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本野ねこ

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わたしも魔女修行しよ!
自分の耳で聞きたいことだけをしっかり聞こう

「西の魔女が死んだ」 #梨木香歩
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しか

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「西の魔女が死んだ」梨木香歩 読了

まずなんと言っても魔女であるおばあちゃんのニヤリと笑う仕草が癖になります。

ページ数少なめ、行間広めなのであまり本を読まない方にもおすすめだと思います。

帯に書いている(働く意味)は個人的にはよく分からなかったけど、思い込みからくる悪意に支配されないこと、自分で決めること、規則正しく生活することの大切さ等、考えさせられる作品でした

#読書 #梨木香歩
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光子  (コウシ)

光子 (コウシ)

『草木鳥鳥文様』


心落ち着く
出会って良かった本

梨木さんも鳥さん好きなのは「家守奇譚」で知った。
そして、この本でが学術的生態的にお詳しいのを知った。
植物にしても同じで。
鳥、植物への関心好奇心が凄い。それらへのベクトルが強く、その感性が芸術的美的な感覚で美しく表現されたり、はたまた口語的に身近なクスッと笑うような表現だったりと面白い。

”読んで良かった本”


#読書 #エッセイ #鳥 #梨木香歩
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光子  (コウシ)

光子 (コウシ)

『椿宿の辺りに』



浦島太郎と古事記の海幸山幸の話
鶴の恩返しと古事記の海幸山幸の話


-海幸はすっかり心身ともに参ってしまって、弟に従うことを表明する。虐待の現場で働いている心理と同じである。こういうことは神代の昔から進化しないものなのか。
山幸はなぜあれほど海幸を追いつめたのか。
海幸は、嫌だと言っているのに無理やり弓矢を持たされ、しかも大切な釣針をなくされる。他を以ってして代え難い釣針だったのである。怒るのは当たり前だ。むしろ怒るべきだ、誇りある漁師であれば-


可笑しすぎる
『f植物園の巣穴』は、これからどうなっていくのだろとか
不条理で付いて行くのに得手でなかったりで進んで行ったが、今回は最初の方から笑える箇所多し。綿貫とはタイプの違う面白主人公。



小説って誤った医療情報が平然と含まれていたりして、それが病院とか医療職の行であったりして、知らないと思い込みを生む。そんな風に色々な情報が思い込みされていくを、精査出来るように、種々のジャンルの本や媒体から情報を取ることって大事。同じ物事の説明を複数の人や資料から知識を収集し続けるって大事。



千代、、、
百合、、、


-内面の概観-


-神話とはもともと象徴性にあふれるものであります。 先に生まれた兄、後に生まれた弟を、一人の人間の過去と未来と考えることも可能でしょう。 兄が、先を生きる自分であるとするなら、それを否定することは、決まりきった将来しかないように思われる自分の生に、新しい可能性や選択肢を見出そうとする、いわば更新を試みる行為であるといえるのかもしれません。そうであるなら、海幸も山幸も、一人の人間の未来と現在、あるいは現在と過去と見ることもできる-

日本神話読解、解釈、意味づけ
佐藤俊樹著『桜が創った「日本」』を思い出した


-待つ。自然の回復力を信じて、人間は何も手を加えないのが一番いいのだと-

-全体とつながっている、
つながっている死者も生者も、過去も未来も-
、、、テーマ
猪子哲学と通じる


#読書 #小説 #梨木香歩
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さくらんぼ

さくらんぼ

マネジメントの仕事、5年とちょっとやってみたけど。辞めることにした!
責任感だけで仕事を続けることがしんどくなり、そのしんどさを認めて、遠ざけてみることにした。

「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」

#梨木香歩#西の魔女が死んだ 』)


これです。

こういう決意はふたした瞬間に、なんか舞い降りてくるものなんだなと。思いました。

急に、霧が晴れた気分になった。
31歳。自分の足で、ちゃんと人生歩めてる気がする。これでいいんだと思う。
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光子  (コウシ)

光子 (コウシ)

「この庭に 黒いミンクの話」

-部屋の明かりを消し、ソファに座って、外を見つめる。雪で外はぼうっと明るい。琥珀の液体を少しずつ手の内で温め体内に溶かし入れながらじっと見つめていると、だんだん、自分の内側が向こう側に滲出してゆくようだ。ぼわんとした明るさが、闇を手がかりにして、こちらの境界を越えてくる。

