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あい

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今創作小説が61pまで進んでるんですけど、読んでみたいって人いますか?


#雨天決行
#創作小説
#質問をしたら誰かが答えてくれるタグ
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光音

光音

【My Profile】


〈自己紹介〉

📘光音
📘ダイガクセイ
📘小説・趣味垢


〈ひとこと〉
頑張って生きてます✌️元文芸部&元演劇部で小説や台本、ちょっとした文章を書くのが好きです。基本低浮上にはなってしまいますが、よろしければ覗いてみてください📘



#自己紹介 #小説 #創作小説 #学生 #ひとりごとのようなもの
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みおこんぼ

みおこんぼ

※再掲

過去投稿引用仕方がわからなかった〜[目が回る]
そもそも、そんな機能あるのかしら…。


スクショですみません💦
これから載せる話がこれの続編だったの[ほほえむ]

#友人Kシリーズ
#創作小説
#ほぼ実話
#長文注意
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彼方@休眠中

彼方@休眠中

#30DAY架空読書CHALLENGE
※このチャレンジはお題にある架空の本のタイトルから物語を想像し、
あらすじ、もしくは感想文を書くチャレンジです

DAY19

地上800メートルでみる夢

世界一高い建物と言われたブルジュ・ハリファ
高さは829.9メートル
しかし、既にこれを上回る高さの建物を同都市で建築中とのこと
世界一と羨望の眼差しを向けられても、
すぐに追い越そうとするものは現れ、
抜かれ、
それでも人は夢を見る
それでも諦められないものがある
あの高さから見る夢の先に待ち受けるものはなんだろうか

そんな偉大なことをぼんやりと
平凡な教室の席で一人窓を眺める
“私”の戯言


*〜*〜*〜*〜


寒い!!!

ほんと寒い!!!
雪は降らなくても寒いって、損した気分!!!

みんな、風邪ひかないようにね[大泣き]


#物書き
#創作小説
#GRAVITY小説部
#創作小説
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彼方@休眠中

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#30DAY架空読書CHALLENGE
※このチャレンジはお題にある架空の本のタイトルから物語を想像し、
あらすじ、もしくは感想文を書くチャレンジです

DAY12

桃源郷風ヨーグルト

祖母が時折はなすこと
「あの三つ目の信号を右に曲がると、
豆腐屋があって、
その脇道の室外機の上に猫がいる

いない日はだめ
あと、マダラの猫もだめ、
三毛猫が正解

そこの猫に丁寧に挨拶をして、
桃源郷へ行かせてくださいと頼むの

そうすると、
機嫌さえよければ案内してくれる
でも猫はきまぐれだから、
本当の桃源郷には案内してくれない
それでももう一度、あそこに行けたなら
あの真っ白で甘い絨毯に……」
不思議なことを言うなあと思った
豆腐屋なんかみたこともない
ただ祖母が嘘をついているようにもみえないのだ


これは僕の、
祖母への恩返しの旅路の物語であるーー


*〜*〜*〜*〜


はい!勢い大事です!!

ほんと、一緒に参加してくれるお友達に感謝[大泣き]

言い出しっぺ、一人だったら完全にめげてました💦

たくさんの人の色んな発想見れてほんと、楽しませていただいております!

ありがとうございます[照れる]


#物書き
#GRAVITY小説部
#創作小説
#彼方創作倉庫
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彼方@休眠中

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#30DAY架空読書CHALLENGE
※このチャレンジはお題にある架空の本のタイトルから物語を想像し、
あらすじ、もしくは感想文を書くチャレンジです

DAY4
死街灯

また一つ街灯の灯りがともった。
今日の灯りは温かい色だ。
私はこの街灯の番人
あなたたちが思うよりずっと長くここでこの灯りを見てきた。
きっとこの灯りの持ち主は温かい心のまま命の幕を下ろしたのでしょう
私の仕事はその灯りを見守り、
その生に目を向け、
敬意を払い、
手向けの花を添えること。
街灯は、誰かが終わりを迎える度に灯る
一つ一つが違う色
大抵の場合は寒色か暖色に分類される
今日もいつものように街灯を見守ると、
みたことのない色の灯りがそこに灯った
この灯りは一体……


*〜*〜*〜*〜*〜

なんかファンタジー短編集な気がする

今日は夕方から用事があるので、
早めに投稿!!
あと、早めに投稿しないと、
ハードル上がりそう💦
いや、嬉しいことなのです、
それだけみなさんご参加いただいておりますので
ほんとありがたい!!

