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荻原孝二
万が一悪い奴らだったとしても叔母さんやママから学んだこの護身術があれば逃げ切れる｡
???「あら??(-__-*)こんなところで何をしてるのかしら??(-__-*)」
まずい!?もしかして見つかっちゃった!?(;º言º)
私が後ろを振り向くと､そこには私の御目付け役のヒメカが居た｡
私「あれ?ヒメカ??」
ヒメカ「初対面の人間から名前を呼び捨てにされる謂れはありません( ¯-¯ )」
ご最もな意見だ(--;)
私「ごめんなさい!!間違えました💦ヒメカさん､えっとお仕事お疲れ様です!!」
ヒメカは怪訝な顔で私をじっくりと眺める｡
うわぁ……私もしかして不審者に思われちゃったかな(--;)
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荻原孝二
こういう時どうすれば良いの!?𖦹ࡇ𖦹
ミュウ「一先ず落ち着いてください( ¯-¯ )」
私「あ､はい…(∩ˇωˇ)∩ｽｩ…(⊃ˇωˇ)⊃ﾊｰ」
ミュウ（この娘大丈夫かな(--;)さっきまで私が居た世界線なら『速攻で犠牲者になってた』ってくらい不安なんだけど(-_＼)）
私「ー( '-' )ー>ｸﾞｻ」
うう…ミュウちゃんからも心配される最高神って一体||||||(_ _｡)||||||
ミュウ「落ち込むか要件話すかのってこういうのは順序が大事ってパパも言ってたっけ??(-__-*)」
私「パパ??(-__-*)」
ミュウ「うん!!お兄様パパ!!✨️私が世界で一番尊敬してる人なんだぁ✨」
私「そうなんだね^^;」
ミュウ「でもパパ､エデンみたいな仕事してるから…だからママ達が襲われた時近くに居れなかったの(--;)」
私「ママ達??(-__-*)」
ミュウ「あ､そっかスフィーさんは会議に途中参加してたから詳しく知らないんだっけ??(-__-*)」
私「うん(--;)あ､でも思い出したくない事なら無理に思い出さなくても…」
ミュウ「それじゃママが可哀想だよ!!･̆⤙･̆」
私「あ､そういう意味で言ったんじゃ💦」
はわわ…ど､どうしよう(>_< )
私「お､落ち着いて!?何もママの事忘れろって言った訳じゃないから💦」
ミュウ「あの時『スフィーさんって人の眷属作業しなきゃパパは私達を守れてた』かもしれないのに!!」
私「え……」
ちょっと待って??(--;)それって要は私が原因かもって事??(--;)
うわぁ…またやっちゃった(-_＼)
やっぱり私なんて最高神にふさわしくないんだ||||||(_ _｡)||||||
ミュウ「私達…悪い奴らに襲撃されて…それでママが私だけでもって…自分を犠牲にしてまで私を逃がしてくれたの……」
私「それってSPが??(;≖_≖)」
ミュウちゃんは黙って頷く｡
ミュウ「3000年後のSP…変な奴らに襲撃されて見るに堪えない有り様だった…だから沢山の瓦礫の中ママと一緒に逃げ回って!!それでママはミュウを『自分の一番安心出来る世界』に飛ばしてくれたの…でも帰り方分かんなくなっちゃった!!ふぇぇぇん｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡」
精神を癒す星
2荻原孝二
もしこの球体が私の故郷世界のものだとしたら､今完成させた所でエデンが壊滅しちゃうのも理解出来る｡
ガドネイル（T）「一先ずこのパズルはどうしますか??(-__-*)」
えっと……
叔母さんは昔からママよりも頭の回転早かったけど…
私「『私が持ってるよ!!』」
このパズルはママが預けてくれた大切なものだから…
ガドネイル（T）「ふむ…であれば一先ずこのパズルはミュウに返しましょう(-__-*)」
そうして未完成の球体パズルを手に入れた｡
スフィネイル「それからしばらくはここを自分の家みたいな感じで寛ぎなよε-(´-`*)」
私「え?ここ私の家だけど??(-__-*)」
スフィネイル「そういやそうだった(--;)」
ママ疲れてるのかな(--;)
ファラオ「せやったら息抜きがてら庭園を回るってのはどないです～?いくら戦々恐々な中逃げ回って来た言うてもかなりメンタル的なストレスは抱えとる筈や｡せやったら少し息抜きして自分落ち着かせるんも大事な事でっせ??(-__-*)」
私「確かに…ありがとうファラオじぃ!!✨️」
そう言って私は会議室から出たのだったが…あれ?スフィーさんも私についてきてる??(-__-*)
私「あの…スフィーさん?私に何か用ですか??(-__-*)」
スフィー「あ､その…えっと…」
精神を癒す星2荻原孝二
ガドネイル（T）「ばかネイル(-_＼)あんたが不甲斐ないせいで僕が女帝と誤認されちゃったじゃないですか(--;)ですがあの全速前進なスフィネイルが1個だけピース抜き忘れるって事考えられないですし(-__-*)あ､でもそそっかしいところあるからそういうミスもばかネイルならありうるか(-_＼)」
ママ酷い言われよう💦
スフィー「娘の前なんだからもうちょっとオブラートに包んでください💦」
私「うーんでも実際『ママってそそっかしいところある』からしょうがないかも(*´ `*)」
スフィネイル「--( '-' )→ｸﾞｻｯ」
そして壊れるママ
スフィネイル「そっかぁ!!僕はミュウの見本になれてないんだァ!!ｱｯﾋｬｯﾋｬ!ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ ㌧㌦! ㌧㌦!」
