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読書記録です。
サピエンス全史-文明の構造と人類の幸福 上・下
ユヴァル・ノア・ハラリ 著
柴田裕之 訳
とても面白い本でした。
なぜホモ・サピエンスが地球の支配者になったのかということがよくわかりました。
大勢の人々が共有する「共同主観的」な想像の世界、虚構の世界で生きることになったことによって、伝説や神話、神々や宗教を生み出し、それを共有する者なら誰もが柔軟に協働する能力を獲得した。近代以降においては、企業や法制度、国家や国民、人権、平等、自由という虚構を発明して、加速度的に変化を加速させたそうです。
近代以前と近代以降、科学革命の前と後は何が違うのか。
科学革命以前は、人類は未来に向かって進歩するというのをほとんど信じていなかった。黄金時代は過去にあると考えた。
大航海時代を迎えて、まだ知られていない重要な事柄が多数あることが認められたことで、新しいことを知ることで、新しい力を得ることができる、これが近代への扉を開いたそうです。
大航海時代以降、世界を開拓していくために、税金に頼らずに、株式を発行して開拓資金を集めるようになり、それが資本主義社会へつながっていったそうです。
壮大な人類史のドラマが描かれていてとても勉強になりました。
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ケイヌ
「伝え方が9割」と予測変換で出てくる。
うん、知ってる。
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ガイ
#読書 #フランス文学 #小説 #ベストセラー
殺人者の健康法
アメリー・ノートン
1992年刊
1996年11月1日発行
女性の書く文章でもこれなら読める
ものを書くということは危険なことなんだな
どうしても自分がさらけ出される
考えさせられる事だと思う
小説なので架空ではあるが
ノーベル文学賞を受賞したフランスの文学者が余命2ヶ月、世界でも稀な軟骨癌に侵されたことが知らされた
湾岸戦争が始まる1991年に
世界中のマスコミが取材を申し出た
選ばれた会社が毎日1社づつ取材を許された
この文学者はセリーヌのように、全ての記者にも咬みつき、皆 記者としてよりも人間として、この文学者に降伏して屋敷を逃げ出てしまう
記者クラブには顔を出していない 30才独身の女性記者が取材の日、記者は文学者にまさに対峙する
この記者は文学者の過去を洗ってあった
付け焼き刃の取材ではない
その意味ではこの文学者の作品には魅力があったと読者にも説得力を持たせることができる
女性記者は 大きく醜く太って車椅子に乗る、老いた文学者の未完の小説から、このノーベル文学賞まで受賞した文学者が17歳の時に15才の愛し合う従兄妹を殺したことを、追求し告白させる
言葉のやりとりが徹底的だ
醜く太った文学者に、ひざまづけと命令する
体も動かないほど太った文学者は腹這いにさせられただけでも息ができなくて喘ぐ
文学者は記者に 愛 と文学者が86歳まで抱えてきた孤独な傲慢さを記者が受け継ぐことになることを告げる
記者は文学者の首を絞め予定調和のように終わる
文学者が従兄妹にしたように
そして未完の小説はベストセラーとなる
こんなストーリーだ
この作品がデビュー作だがフランスで衝撃的な評価を得て、世界的なベストセラーになった
これは架空ではない
これは何なのだろう
小説として書くことの意味を、会話の中で抉り出されるような、男女の立場の違いや愛情、老い、文学、殺人など 眼を逸らすことができないやりとりが続くからだろう
最後が文学者の怨念のようでもあり
映画のレオンの最後のようでもある
フランスらしい
日本で生まれたペルギー国籍の白人 雨理さんの文学界での成功のスタートだ
今後も 作品の発表には注目して行きたいと思う


ガイ
#読書の星 #小説 #ブラジル小説 #ベストセラー
アルケミスト
パウロ・エコーリョ
1988年出版
1994年12月発行
とても素晴らしい
ブラジルのベストセラー小説
---------- その 2 ----------
武装部族に捕まり、少年は風になることを約束させられる
当日少年は砂漠と話をする
どうやったら風になれるのか
砂漠は 風が知っていると言う
風は知らないという 知っているとすれば天だろうと言い
凄まじい風を巻き起こす シマムが吹き荒れた
天も風になる方法は知らないという
天との会話で 天が愛について知らないと少年は突き詰める
砂漠も風も天も、この少年に心を奪われている
天は 全てを書いた手と話してみなさい と言う
少年は全てを書いた手の方に向き直った
しかし、なにも話さないことに決めた
彼自身が奇跡を起こせることを知ったのだ
部族からも解放される
少年は錬金術師とも別れピラミッドに到着する
宝物を探そうと意志のままに砂を掘る
そこに数人の影が近づいてきた
またしても持っていたものを奪われた
だがその盗人の一人が残した言葉は 宝物のありかだった
その 宝物のありかとは、少年が羊飼いをしていた時に見捨てた教会だった
最後は スペインに戻りたくさんの宝物を見つけ
砂漠からの風に運ばれてきた言葉に応える
愛する女性のところへ オアシスへすぐに戻ると
アラブのエキゾチシズムと砂漠が雄大で幻想的で、人間そのもの浮き彫りにするようだ
アラビアのロレンスの映像を思い描かせる
読みながら、夢の中を歩いて行けそうな気持ちになれた
すばらしい文章だと思う

ロキ
子どもたちの水やりスタートは
このぞうさんジョウロが
スタートなのでは?[ほほえむ]
これで我が家のトマトに
水をあげましょうかね[照れる]
このジョウロ
どれくらい前からあるのだろうか?
#ふと思ったこと
#ベストセラー

Lisa
本という名の親友。
#ベストセラー

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