ちなみこれまで、
私の投稿のコメ欄にてご参加くださってる方や、
友達限定公開で素晴らしいプロット組み立てくださってる方や、
ハッシュタグつけてないでご参加くださる方もいらっしゃったりします

同じ題材でここまで感じるものが違うってほんと面白いですね✨✨
楽しませてくださって本当にありがとうございます✨

是非とも、途中からでもどこからでも、
一つだけでも好きなように
ご参加くださいませ^ ^

鳥さんマークのSNSにてフリー配布してくださったアカウントの方に敬意を……[照れる]

#物書き
#GRAVITY小説部
#創作小説
#彼方創作倉庫
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彼方@休眠中

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#30DAY架空読書CHALLENGE
※このチャレンジはお題にある架空の本のタイトルから物語を想像し、
あらすじ、もしくは感想文を書くチャレンジです

DAY3
倖せシュガーポット

他人の幸せなんて考えられない。
飢えを凌ぐために誰かが捨てた腐った野菜を食べ、雨の日は泥水を飲み、生きることにいつでも必死。
彼女に出会ったのは月夜の晩。
庭のテラスで優雅にお茶をしていたのだ。
ティーカップに月を浮かべて、砂糖を1さじ、そして仕上げにティースプーンで3回まわす。
それだけで人を倖せにできるのだと。
それが自分のことでさえ幸せにできない私に教えてくれたおまじない。


*〜*〜*〜*〜*〜

これ、考えるにあたり、
幸せと倖せの違いについて考えました

このお題って敢えて倖せになってるから、
それ、理解しなきゃなと思って[照れる]

倖せは人偏がついてるから、
人が寄り添う、
もしくはご縁があったうえの
しあわせなのかな?
なんて、
そんなこと考えながらのあらすじです[ほっとする]


着々と挑戦者増えていて嬉しく思います
鳥さんマークの某SNSにてフリー提供してくれた方(画像にアカウント明記あり)に感謝を[照れる]

コメント欄にてお題添付します!
今からでもみなさん一緒にチャレンジ楽しみましょう[ウインク]

#物書き
#GRAVITY小説部
#創作小説
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#30DAY架空読書CHALLENGE
※このチャレンジはお題にある架空の本のタイトルから物語を想像し、
あらすじ、もしくは感想文を書くチャレンジです

DAY1

お題:ヤギの涙

あいつが表情を変えるところを、
僕は見たことがない

算数の難しい問題が解けた時
みんなが笑っている教室の中
飼育しているウサギが死んだとき
あいつの家族がバカにされたとき

一通の手紙を握って立ちすくむ彼を見かけた
やはりいつもの無表情
だけど握りしめた手はどこか震えて、
じっとその封筒をぼんやり眺めていた
そして、あいつは読まずにそのまま破いてゴミ箱へ捨てていた

僕はバレないようにあいつの後を追った
その先で、あいつ……八木が、涙を流していた
あの涙はなんだったのだろうか



*〜*〜*〜

みんなにやってほしいので、
初日は早めに投稿しました[ほっとする]

私はヤギがカタカナでしたので、
動物ではなく人にしました

そして、ヤギといえば手紙でしょ?という
安易な発想です[穏やか]

こんな感じでみなさんも、
あらすじや、読んだつもりの感想文書いていきましょう✨✨
一緒に挑戦してくれる方、
上記ハッシュタグをお願いします🙏
お題はコメント欄に貼り付けます[ほっとする]


#物書き
#GRAVITY小説部
#創作小説
#彼方創作倉庫 ←🆕✨✨
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『白い息の向こうで』

