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general
今日を送り 明日を迎える
人生は 百年生きたとしても
これがすべてだ
だから 一日一日を 大事に
過ごさなければならない
今日の一日を大切にしなければ
人生を全うできないまま
恥をして
この世を去ることになろう
それではあまりに残念ではないか
人間は晩節をむかえたら
今日一日のことをよく考えて
暮らすが良いと
林羅山先生はおっしゃった
この言葉は
浅いもののように思えるが
実は深い意味を持っていると
今 私は思う
この一日を大事に生きる
#佐藤一斎
#言志四録


general
心は晏如として泰し "
世の事象は乱れに乱れ
どれほど多忙を極めようとも
心だけはいつも穏やかで
安らかであってほしい…
私たちはとかく幸せを
遠くに探しに行きます
もっと収入が上がったら
もっと時間ができたら
もっと健康だったら…
しかしそうではない
あなたが今
息をしているこの瞬間こそ
すでにかけがえのない幸せなのだ
どれほど嵐のような日々でも
心を晏如として
保つことができさえすれば
朝目覚めたときの空気の冷たさ
お茶をすする一瞬の温かさ
誰かの声に耳を澄ます小さな喜び
それらすべてが
奇跡のように輝きだす
生きているという
ただそれだけのことが、
どれほど尊く
どれほど美しいことか
日々の忙しさの波に
呑まれそうになったとき
不安に胸が締めつけられるとき
ほんの三秒だけでよいのです
目を閉じてゆっくり息を吸って
私は生きていると心の中で
そっと呟いてみてください
そのとき あなたの心は
必ず晏如となります そして
生きることの深い深い幸せが
静かに 確かに 胸いっぱいに
広がっていくはずです
この上なく温かな教えを
生涯の灯火として…
生きているだけで あなたは
もう十分に幸せなのです
#佐藤一斎
#言志四録

general
秋霜をもって自らをつつしむ"
春の風のように暖かく
穏やかな気持ちで人に接し
秋の霜のように厳しく
ときに自分を見つめる
人は己に甘く 他に厳しくなりがち
しかし 省みることで 人に支えられ
迷惑をかけ生きていることに気付く
春風のような人でありたい
#佐藤一斎
#言志四録

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