#今日の一文字 #vol573もし、今は医療費が高いと思うなら、無料になるのを待ってみなIf you think health care is expensive now, just wait 'til it's free.P. J. O'Rourke、投稿者訳意味がわかりにくいので調べてみたら、別バージョンの言葉がみつかった "wait until you see what it costs when it's free." (無償になると、どんな代償が発生するかが見えるまで待ってみな) 背景に、米国で長年医療の無償化の議論があり、仮に実現する場合の社会としての実質的な代償に関連した皮肉らしい さて、最近よき友人のお一人が社会保険の負担に関する興味深い話題を投稿されていて、幾つかの観点でコメントを通して意見交換させていただいたその過程で「人はどこまで生きなきゃならないの?」という本題から逸れた疑問がでてきた というのは、先端医療という表現で合っているのか正確には知らんが、例えば特殊な装置の利用に何十万、何百万とかかることがコロナ禍で一般に知られるようになった 私より若い年齢の夫を亡くした未亡人が身近にいる 倒れて昏睡状態が約4か月間続く間に、例えは自発呼吸を促す装置が、最初の一週間程で(この世帯の収入の場合で)約50万円 請求は何とか保険でやりくりはしたと聞けば、保険で払われるからいいという発想にもなるが、社会全体として誰かが負担していることは確かだ 彼女にいくらまでなら出したかと聞いてみた 「残される側ならにしてみれば、いくらでも」 なら、君が倒れて、もし息子さんが一生払い続ける借金を負うとしたら? 「さっさと逝かせろ!笑」 医療の研究開発に高額な費用がかかり、誰が負担するにせよ、その費用を回収するための使用料がかかる これを継続したら社会全体としてどうなるか 保険で払う?保険料があがるわね 公的資金から払う?税金があがるわね で、私の質問に戻る ヒトはどこまで生きなきゃならないの?#PJORourke #昏睡状態の患者の家族に幾らまでなら払うとか聞かない方がいいと思うよ