仏は、今日も教室の隅で窓を見ていた。
みんなの笑い声が遠く聞こえるのに、自分だけ別の世界にいるみたいだった。

「どうせ、ぼくなんか……」

口に出したら、本当にそうなってしまいそうで、仏は心の中だけでつぶやく。
外は白い息が溶けていく冬の朝。曇った窓ガラスに、指で小さく丸を描いた。

そこにふっと風が吹くように、文字が浮かんだ。

──きょうも、生きててえらいよ。

「……え?」

急いで手をこすっても、消えない。
まるで窓が、仏の気持ちを知っているみたいだった。

胸の奥がきゅっとして、涙がにじむ。
誰にも言えなかった言葉。ずっと欲しかった言葉。

“えらい”なんて、誰も言ってくれなかった。
ネガティブな自分なんて、居場所なんてないと思っていた。

仏は小さく笑った。
笑おうとしてじゃなく、自分でも気づかないうちに。

「……ありがと。」

窓ガラスにそっと指で書き足す。

──ぼく、もう少しだけがんばるよ。

白い息がふわりと広がる。
その向こうで、曇った窓に残った文字が、弱い光に揺れていた。

まるで、彼だけの味方がそこにいるように。



#創作小説
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Loneliness

Mrs. GREEN APPLE

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kaiyo

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新しい小説。私が書いた。
※自殺描写があるため、苦手な方は、控えてください。
#創作小説
#フィクション