雪が降っていたのは夢ではなかった。翌日、外は見事な銀世界だった-

-家の中は、微動だにしない落ち着きのある静けさ。外界からは何も入って来られない。静寂が物体化したよう。あまりに安定しているので、次第に、信じられないような幸福感がわき上がってくる

それは途方もなく深々とした幸福感 だった。
外界から、(何の聴覚的にも視覚的にも)侵入の懼れがない、ということが、こんなにも人の心を安定させるものか-

-深い雪の中で眠りに落ちていった。
春になったら、それとも除雪車が来て、春が来たら、自然に芽を出し、自然に目覚める、きっと、流れの中で、そういうようになる。何も考えなくても-


子供の自分
未来大人の自分

ままごとしていた頃
考え過ぎてしまう 疲れきった休養期 

家族たちの住む家の中
閉ざさ銀世界の家の中で独り

助けるのは自分自身
成長してもある自分自身を形成するもの
そしてまた春が来る


#読書 #小説 #梨木香歩
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光子  (コウシ)

光子 (コウシ)

『丹生都比売 梨木香歩作品集』


「カコの話」、、、秀逸

-白い夏みかんの花が現れ、その香りが辺りに馥郁と漂っていた-

-『夏みかんの皮で作ったものなんて、ゴミのようなものだ。」そういったのだ、昂然として。
酷く傷ついた顔をしていた。加寿子の実家では、昔から朝食にトーストとマーマレードを食すのが習慣だったのだ。
まさかこいつはそのことをずっと根に持っていたということか。だとしたら、恐ろしいほどの根気とエネルギーである。その持久力を、もっと行かず一生はなかったのか-
、、、気付いてないだけで沢山活かしてる。そのおかげで主人は沢山助かっている。

-まさかあなたがカコに向き合う日が来るとは思っていなかった
こういう日が来るなんて。あなたの反省の表情が見られるなんて
ここで私たちの相互理解に、客観性や互換性を持ち込んで何の利益になるというのだ

月の綺麗な夜は高くジャンプしてみせたりする。
これを危険という委員のいい分もわかるような気がするが、つきあっていく以外仕方なかろうと思う-


「夏の朝」、、、秀作
-淡いけれども深い、もごうかたなき真実の光

春催の日々を幾つかか勘定して、やがて柔らかい枯草の間から、百合の芽が顔を出した。
ゴムマリのように跳ねて、庭の片側で洗濯物を干していたおかあさんを呼びに行った。ぽかぽかと温かい早春の午前中。空ではヘリコプターが飛んでいる。
夏ちゃんは輝くばかりの笑顔でおかあさんに抱きついた。おかあさんは、ああ幸せだ、と思った。
ああ、こんな幸せがあるかしら。曇り 一つない全き幸せの瞬感

辺り一面うっとりするような百合の芳香がわくわくする予感のように漂っている

透明な風のようなお姫様

それからこぼれるような笑顔で嬉しそうにいった-


「丹生都比売」、、、実写化熱望

-銀鼠の領巾-

-するとそれは幾千もの大小の銀の珠となり、きらきらときらきらと七色に光りながら降ってくるのでした。
その途端、今までまっすぐに降りてきていた水銀の珠がまるで満点の星のようにゆるやかな弧を描いて動き出しました。
水銀の星々は、金にも光り、銀にも光り七色にも光ります。
星々がぶつかるたび、青白い炎が花火のように燃えました。
そしてその火花が燃えるたび、鈴の音が、蛍の明滅のように あちこちでひとつ、こちらで ふたつと鳴り始めたかと思うと澄んだ、冴え冴えしい楽の音となって辺りに響き渡りました。
ある星は優しく慎ましく輝き、そのまま静かに消えていき、またある星は猛々しく激しく動き、そしてこれをまた消えていきました。
それらの水銀の星々の運行は様々な故に美しく、様々であるけれども全体で一つの荘厳な輝きを持っているかのようでした。
あの小さな燕の星は、目には見えなくなったけれど、消えてはいないのだ。この輝きの中にいるのだ
秋の野原の澄みきった寂しい明るさと冷たい風を感じるようでした。
醜い欲も、たぎるような感情も、やがては哀しくなって、土が水銀に精錬されるように、このような美しい珠になるのだろうか-
、、、猪子哲学と通うじる、、、アート
チームラボは実在的に映像化・立体化し
梨木さんは小説・文章化した作品の中で、美しい像を人のイメージの中で映像化している