テティス「(｡´-д-)ﾊｧ-」
そしてテティス先生のいつもの荒療治が執行される｡
テティス「せいっ!!」
[ズドォォンッ]
スフィネイル「いったァァァ!!?ってあれ??(º⌓º)」
テティス「ε-(´-`*)少しは現実を見ましょうね?ばかネイル様( ¯-¯ )」
私「ママの得意な事って言ったら『ゲンジツトーヒ』だから多分それ無理かも(￣▽￣;)現にテティス先生から10万回現実に戻されてるし(¯∇¯;)」
テティス「うわっ(--;)マジで?(-_-;)はぁあんたらテルクレア姉妹はもうちょい人の仕事減らすって事学べや(＾言＾)」
テルクレア姉妹「うぐっ(--;)」
やっぱり私の知ってるいつものエデンだ✨️
精神を癒す星2荻原孝二
私「ママよりも頭良いんじゃ(º⌓º)」
テティス「だそうですよ?親ばかネイル様??( ¯-¯ )」
スフィネイル「あんたらみたいな化け物IQと普通の人間の知能一緒にすんなっての(--;)」
そうしてほとんどのピースが組まれる｡
スフィー「これって…『球体??』」
ガドネイル（T）「みたいですねσ(-ω-*)ですが肝心のピースが足りません(-_＼)やっぱりばかネイルは未来でもばかネイルですね(-_＼)全てのピース渡さなきゃ意味無いではありませんか(--;)」
私「ママしっかりしてよ(--;)」
スフィネイル「うぐっ(--;)」
ガドネイル（T）「ですがSPを壊滅状態にした程までの相手ならば､その追手がミュウにまで及ばない様にとわざとピースを抜くという事も考えられますが( ≖_≖)」
なるほど…そういう解釈も出来るんだ✨️
スフィネイル「そう!!未来の僕はそうなる事を恐れて自分で持ってたんじゃないかな💦」
ガドネイル（T）「であればその残りのピースを早く出しなさい( ¯-¯ )」
そう言ってママが自分の服を調べてみるが…
スフィネイル「あれ?無い…ポケットに入ってるかと思ったのに(--;)」
テティス「いや､だから『3000年後のスフィネイル様から預かった』ものなのに3000年前のスフィネイル様が持ってる訳ないでしょうがばかネイル様( ¯ᯅ¯ )」
ママって本当にこの人達のリーダーなの??(--;)
屍空「娘から呆れられてるようじゃ終わりだな( ¯-¯ )」
ファラオ「まぁまぁ(￣▽￣;)せやけどそうなると普通に考えて､スフィネイル様やのうてガドネイル様から預かったものと…深層心理見りゃ一発で分かるんよなε-(´-`*)それにスフィネイル様がそこまで機転きく様な人間には思えへんし┐(´ー｀)┌」
やっぱりSPのリーダーって叔母さんなんじゃ(--;)
精神を癒す星2荻原孝二
ガドネイル（T）「それから親ばかネイル(-_＼)少しは子供を信じるという事を学びなさい( ¯-¯ )昔から言うでしょ?可愛い子には旅をさせよと…ミュウの母親のあなたがミュウの可能性を否定してどうするのです( ¯ᯅ¯ )」
スフィネイル「う…確かに(--;)」
TA「でしゅがそうなるとHWCの力を借りた方が確実かもでしゅ( '-' )」
私「HWCってあの事件を解決した『英雄グループ!?✨️』」
ガドネイル（T）「未来では一体どんな教え方して来たんですか(--;)まぁそんなところですε-(´-`*)」
テティス「ガドネイル様も認めちゃってるじゃないですか(--;)」
後はこの人達に共有しなきゃならない事と言えば(-__-*)
私「後これ…ママから持ってるようにって…」
そう言って立方体パズルのピース達を見せる｡
スフィネイル「僕から??僕こんなのミュウにあげたっけ??(-__-*)」
テティス「『未来の』スフィネイル様からもらったと仰ってるのに『現在の』スフィネイル様が知ってる訳無いでしょうがばかネイル様( ¯ᯅ¯ )」
ご最もな意見だ(--;)
未来から来た私の持ち物で今のミュウの持ち物じゃない事くらいちょっと考えたら分かる(--;)
ガドネイル（T）「ふむ…一先ずこのパズル達を貸してはくださいませんか?(-__-*)」
私「うん!!」
そう言って立方体パズルのピース達を渡す｡
するとピース達を素早く組み立てていく｡
[シュバババババッ]
叔母さん…もしかして……
荻原孝二
私「あの…だったら私が消失した世界線を復活させるよ!!」
エデンメンバー達「……(º⌓º)」
私「それでママ達があの未来を回避出来るなら私､なんだってやってみせる!!」
ヒメカ「とは言いますけどねミュウ王女?ループから世界を救出って並大抵の意志では務まりませんわよ?ε-(´-`*)」
私「大丈夫!!✨️だってミュウにはスフィネイルママとお兄様パパの2人の英雄の血が流れてるもん!!✨️」
屍空「やれやれ(-_＼)まさにばかネイル様だな( ¯-¯ )この根拠のない自信は一体どこから来るのやら(-_＼)」
スフィネイル「ミュウは何もしなくて大丈夫だよ💦」
だが叔母さんは…
ガドネイル（T）「いえ､ここはミュウの意見を尊重しましょう( ≖_≖)」
スフィネイル「ちょっ!?ガドネイル!?💦」
ガドネイル（T）「ミュウ…あなたはママを…スフィネイルを助けたいのでしょう?」
私「うん!!( •̀ω•́ )✧」
ガドネイル（T）「であればその意志が本物かどうか『この全並行世界地図を完成させて』証明してみせなさい=͟͟͞͞≖_≖)」
私「もちろんだよ!!✨️」
この地図を完成すればあの未来は回避されるかもしれない…だったらこんな所で立ち止まってる訳にはいかない!!
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