嫌いになれないから、困っちゃうんだよな。嫌いになりたい。もう嫌だ。嫌いになれない。あぁ、今度は、人間じゃなくて、何も考えないでいいものに生まれたい。だけど、それは、絶対に無理なんだよな。だって、人間に生まれて、極めて悪いことをしなければ人間に生まれてしまう。僕は、また人間に生まれる。あいつもまた人間に生まれる。交わりたくないな。だけど、神様は意地悪だ。また、僕は、いじめられる。あいつに。
一回目の人生のある日僕は、人を信じた。優しくしてくれたから。そんなことしていいなんて、誰が言ったんだよ。僕は、自死を選んだ。そして、目が覚めた。産声を上げるのを忘れて、一回死んだと思わせちゃった。その人生もあいつのせいで死んだ。それを何度も繰り返した。あの時自死を選ぶまでの経緯をこの暗いところで、明るくなる前に話そうと思う。
2026年8月22日。今度は、女の子として生まれた。また、生まれてしまった。まだ、前世よりもずっと前の記憶を持って生まれてしまった。女の子は僕が思うに、とてもきれいな目をしていたと思う。まあ、自分自身だからある程度はフィルターがかかっていたんだろうね(笑)。ここで、またあいつに会ったら終わりだ。
母親が「すみませーん。優香をよろしくお願いしまーす。」と言った。優香というのは、僕の名前だ。一回目の人生なら、「わたし」、「あたし」、「ゆーか」とかって呼んでいただろうけど、やっぱ無理だ。どんなに女の子らしい服を着ていたとしても、かわいい子ぶるのは無理だ。だから、いつも、いつまでも、「僕」と呼んでしまう。今でこそ「僕っ子」と呼ばれ可愛がられているが、二度目の、生まれ変わりの時は、「僕」と呼ぶのを否定され続けた。
「こんにちは、ゆうかちゃん。わたし、みか。よろしくね。」と、彼女は言った。みか。か。まだわからないけれど、この子の可能性が強い。そんな気がする。
「よろしく。僕、好きなものがあるんだ。それで遊ぼ?ほら、家から持ってきたんだ。」とわざと家から持ってきた。たいていの幼稚園は、家からの持ち込みはダメだ。あいつの生まれ変わりなら、「えー。優香ちゃん、ダメだよ。家から持ってきたら。」と皮肉じみた口調と、大きな声で、先生と幼稚園児に知らしめるだろう。
さあ、どうだ。「ゆうかちゃん?それだめだよ。あっ、先生来るよ。かばんにかくして。」と。しかも、小声で。意外だった。あいつじゃないのか。もう、あいつは、現れないのか。
「ゆうかちゃん?だいじょうぶ?」ただの純粋な子供なのか。最初の一言は、緊張していただけなのか。あぁ、子供を疑ってしまうなんて。本当に馬鹿だ。僕は、もう、自死を選ばなくていいのかな。
それから、数日が経った。いつものようにみかが、笑顔で、「ゆうかちゃん、今日は砂場で遊ばない?」と言ってきた。「わかった。僕、先生にスコップとか借りてくるね。」と。取りに行って、帰ってきたら、他の子と遊んでいた。待っていた素振りなんて全然していなかった。あぁ、やっぱり僕は、一人なんだ。でも、ダメだ。死にたくない。今回は、自死なんてしたくない。だって、あの子は、本当に一回目の人生で、本当に女の子に生まれたように見えるんだから。
「あっ、ゆうかちゃん。ごめん。わたし誘われちゃった。ゆうかちゃんも一緒に遊ぼ?」なんだ。やっぱり純粋な女の子じゃないか。こんな事ぐらい…。え。ニヤついている。僕を貶めるつもりなのか。でも、ここからどうやって。「ゆうかちゃん、おめでとー。今日、ゆうかちゃんのおたんじょうびでしょ?みんなでお祝いの砂のお城作ってたんだ。」そっか。僕の誕生日か。すっかり忘れていた。一回目の誕生日すら記憶があったのに。「ありがとう。みかちゃん。みかちゃんは、いつだっけ?」とわざとこんな調子で言った。「え、ひどい。うわーん。」泣かせてしまったのか。いや、違う。僕を貶めようとしているのかも。昔から、僕は、後悔なんかしたことはなかった。
だけど、先生は、来ない。なんだ、やっぱり嘘泣きか。っは、噓泣き?4才で、嘘泣きなんかできるはずないだろ。また、あいつなのか。やっぱり、あいつは、今も、生き続けているのか。もう、自死を選ぶなんて、嫌なんだ。
「優香ちゃん。私、優香ちゃんのこと嫌いかも。ごめんね。」やっぱり、みかは、あいつだな。そんな風に見えてしまうけれど、みかは、みかちゃんは、そんなことは言っていない。本当は、「なーんてね、ゆうかちゃん驚きすぎ。ごめん。うそなきはやりすぎた。」って。本当に、僕は、純粋な女の子に振り回されているだけなのかも。そう、思ってもいいのかな。
それから何事もなく、保護者が迎えに来る時間になった。「じゃあね。ゆうかちゃん。また、明日。」みかちゃんの保護者は、少し強面だな。「また明日。みかちゃん、大好きだよ。」なんて言えずに、そのまま黙ったままでみかちゃんは連れられて帰っていった。いいな。一回目の人生で、本当の親に迎えに来てもらえるなんて。僕は、また嘘をつく。今の母親なんか大嫌いだ。だけど、大好きって言わないと、母親の前では、女の子らしくいないと怒られる。もう、いいかな。一周回って、また一回目の両親に戻らないかな。でも、死ねないんだよ。また、自死を選んだらもう生まれ変われないような気がしているんだ。そうしたら、暗い世界に閉じ込められるのかな。そのほうが幸せなのかな。でも、僕はまだ、僕を生きたい。
死にたくないから。自分で死を選びたくないから。この人生は、本当の優香に任せる。僕の声が聞こえるかどうか分からないけど、僕は、確かに生きていた。