-晴れやかに微笑まれるとそのお袖を優雅に振られ、その風は
大海人皇子の体を包み込みました-

ある星は優しく慎ましく輝き、そのまま静かに消えていき、またある星は猛々しく激しく動き、そしてこれをまた消えていく水銀の七色に輝く光の星は
銀色の輝やきを持つ大きな黒い
夜にうるさい声で鳴く鳥、栗鼠のような愛くるしい顔をした
ふわふわした毛に包まれた生き物
人間

鬼、、、人の化身、、、哀れの権化、、、哀れみ


梨木文学
梨木哲学が作品たちを読み進めて見えてくる
共通して登場する主題、要素、小道具


-清けし-
-これまでにない、明るい安らいだ思いが満ちて来るようでした-
-そして涙は鈴の音とともに珠と顕れ、星のように煌々と空の高みへ昇って行きました-


自然の神格化

恵みと畏れ
慈しみと荒々しさ
美しく穏やかと恐ろしさ
見守る存在と冷酷


-ひとはみな、それぞれの生の寂しさを引き受けて生きていく-
、、、引き受けて生きている生き続けているだけで偉い


“読んで良かった本”
#読書 #小説 #短編集 #梨木香歩
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光子  (コウシ)

光子 (コウシ)

『春になったら苺を摘みに』


-夢見る瞳で滔々と述べるのだった-

-傷つき易さを、変に居丈高にカバーしてコンプレックスにしてしまわず、そのままで相手の前に無防備にさらせる人を私は尊敬する。誠実な気品のようなものすら感じる-

-彼女は自分の信じるものは他人にとってもそうなるはず、と独り合点するところはなく、また人の信じるところについてはそれを尊重する、という美徳があった-

-自分の力でドアを開け、その向こうの新しい空気に触れ、自分の足で踏み出してゆくこと-

-他人に何を期待しようというのだろう。生まれつき自分に他者が奉仕すべき何かの特権があると考える方がおかしい。男性の場合でもそれは同じ
(だから私がそのとき女性に自分と同じような考えを期待したこともまたおかしいのだけど)-

-すごい勇気だと思う。そういうものを強大な宗教的なバッグがなくて、つまり素面で持ちうるというのはすごいことだと思います-

-価値観や倫理観が違う人間同士の間でどこまで共感が育ち得るか、という課題-

-理解はできないが受け入れる-

-いつものように、ドライブに行きましょう。春になったら、苺を摘みに。それから水仙やブルーベルが咲き乱れる、あの川べりに。きっとまた、カモの雛が走り回っているわ。私たちはまたパンくずを持って親になった 去年の雛たちの子どもたちにあげるのよ。私たちはそういうことを毎年続けてきたのです。毎年続けていくのです-


#読書 #エッセイ #梨木香歩
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光子  (コウシ)

光子 (コウシ)

『f植物園の巣穴』

沼杉


和製不思議の国のアリス

不条理感 訳わからなさ
それらの苦手さを感じつつ
つながりつながり
予想外の展開になり
最終的には
暗雲から
ハッピーエンド


-時と所によって姿形を変えるが、本質はいつも同じ-

-ここは、過去と現在がみんないっしょくたに詰まっているのだ-



-そもそも相手が自分を尊ばないと言って腹を立てるのは間違っている。尊ばれない己が身を省みるべきなのであった。相手が自分に礼を尽くさない。目下の目上に対する礼を失している、となじるのは、それだけで礼を尽くされない理由になっている-



-おまえがいたから耐えられた道行であった-



去る生命生れる生命
豊穣
再生


情を封印し情を芽生えた
封印した痛みに向き合い
過去に対峙し
現在に向き合い
成長
未来へ


-こんなに生き生きとした-



#読書 #小説 #梨木香歩
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光子  (コウシ)

光子 (コウシ)

