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🐲興風龍之介🐉
本気の恋だと思う。
著者 尾形真理子
離婚する前に読んだから、
もう10年近く前に読んだんだな。
デートに着て行く服が決まらない。
そんな女性達がたまたま訪れるセレクトショップ。
それぞれに抱えた恋の悩みを胸に秘め、
選んだ服を試着する彼女達に、
優しく寄り添うセレクトショップの店員。
最後に読者は、
とても濃密な時間の流れの中にいた事に気がつく。
もう一度読み返したいと思うと、
どこにも見当たらない。
検索をしてみると、
どうやら続編が出ているらしい。
両方まとめて買ってしまおうかな。
#書評のようなもの


🐲興風龍之介🐉
本屋兼カフェと言う観光地にありがちな本屋さん。
その中で目を引いたのが、
琵琶湖が何かしら関わる本を集めたコーナー。
僕が買ったのは文庫版。
(写真はアマゾンから単行本の画像を拝借)
万城目学さんと言えば、
『鴨川ホルモー』『プリンセス・トヨトミ』『バベル九朔』等。
兎に角難解なタイトルと言うか。
率直に言うと変なタイトルで、
タイトルからは全く内容が想像出来無いのが特徴だと思っている。
だけど、
外さないんですよ。
めちゃくちゃ面白くって、
一気に読んでしまいました。
#書評のようなもの
舞台は湖東長浜の近く。
地名は架空の石走となっている。
この城を拠点に巨万の富を築き、
地域経済を牛耳る日出家。
その城に居候する事になった、
日出涼介が巻き込まれる騒動。
日出家に代々受け継がれる不思議な力。
日出家と対抗しながら、
零落してしまった棗家との確執。
突然現れて宣戦布告する、
城の元々持主である速瀬家の末裔である、
日出涼介と棗家次代当主棗広海が通う高校の校長。
それぞれの思惑が絡み合い、
戦いはより複雑になっていく。


🐲興風龍之介🐉
れんげ荘物語
シリーズ第5巻 おたがいさま
シリーズ第6巻 おネコさま御一行
シリーズ第7巻 今日はいい天気ですね。
十年一日のように日々を淡々と過ごすキョウコ。
相変わらず1ヶ月10万円生活。
とはいえ、
小さな変化や、
時には思いもしないような変化は訪れる。
それはれんげ荘の住人達も同じ。
そんな変化を丁寧に綴る群さんの文章は優しくも辛辣だ。
仕事に追い立てられ、
女性同士の見栄と妬み嫉みと陰口だらけの世界。
そんな仕事の世界から、
綺麗さっぱり足を洗ったキョウコ。
とてもシンプルで生きる事の根本的な部分に、
はっとさせられる。
まだ続くのか気になる小説です。
#書評のようなもの


🐲興風龍之介🐉
この本に映画化決定の帯が付いてた。
とても淡々とした文体で書かれている。
そのせいか、
ストーリーに大きな盛り上がりを感じない。
でも、
主人公の心は大きく動かされている。
客観視してるからか、
僕はあまり主人公に感情移入出来なかった。
でも最後まで読んだのは、
この先どうなるのだろう?
と思わせる主人公の心の引っかかりを、
淡々と、
だけど繊細に書き出しているからなのだろうな。
#書評のようなもの


🐲興風龍之介🐉
れんげ荘
働かないの
ネコと昼寝
散歩するネコ
1冊200頁前後の薄くて非常に読み易い長さの小説。
シリーズは続いてるみたいで、
僕は第4作目までを読みました。
第7作目まで購入済み(笑)
主人公のキョウコは一念発起して、
45歳にして初めて家を出る決意をする事から始まる物語。
中学高校大学とそれなりの学校に通い。
大手広告代理店に就職し。
会社ではテキパキと仕事をこなし。
会社の立場も同期の中では頭一つ抜きん出るようになり。
蓄えもそれなりの額がたまった。
母の性格にはうんざりしていたものの、
実家に居たのにはそれなりの便利さに甘えていた。
ただ、
仕事に追い回され、
接待とあからさまな裏表のある人間関係にほとほと嫌気がさしたキョウコは、
45歳になって会社を退職。
貯金を切り崩しながら、
残りの人生を可能な限りシンプルに生きる方に大きく舵を切る。
キョウコが課した生活の条件は、
家賃も含めた生活費は月10万円。
家賃は安ければ安い程良い。
無事見つかったアパートは、
家賃3万円。
トイレは共同。
風呂は無く共同のシャワー室。
部屋には流し台と押し入れがあるだけのシンプルと言えばシンプルだか、
時代から取り残されたようなボロアパートだった。
そんなボロアパートから紡がれる住人との優しいやり取り。
母親との確執。
僕の年齢にも少し近いキョウコが、
誰もが知るような大手広告代理店の職場を捨ててまで、
大きく生活を変える決心を何故したのか?
そこに僕はとても興味を持ちました。
小説とはいえ、
群ようこさんはリアルに文章を紡いでくれています。
40歳代から50歳代の方にはオススメ。
こんな生き方も悪くないなぁと、
思う反面。
現実的な問題にも直面します。
その時自分ならどうするんだろう?
と、
真剣に考えてしまう…。
残りのシリーズも気になって仕方無いです。
よろしければ本屋で見かけたらお手にとってみてください😊
#書評のようなもの




🐲興風龍之介🐉
試着室で思い出したら、
本気の恋だと思う。
尾形真理子
ファッションに詳しい女性。
この本一緒に読んでくれませんか?
様々な服の説明文を解説して欲しい。
出来ればどんな服なのか、
絵にして教えて欲しい。
なんせ僕はファッションに疎いので、
せっかくの表現もイメージが出来ないのがもどかしいんですよ。
タイトルに続いて、
各章のサブタイトルもとても印象的です。
愛するものを探すのは、
女の方がうまい。
あなたといたい、と
ひとりで平気、を
いったりきたり。
悪い女ほど、
清楚な服がよく似合う。
可愛くなりたいって思うのは、
ひとりぼっちじゃないってこと。
ドレスコードは、
花嫁未満の、わき役以上で。
好きは、片思い。
似合うは、両思い。
こんなサブタイトルで綴られる、
女の子と服にまつわる物語。
これだけでちょっと読みたくなりません?
#書評のようなもの

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