あいつに、みかに殺されるのは嫌だ。強くなって、復讐なんかしないけど。生きるだけ。生きたい。神。僕は、もう、女の子として生きてもいいの。ただの、純粋な女の子にさせてよ。おねがい。…神様。お願いします。今世の記憶以外を消してください。明日から、みかを、友達として、親友として、笑い会える日が続きますように。いや、続けてください。僕は、要りません。僕の心は要らない。廃棄してください。
私は、優香。14歳になった。ママと、みかちゃんが大好きなんだ。もう一人好きな人がいるけど、まだ内緒だよ。幼稚園の時、私、自分の事を僕って呼んでいたみたいなんだ。みかちゃんの事少し嫌いだった気がする。今は、大好きなのに。私じゃなかったみたいなの。私、幼稚園の頃の記憶1ミリもないんだもん。
やっぱり、僕は、もう、生まれ変われないみたいだ。最初の人生で僕が自死を選んだわけを教えよう。優香の頭に届くかはわからないけど。
僕は、ひとりぼっちじゃなかった。今は、あいつと呼んでいる「君」。いい人だと思って、僕はそばにいた。ずっと、君は、笑っていた。僕の隣で、ただ笑っていてくれた。だけど、ある日、君は、僕に笑みすら見せなくなった。僕にとっての生きがいが、僕が自死を選んだわけになるなんて、今も本当に信じられないよ。
ある日は突然やってきた。君は、いつも通り僕に優しくしてくれた。挨拶だって、目を合わせてしてくれるし、にこにこしながら、僕のヲタクっぽい話も聞いてくれた。だけど、帰りのチャイムが鳴った瞬間…君は、僕をけなした。けなしたとしか言いようがない。君は、突然、僕をいじめだした。どうしてかな。そして、僕は、突然始まり続いたいじめに耐えられず、1週間後に飛び降り自殺した。なぜ、飛び降りを選んだか。準備が何一ついらないから。いるのは、身を投げ出す勇気だけ。僕には、それがあった。でも、間違いだった。苦しかった。君からのいじめよりも。僕は、君の走馬灯を見ていた。君が主役だった。最後に一つだけ教えて。どうして、ぼくをいじめたの?
うちは、みか。前世の記憶があるの。今もまだ「俺」って呼んでしまいそうになる。俺は、確かに、あの子をいじめた。けど、仕方がなかった。神様が、俺に、「あいつは危険だ。」と助言されて、チャイムが鳴った後から、いじめ始めろって。俺は、つらかった。あの子が自死を決行して、俺は、すぐに死を選んだ。そうしたら、生まれ変わった。今度は、仲良くなりたいと思った。けど、やっぱり俺は、神には、逆らえないや。ごめん。最後まで、迷惑だったよね。また、会ったら、「ごめんね。」と言いたい。そんなんじゃ、足りないけど。
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今、私たちは、月で暮らしています。あそこに見える真っ黒な星。あれが、私たちの祖先が住んでいた星。地球という星です。私は、あの星に住んでいたことがあります。今から、20年前のことです。そのころはまだ、海という生命の泉と呼ばれる宝庫があり、生命が生き残るための酸素。それは、今は、マスクから出ています。
そんな宝物に溢れた地球が滅びると分かった時、大人たちは、月への移住を真っ先に考えました。今まで、地球で生まれ、育ってきたにもかかわらず。故郷を捨てることしか考えることができないのか。今は、そう言える。だけど、あの時は、私も、逃げたい。そう思っていたのだから。
私は、中学校に通っていた。あなたたちと同じように、だけど違った。故郷が滅びようとしている不安を抱えながら生き残るための授業を。クラスメイトは、たったの9人。先生も含め10人。全校生徒、10人。中1だった。まぁ、みんなの年齢なんて興味なかったけど。
他の子供たちは、多分、家で、家族とびくびくしていたんだろうね。学校に通っていた子たちはたくさんの事情があって、家にずっと居られなかった。私は、両親が死んでから、祖父からの愛情をもらった。だけど、愛じゃないよ。愛なら、愛があるなら、暴力なんてしないでしょ。生きづらかった。祖父のそばにいたらしんでしまいそうだった。だから、毎日学校へ行った。学校にいたほうが楽だから。
「みなさあん、おはようございますー。今日も元気にいきましょう。」
と、先生はいつも言っていた。きっと、生きましょうだった。岡本勇介先生。頼りないけど、私達を一番に想ってくれていて。いい先生だったなぁ。
そのあとに、「おはよ。せんせぇ。今日は、何もないと思うよ。」と。彼は、佐藤くん。佐藤輝久くん。彼は、いつも的外れな予言をしていた。先生や、私達も、彼の予言を一切聞き入れていなかった。彼は、逆の事しか言えないのを知らずに。
「いつ終わってもいいけどね。」落ち着いていて、顔も見える。綺麗な顔をしていた。希ちゃん。独り言を毎日言っている。みんなは、最初に死ぬのは、あの子だって。でも、希ちゃんこそ生きてほしかった。
「まだ、終わらないよ。絶対。まだ、この星は終わっていない。」と、希ちゃんに反抗するように言っていたのが光ちゃん。正直この子の事あんまり好きじゃなかった。だけど、この子こそきっと心のうちは傷ついていたんだと思う。
光ちゃんに賛同も反対もしていない声が聞こえる。「きっと、俺は、どっちでも、死んじゃうんだよ。どうせ。親父みたいに死んじまうよ。」と明くん言っていた。だけど、明くんは生きている。今も。
毎日のように、この子たちは、言い争っていた。滅亡の日も。
いつも、教室には、緊迫した空気が流れていた。少し遅刻すると、「大丈夫?ケガしてない?」って。いちいち言ってきてくれた。好きだから。大切だからしてくれた。今だからわかる。だけど、その時は、やめてほしかった。偽りの愛に過敏になっていたから。
私は、嫌いだった。中田兄妹のことが、だって幸せそうだもん。卑しいよね。それもわかってる。だけど、、、。
