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rohi

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#リトルダンサー
#映画感想

【個人的評価】4.6点(5点満点)

終わりの見えない貧困、母親の死、認知症の祖母。
芸術を薪にしてくべないと生きていけない過酷な環境の中、息子にチャンスを握らせてやれるのはやはり親なのかなと思います。

父親役の演技が素晴らしかったです。
兄と弟、父親にとっては2人とも大切な息子で守りたい存在です。
そんな父親の葛藤と決断には心を大きく動かされました。

イヤな奴ばかりに見えた主人公家族らの心変わりによって、
この作品の本当のテーマは、バレエでも炭鉱ストでもなく、家族愛だったということに気づかされます。

また、終盤になると秀逸さが加速し、
感動的なラストへと進んでいきます。

重すぎず、ハラハラドキドキする。
そしてしっかり感動させてくれる。

文句なしのおすすめ作品です。
映画の星映画の星
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guiren

guiren

映画「リトルダンサー」の中学生ぐらいの女の子が主人公を口説く時のセリフが「私のアソコ見たくない?」って過激すぎるねんけど、
主人公の返しが「見せなくても好きだから」なのがうますぎ。
ガッツク年齢の思春期にそのセリフ出てこない。

このセリフの後主人公は家に帰るのだけど、残された女の子はどういう気持ちなのか。
その後女の子との共演シーンはないのだけど、女の子の母親でもあるバレエの先生に電話をする場面があり、女の子が電話をとるけど無視するシーンはあるねんけど、どうなんやろ?

#リトルダンサー
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sa

sa

リトルダンサーやってるなんて!
観に行かなきゃいけないじゃん!
明日か明後日!絶対行く🥰
#リトルダンサー
#ビリーエリオット
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夏実

夏実

#映画 #Gravity映画部 #リトルダンサー
#リバイバル #ナツの映画レビュー
2000年公開『リトルダンサー』
大人の都合に翻弄されながらも夢を貫く
少年の姿を描いたヒューマンドラマ。

80年代半ば、舞台はイギリスの炭鉱町。
炭鉱で働く父と兄を持つ少年ビリーは
家事や祖母の介護の合間にボクシングを
習っているが身が入らずにいる。
あるときバレエ教室がジムの一角を使う。
その練習の様子に目をとめるビリー。
ふとしたきっかけでレッスンに参加し…。

男の子がバレエを習うことへの偏見は
いまだ根強いと思われるが、80年代半ばは
いわんやと言えるだろう。今でも米国では
『フィギュアスケートをしていると、
 ゲイなのかと言われる』と五輪金を得た
男子シングル選手が以前発言し、その後に
ゲイ差別意識はないと謝罪する騒動すら
あったほど。その時代にバレリーナの夢を
貫く強さはどれほどの思いとなったか。
実際に劇中にはゲイの友人も登場するが
最後まで暖かい友情を育んでいる。

この映画はラストシーンで見事な舞を見せる
アダム・クーパーの伝記ではないが、
きっと彼も差別や偏見と闘いながら研鑽を
積んできたのだろう。

さらに主人公は炭鉱労働者といういわゆる
“ガテン系”の社会に身を置く家族に囲まれ、
女性的とされる趣味や価値観を受け入れる
ハードルがさらに高くなっている。
中盤、ボクシングもバレエもせずに家で
大人しくしていろと言われるビリー。
ヤングケアラーの問題も絡み合って、
その夢が潰えるかのように見えてしまう。

しかしついに息子のためにストライキを
脱退しようとする父。俺たちに未来はない、
でも息子には可能性があるかもしれない…
夢を叶えてやりたいと男泣きする。

何度も壁にぶつかりながら細い手を伸ばし
遂に夢のチケットを掴み取るビリー。
ピュアに人生を切り開く様は、いくつに
なっても心を揺さぶる。

アダム・クーパーが魅せる『白鳥の湖』は
マシュー・ボーン演出により大胆な新解釈を
加え、男性同士の悲恋として再構築された
物語となっている。ゲイの友人と変わらぬ
友情関係にあるビリーからの“答え”に見え、
この絶妙な配役は心憎い。

2024年夏にエルトン・ジョン作曲による
ミュージカルが来日公演し、本作も再上映。
ファンはぜひどちらもチェックしたい。
映画の星映画の星
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ろびのわーる

ろびのわーる

『リトル・ダンサー』
イギリスの炭鉱町。ボクシングを習っていた少年ビリーは、ある日バレエに出会う。頑固な父に反対されるが、バレエ講師の熱心な指導もあり、ビリーはバレエにのめり込んでゆく。

母を亡くし、祖母と男三人の家族。ビリーの反抗期や父の仕事がストで不安定という事情もあり、殺伐とした日常を繰り返していた。

そんな中でビリーが見つけた“夢中になれるもの”。夢に向かうビリーの情熱は、頑なな父の心を溶かし、家族や講師の希望になってゆく。

後半の父親の表情の変化がドラマティックで、めちゃくちゃ泣ける。ビリーに対するバレエ講師の無償の愛も素晴らしかった。

そして何よりも驚くのが、ビリー役の少年が見せるダンススキルの高さ。バレエだけでなくタップダンスもこなし、ミュージカル的な感情表現も見事だった。

背景の陰鬱さとのコントラストで、希望がより輝かしく、美しいものがより美しく見える。家族愛に胸が熱くなり、爽やかで優しい気持ちになれる作品。
「コーダあいのうた」に重なる部分が多く、好きなひとは絶対好きだと思う。

#GRAVITY映画部 #映画鑑賞 #UNEXT
#リトルダンサー #バレエ
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