共感で繋がるSNS

人気

ゴウ

ゴウ

自己愛性パーソナリティ障害による「訂正欲求の悪用」
自己愛性パーソナリティ障害(NPD)の人がよく使うガスライティングの手法の一つに、「人の訂正欲求を利用した話のすり替え」があります。
彼らは自分の不利な話題になると、わざと意味不明で矛盾だらけの話を次々と繰り出します。
人間には「間違っていることを正したい」「理不尽を整えたい」という自然な心理的欲求があります。NPDはこの欲求を逆手に取り、相手の思考を撹乱します。
具体的には、ツッコミたくなるような理不尽な話を3つから4つ矢継ぎ早に投げかけてくるのです。
それを聞いた相手は「おかしい」「違う」と反論したくなりますが、反応するたびに脳のワーキングメモリー(短期的な思考の貯蔵領域)が消耗していき、冷静な判断力を失っていきます。結果的に、最初に話していた「彼(彼女)が避けたかった話題」から注意が完全に逸れてしまいます。
このテクニックの核は「認知負荷」と「訂正欲求」の操作にあります。
• 認知負荷(Cognitive Load):短時間に矛盾や理不尽な情報を与えることで相手の思考能力を一時的に低下させる。
• 訂正欲求(Correction Drive):社会的・道徳的に正したい気持ちを利用し、相手に“思考の罠”へ自発的に踏み込ませる。
効果的な対処法
このような場面では、意味不明な発言に反応しないことが最も重要です。
沈黙を保ち、相手をしっかりと見据えながら、頭の中で自分の思考を整理します。
心の中では「これは誘導だ」と認識し、感情的に反論したい衝動を抑えましょう。
そして静かに、しかし明確に
「今そんな話はしていない」
と一言伝え、最初の論点や質問に戻すことです。
NPDはこの戦略が通じないと気づくと、「意味が分からない」「話にならない」といった捨て台詞を残してその場を去ることが多いです。
これは敗北ではなく、“操作が無効化された”というサインです。
背景にある自己愛的構造
一見すると、そんな理不尽な対応で信頼を失うように見えますが、NPDにとってターゲットとの信頼は重要ではありません。
彼らはターゲットの事を物以下へと深く見下し、どう思われようと気にもならないのです。
自分の悪行も理解した上で、訂正する意志など最初から微塵もありません。
むしろ「相手を混乱させ、自分が優位に立った」と感じることで快感を得てます。
ターゲットも、自分の人生すらも舐め腐り疎かに扱うそんな生き物なのです。
NPD被害者の星NPD被害者の星
GRAVITY
GRAVITY18

関連検索ワード

おすすめのクリエーター