『村田エフェンディ滞土録』


-「育ちが違う」というのは、つまり 、一つの言動を巡る解釈が違い、それに対する反応が違うということである。であるから、誰かの一言その正確な狙いを知ろうと思えば、本来はその誰かの育ちまでを勘定に入れておかねばならぬということになる。しかし、それは決して完璧にはなされ得ぬ業である-

-「私が今まで気づかずに、貴方方を傷つけるようなことをしていたら、どうか許して欲しい」と請うた-


親炙


鸚鵡
綿貫
火の竜


イスタンブールの地での
長閑で和気藹々
そこは伝わりつつ
考古関連の説明とかで
中盤まで退屈していたけれど
綿貫登場の頃、面白くなって
ディクソン夫人からの手紙、、、
この本で泣くとは
そして、この展開になるとは
歴史に飲まれた展開に

鸚鵡、鸚鵡、鸚鵡さん!
ああなんて可愛いい健気な(登場人物たちの視点とは別)
-しゃべらないのよ・・・・・・何も-
-鸚鵡は、何としてでも守らねばならぬ-!!!
ムラタ、頼んだ!
-ゴローは老犬と雖も綿貫などより余程察しも良く、面倒見もいい奴なので、きっと鸚鵡の新天地への適応にも
尽力してくれるだろう-

辛かったんだね
よーく頑張った、鸚鵡さん!

-突然夢から覚めたように、
―友よ。

国を異にする友人達、懐かしい皆からの呼びかけのようだった

そう思ったら目頭が熱くなり、私は籠を抱いてその場にうずくまった-

ディクソン夫人送って正解だったよ!

ラストにつづく和気藹々が伏線だったとは

終盤で
"読んで良かった本“になった
#読書 #小説 #梨木香歩



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光子  (コウシ)

光子 (コウシ)

『冬虫夏草』


-露草が湖面のような青をたたえて、いっせいに花開いた、
昨日の雨はこの青を連れてきたのかとか合点する-


-ただ黙って相手の云い分をふんふんと聞く。この「ふんふん」が肝心なのじゃ。ときどき、ふんふんと二回「ふん」を繰り返す所を、一回にする。「ふうん」。それをまた、深く感心したような節回しにする。「ふうううん」。腹の底から唸るようにするのがコツじゃ。それから全く別の考えを呼び込むような、「ふーん」。こいつは水平に伸ばし、心持ち上げ気味にする。 これの変化を五種類も付けて、相づちを打っていれば、相手は自然に自分で解決を見出して-



ゴロー、、、なんて名犬


山内良い人


ゴローさん、、、


-想像、というのは、実際ここにはないものを、あると思い描くことです。だから想像力、とは現実から離れることが出来る力、と云ったらいいだろうか。そう、目の前の世界を組み替える力、です。世界に新しい光を当てる力、と云ったらいいだろうか-


「キキョウ」「マツムシソウ」 沁み沁みする 沁み沁みと救われる
この想像力で、松子嬢はどれだけ救われた時だあっただろう
あの時の記憶に、いくた気持ちを救われただろう。


- 体軀は大きからず小さからず、色は茶。尻尾はふさふさとして目元涼しく、人を見て恐れず、それを侮らず、己が必要とされればその役割に応えんと誠実のかぎりをつくす。与えられぬものを盗ろうとせず、与えられたものでも、必要とする者があらば、そちらへ譲ろうとする。 威張らず、威厳をず、平和を好むが、守るべきものがあれば雄雄しく立ち向かう。友情に篤く、その献身は、かけがえがない。
 外観的特徴だけを説明するつもりであったのに、つい彼の犬の性質の話になってしまった。しかも途中で止まらなかった。話しながら、不覚にも涙ぐみそうになった。ゴローこそが私の生活の同伴者であったのではないか。しかるに私はゴローにふさわしい飼い主であったためしがあったか-

綿貫、、、ゴロー大好きだな


-サトさんは大きく肩を上下させ、息を吐くと筺ごと頬ずりし、この上な優しい声で、
―菊ちゃん、送ってあげるさけね。
どあろぃよ、とささやいた-
こんなに想ってくれる幼馴染が近くにいてくれて良かったね


互いに-途端に雷に打たれたようにわかった-んだろうな
あんなにいそいそ近づい来たら嬉しすぎる!
-振り切れんばかりに尾が揺れている。満面の笑みが、私に向かって跳ねる-


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