中田裕くん。私の好きだった子。とても、かっこよくて、今、月にいて生きているなら、きっとモテモテだっただろうね。そのころは、遺すことより、生き残ることを優先されたから。人を好きになる人なんてほぼいなかった。妹のせいで、私は、愛を完全に失うことになった。
裕くんの妹の一花が、私にほらを吹いた。「一花と、お兄ちゃんね、実は、血がつながってないんだ。あと、私達、思いあってるんだ。」と。今なら、嘘だ。って、言える。だって、ありえないほど似ていたんだもん。血がつながっていないわけないよ。でも、その時は、まじに受け止めてしまった。好きだったから。好きすぎて顔なんて見ていなかった。まあ最初から、マスクで顔なんて見えていないけどね。
地球の最後の瞬間、一度きりだったけど、顔を見た。やっぱり綺麗だった。
滅亡の1日前に学校に来始めた子がいた。あの子が、来てからさらに世界の様子がおかしくなった。だけど、恨んだりしないよ。三浦太陽くん。太陽くんは、両親が死んだ。亡くなる前は、名前通りの性格だった。太陽のように明るい男の子だった。両親が亡くなり、太陽は、光を失った。滅亡に向かっていった。
太陽くんについてきた男の子。堂前晴くん。自動生殖器で生まれ、堂前家に養子に行った。だけど、私と同じように正当な愛を受けてこなかった。養子だってことは、ずっと頭の中に残っている。ずっと苦しんできた。私と同じだ。私と似ている。
これで全員。決して楽しくはなかった学校生活。太陽くんと、晴くんが来てからわずか一日で、地球の生活は、終わった。
滅亡の朝は、いつも通りだった。別に、何も起こる気配なんてしなかった。生き残るためにできることの授業を受けていた時。ばーーん。という音と共に、人々の叫び声が聞こえた。その瞬間地球が限界を迎えたんだ。森の叫び、海の願い全て聞こえた。だけど、もう遅かった。叫びは、人々に届くことなく撃沈した。岡本先生は、焦っていながらも私たちの命を考えていてくれた。「お前ら、大丈夫だよ。うちには、ロケットがあるでないか。」とロケットを指さした。月に行くことを設定されたロケットがある。そうして私たちは、校庭へ出た。ロケットへの道のりは、近いようで遠い。あともう少しで、ロケットにつくというところで、真下が、爆発した。「お前ら、走れ。ロケットは、あと少しだ。走れ。」と足を負傷した先生が言う。「嫌だよ。先生も行こうよ。」と、光ちゃんが言った。正義ぶっちゃってって、心の中で思ってしまった。「だめだ。もう、俺は、ダメだ。忘れちまえよ。こんな地球なんか。こんなダメダメな俺なんか。いけよ。走れ。お前らは、若い。まだまだ突き進め。なぁ。」足を抑えながら、光ちゃんの言葉を遮り、そういった。数分はそこから動くことができなかった。みんなの泣き声と、爆発音が響いていた。人の叫び声が聞こえたところで、佐藤くんが小声で「ここに、流星が落ちる、このままだとみんな死ぬ。」と、いつもだったら無視をしていたところだけど、その頃の私たちは、信じた。先生と光ちゃんは、うしろでゆっくりと歩いていた。「落ちる。」と。そんな声が聞こえた。そうしたら、先生たちの上に、そして、「ひかり、出ろ。俺の事なんか…」最後の言葉がこんなのなんて神様はひどいよ。神様なんていないだろうけど。神様がいるなら、地球をこんなんにしなかった。そんな先生を置いて、私たちは、ロケットのある所へ行った。光ちゃんは、私のせいで、って言っている。堂前くんは、やっと、死ねる。こんな人生は早く終わりにしたかったんだよ。私も一緒だよ。そう思っていた矢先ロケットのところについた。生き残ることがこんなにも苦しいなんて先生は教えてくれなかった。
ロケットに乗ろうとしたら、「えっ!七人乗りじゃん。嫌だ。誰か、二人乗れないじゃん。」と光ちゃんが。「じゃあ、私、残るよ。その代わりにお兄ちゃんは、乗せてよね。」と一花ちゃんが言った。そこまでできるほど、兄を、裕くんを愛しているんだ。「なんで、俺の事なんか気にすんな一花。」裕くん、あなたは分かっていない。自分が、愛するよりも、愛する人が生き残ることを優先している一花ちゃんの気持ちが。
「一人、あと、一人。」輝久くんが言う。その言葉で、早くしないとという気持ちが、「私でいいよ。別にこの世界に未練なんかないから。」希ちゃん。私、、「嫌だ。じゃあ私が…」続きを言おうとした希ちゃんが、私のほっぺをぶったの。「ばっかじゃないの。あんたは、愛を知りたいんじゃないの。愛を教えてくれる人周りにたくさんいるじゃん。大丈夫だから。きっと、また空の上で会えるから。」私は、これが愛なんだと思いながら、涙が止まらなかった。
黒ずんでいく地球の上で、たった二人しかも子供の立派に立つ姿を見ながら、私たちは、月へ行った。その間にこの手紙を書いた。「このロケットは、月に不時着する。だけど、明だけ、生き残る。」その言葉を信じて。そして、明くんにすべてを託して。岡本先生みたいな先生になるという夢を月でかなえたかったな。授業したかったな。ありがとう。先生。そして、また会えるね。
中川愛より。
この手紙を遺してくれた女の子は、死にました。ロケットの不時着で。この子の代わりに、僕が、学校の先生になりました。愛ちゃんは、僕にもわかるぐらい愛に飢えていました。「愛ってなんだろ。私が、裕くんが好きなのって愛なの?」っていう風に毎日つぶやいていました。僕は、両親も友達と呼べる存在もいたからその時は分からなくて、でも、今ならわかる。怖いんだよね。怖かったんだよね。愛してあげれたら。許してくれるかな。僕ももう一人じゃなくなるかな。早くみんなに会いたいな。
だけど、僕は、生きていく。君たち生徒のために。愛ちゃんが知らなかった知ることのできなかった愛を刻んでいこう。





