働いているのは、それは無意識ではなくワザとそうしている所に桑田の歌づくりのプロとしての矜持を感じて感動しかない。


 
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飛べないモスキート(MOSQUITO)

桑田佳祐

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