なっが。て思うかもしれない。ここまで読めた人は、私に感想をお願いします。
#創作小説
#SFかも
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kaiyo

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私の書いた小説誰か読んで?
#創作小説
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前作『宵のまぼろし、夏の果て』をお読みいただきありがとうございました!!

本日より #カクヨム にて #創作BL小説 の公開をスタートしました!
今回は冬の物語。現代BLです!
拙い文ですがぜひ読んでいただけたら嬉しいです✨
気になった方はカクヨムにて
「夜明けがいちばん遠い場所」
と検索してみてください🔍

#創作小説 #web小説
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完結✨2ルートの最終話を公開しました!
夏果エンド ― 冥き夜の祝祭 ―
宵幻エンド ― 暁に還る祈り ―
どちらも本編であり結末です。

気になった方はぜひカクヨミにて
『宵のまぼろし、夏の果て』と
検索してみてください🔍

#創作小説 #Web小説 #夏の物語
#幻想ノスタルジー #読書好き
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第9話「響きの中で」公開しました✨

完結まであと3話です。
サクッと読めるボリュームになってますので
気になった方はぜひカクヨミにて
『宵のまぼろし、夏の果て』と
検索してみてください🔍

#創作小説 #Web小説 #夏の物語
#幻想ノスタルジー #読書好き
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第6話「きらめく夏の教室」公開しました✨

終わらない夏の日常に、
祭の夜の彼が教室へ現れる。

気になった方はぜひカクヨミにて
『宵のまぼろし、夏の果て』と
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#創作小説 #Web小説 #夏の物語
#幻想ノスタルジー #読書好き
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第3話「記憶の断片」公開しました✨
夏祭りで出会った少年と、不思議な黒い毛玉。
その出会いが、ひよりの中に眠っていた過去の記憶を呼び起こしていきます。

気になった方はぜひカクヨミにて
『宵のまぼろし、夏の果て』と
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#創作小説 #Web小説 #夏の物語
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